政治も円相場も天候も荒れ気味の5月も終わり、島岡美延です。『虎に翼』では寅子が日本国憲法を家族に説き、新しい時代へ。77年たつのに、とも思うけど、6月は国会終盤、都知事選告示、今こそ「誰もが平等」の意味を考えたいです。
これは日本のやり方を持ち込もうとしたけど、というビジネスマンの物語。映画『東京カウボーイ(6月7日公開)』をご紹介します。井浦新がアメリカ映画初主演。監督は山田洋次監督の海外現場に参加した経験もあるマーク・マリオット。アメリカを拠点に活動する藤谷文子が脚本参加と妻役。
アメリカ・モンタナ州にある経営不振の牧場を立て直して収益化するため、東京からきた商社マンのヒデキ。いつものスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするも、東京の常識は通じない。トラブル続きの中、カウボーイ姿に着替え、自然や動物と共に生きる人々と交流するうち、自身の効率一辺倒の働き方を見つめ直していく――。
國村隼が和牛の専門家としてコミカルに。モンタナの大地、圧倒的。
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