終わり、ではなく始まり、についての会見、島岡美延です。「羽生結弦として」とよく言う彼は、〈引退〉の言葉を使わず、決意を語りました。熊川哲也氏が英国ロイヤルを辞めて、日本で唯一無二のバレエ団を作ったように、彼にしかできないプロの形を見せてほしいもの。
こちらは、予想外の喝采を浴びた物語。映画『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(29日公開)』をご紹介します。1985年、スウェーデンの俳優が体験した実話がもと。実在する刑務所の協力で撮影されたフランス映画です。
囚人のワークショップ講師になったのは、人生停滞気味の役者エティエンヌ(カド・メラッド)。S・ベケットの『ゴトーを待ちながら』こそ彼らの物語、と演目を決め、指導開始。訳あり囚人たちも次第に彼の情熱に応えていき、ついに「刑務所の外」での公演が決定。その芝居は予想外の高評価を受け、再演に次ぐ再演、なんと大劇場オデオン座から最終公演のオファーが届き・・・。
圧巻のラスト、かなりの驚きが!
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