厳しい数字が続くコロナの現状、島岡美延です。
昨日は国立劇場へ、歌舞伎俳優・中村京蔵主催『冬麗の会』を観てきました。
590人定員の小劇場で、“市松模様”状態の客席。
まず『豊後道成寺』。浄瑠璃、三味線、お囃子の方々が白い布をつけていて、正直、驚きました。
笛も布の下にもぐらせて吹く…!
振袖は、引抜でパッと変わりますが、その後見さんも顔に布。
師匠・四世雀右衛門仕込みのチャレンジ精神、コロナ禍でもきっちり踊って見せた京蔵さん。
『滝の白糸』は、泉鏡花原作の裁判劇。
法廷で裁かれる水芸の太夫・滝の白糸。
彼女を問い詰めるのは、かつて手を取り合った村越欣也。演じたのは、劇団花組芝居の小林大介さん。
二人ともラジオに出演してもらったことがあります。
お芝居に人生を賭ける人たちに本当に辛かったこの1年。劇場が閉鎖されたり、感染者が出て公演中止の事態も起きました。
本番を無事に迎えるまで、いつもの何倍ものご苦労と緊張感があったことでしょう。
来年には歌舞伎の客席に日常が戻ってきますように。
昨日は国立劇場へ、歌舞伎俳優・中村京蔵主催『冬麗の会』を観てきました。
590人定員の小劇場で、“市松模様”状態の客席。
まず『豊後道成寺』。浄瑠璃、三味線、お囃子の方々が白い布をつけていて、正直、驚きました。
笛も布の下にもぐらせて吹く…!
振袖は、引抜でパッと変わりますが、その後見さんも顔に布。
師匠・四世雀右衛門仕込みのチャレンジ精神、コロナ禍でもきっちり踊って見せた京蔵さん。
『滝の白糸』は、泉鏡花原作の裁判劇。
法廷で裁かれる水芸の太夫・滝の白糸。
彼女を問い詰めるのは、かつて手を取り合った村越欣也。演じたのは、劇団花組芝居の小林大介さん。
二人ともラジオに出演してもらったことがあります。
お芝居に人生を賭ける人たちに本当に辛かったこの1年。劇場が閉鎖されたり、感染者が出て公演中止の事態も起きました。
本番を無事に迎えるまで、いつもの何倍ものご苦労と緊張感があったことでしょう。
来年には歌舞伎の客席に日常が戻ってきますように。
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