雨の朝の立春は発表会、夜明け前から色々準備、島岡美延です。
誰にも必ず朝は来る――。映画『夜明けのすべて(9日公開)』をご紹介します。瀬尾まいこの原作小説を『ケイコ目を澄ませて』が絶賛された三宅唱監督が映画化。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の夫婦役、松村北斗&上白石萌音がぶつかり合いながらわかりあおうとする同僚役。
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない藤沢さん(上白石)はある日、転職してきた山添くん(松村)の小さな行動に怒りを爆発させてしまう。やる気がなさそうな彼は、パニック障害を抱えてから生きがいも気力も失っていた。職場の人たちの理解に支えられ、友達でも恋人でもないけど同志のようになっていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできると考えるようになって――。
グリーフケア、介護のことなども。相手のことをもう少し想うことができたら、この世はきっと生きやすくなるはず。
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