昨日は京都アニメーション放火事件から3年、島岡美延です。「ガソリンの販売方法」は厳格化されても、社会の問題はそのまま、むしろ複雑化。
この3年、さらに日本が世界から取り残されていく感覚。語学力があれば? 映画『もうひとつのことば(22日公開)』をご紹介します。昨日のラジオに脚本・編集も手がけた堤真矢監督が登場。49分間に凝縮されたのは、二つの言語を操る意味とマスクの初対面の異様さ。
2020年夏。東京のとある英会話カフェ。仕事や経歴で嘘をつき、承認欲求を満たすミキ。アメリカでの俳優活動を志すも渡航できない健二。意気投合し、「別人になりきって英会話カフェに参加」して楽しむことに。ただし、お互いの人生に立ち入らない、日本語では嘘をつかない、という二つのルールを作って・・・。
初対面のマスク姿の人たちが交わす会話を見ていると、私たちがコロナ禍で失ったものの大きさを実感。マスクの相手の本音、表情を理解できていますか? これが当たり前って、やはり怖い。
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