南海トラフ巨大地震にも備えたい、島岡美延です。NHKドラマで大都市に津波、「ひとごと」でいい?
「自分のような遺族を出したくない」と12年間、語り続けている大川伝承の会の只野英昭さん。公開中の映画『「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち』の当事者にお会いしました。
津波で父、妻(3月11日が誕生日)、長女(小3)を亡くした只野さん。奇跡的に助かってTVカメラに語っていた少年は長男の哲也さん(小5)。児童74名が犠牲になり、学校の説明会などを只野さんは録画し続けました。その200時間以上の映像などから映画が出来ました。嘘をつく学校、なかった訓練、指導を怠った市や県。その責任を認めた〈画期的な判決〉は出たものの何が起きていたのか、わからないまま。
14時46分から3分間揺れ続け、津波到達は15時37分頃。只野さんは助かった命を〈奇跡〉と美談にするのも違う、と。危険を学び、訓練があったなら、命は守られたはずだから。
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