昨日朝刊の訃報記事にショック、島岡美延です。女流義太夫三味線の鶴澤寛也さん、62歳、乳がん。ラジオがご縁で、文楽だけでなく様々な演奏会に伺いました。素敵なお姉さんのイメージ、大切な思い出。
年下だけどかなりカッコいいのは昨日のラジオに登場した中村真夕監督。現在『劇場版 ナオト、いまもひとりっきり』が公開中。ただ、2015年公開の前作の時とは大きな違いを感じているよう。それは東日本大震災に対する人々の興味。特に、原発事故が多くの人生を変えてしまったこと、もうみんな忘れてしまった?
原発再稼働の動き、汚染水はあふれて海へ。60年を超えて使おう、新しく作ろうと原発「安全神話」、再び前のめりのこの国。中村監督は心から嘆き、怒っていました。東日本大震災より大きな被害想定の南海トラフ地震は必ず来ると言いながら、原発事故はどこにも起こらない?
来月には『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男』の再上映もある中村監督。信念をもって映画を作る姿勢、凛々しく美しいです。
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