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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ゴーン被告の脱出劇で

2020年01月05日 07時07分29秒 | 日記、その他
夜中に都心でも初雪、島岡美延です。
快晴になる正月休み最後の日。いえ、とっくに働いてます、という人も多いでしょう。
そんな非日常に入った12月29日、カルロス・ゴーン被告が日本を出国しました。
「日本の出入国管理、どうなっているの」と大騒ぎになると驚きましたが、出てくるコメントは、海外のものばかり。
法務大臣など日本の当事者は、ずっとお正月休み中?
著名な顔ぶれの弁護団も寝耳に水だったよう。
その一人、高野隆弁護士が自身のブログで裏切られた、と怒りを表明しながら、「日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を『暴挙』『裏切り』『犯罪』と全否定はできない」と理解も。
これは、とても重大なこと。
ほとんどの日本人は、ゴーン被告の脱出劇は自分とは全く無関係、と思うでしょう。
でも、取り調べ中の“人質司法”、起訴されれば、99.9%有罪という現実。
冤罪だと叫びながら、誰でも当事者になってしまう可能性が。
国際的基準ではないこの国の司法を正面から考えるターニングポイントになるのかも。

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2 コメント

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国民性のおかしさ ()
2020-01-06 12:03:36
一日遅れのコメントです。
 この件に関してだけでなく、イランと米国の一触即発の件についても、どこかの国の首相はじめ閣僚すべてがだんまりどころか、ゴルフに興じているのが実状。
 この一方で、テレビなどでは、ゴーン氏は大悪人というトーンでの報道一辺倒。もちろん、保釈の条件破りは褒められるものではないでしょうが、その原因となったいわゆる「人質司法」についてはほとんど語られることはなく、むしろ検察OBなどのこの捜査手法は適正というコメントばかりが流れるばかり。
 この国の国民にとっては、イランの件もゴーン氏の件もどうでもよく、それらにだんまりの政府関係者についても気にもしない・・・やはり世界的にみれば異常としか思えません。

 かたや日米同盟は世界一親密と言っておき、閣議決定で自衛隊の中東派遣を決め、その片方でイランとの信頼関係をうたっているどこかの首相が、この件について、いつものように「コメントは差し控える」だったらとても許せません。
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桂さまへ (島岡美延)
2020-01-07 11:27:11
新年もさっそくのコメント、ありがとうございます。
働き方改革といっても元日を休めるかどうか、なんて現実の人々が日本に大勢いる中、「年末年始は姿も見せず」の休みっぷりを徹底した“エライ人たち”。
2020年に明るい展望は描けず…、の五輪イヤー。
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