屋外ノーマスクは増加中、島岡美延です。「会話なし」の屋内行動も早くノーマスクになって。
この人は「人の目を気にする」とは無縁かも。岡本太郎著『沖縄文化論 忘れられた日本』(中公文庫)を読みました。
彼の沖縄行きは1959年、アメリカ占領下。ただ、その苦痛より、戦時中の「日本人が日本人に対しておかした、愚劣、卑怯、あくどさに対する憤りで、やりきれない」と。さらに、沖縄本来のものを圧迫し、官僚的な画一主義の枠にはめこもうとした、と明治以来の日本政府の行いを非難。踊りや民謡の禁止もあったと聞くと「腹が立つのを通りこして、馬鹿馬鹿しくなる」。
書籍は1961年発行、文庫には「増補」として1972年の文章「本土復帰にあたって」も。沖縄の人への願望として「本土流の卑しい常識など吹き飛ばしてほしい」「沖縄が本土に復帰するなんて考えるな、本土が沖縄に復帰するのだ、と思うべき」と。
今の円の価値は1972年並みだとか。50年、日本は何をしていた?
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