支持率30%の内閣が国の方向を大転換、島岡美延です。人を助けたいと自衛隊に入ったら、外国にミサイルを撃ち込むのか。そんなの嫌だと思ったら、小さな声でも上げていく。
勇気を出して声を上げた菊池真理子さんは、母親が宗教新聞を配り、物心つく頃から宗教ありきの家で育った漫画家。自身を含め7人の2世(それぞれ別の宗教)の現実を描いたノンフィクションコミック『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』を読みました。
宗教2世が声を上げたイベントを見た出版社からの提案でウェブサイトの連載スタート。5話までアップしたところで某宗教団体からの抗議を受けて全話公開停止。どれほどショックだったか。がその直後、文芸春秋から「ウチは何があってもビビらないから」と声を掛けられ、出版決定。
まさに仕上げの頃、元首相銃撃事件が起き、宗教2世が注目されることに。高額献金に関する救済法案ができたとはいえ、金銭問題はあくまで一部。救って、人生を選べなかった2世たちを。
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