昨日は防衛費拡大の増税と自衛官懲戒免職のニュース、島岡美延です。性暴力被害は元自衛官・五ノ井里奈さんだけではなく、パワハラを含め職場で「常態化」。予算増やしてミサイル買う前に、もっと考えることがあるのでは。
最近読んだ『歩きながら考える』(中公新書ラクレ)の著者は、漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリ。コロナ禍の様々な番組で出演が増えていて、日本に滞在する(イタリアに帰れない)時間が長かったのが大きな理由でしょうが、その言葉に何度もハッとさせられています。
移動を制限されるパンデミック初期に出版された『たちどまって考える』に続く今作。コロナ前は2週間も連続して日本にいないような生活から、「新しい習慣に対する適応」を見せ、自身の新たな引き出しを発見したとか。
日本以外に住むことが多かったゆえに見える日本人像。特に彼女が考える「離れて住む家族」の結びつきは、人間関係の本質が詰まっていて、日本の政治家に読んでほしいもの。
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