部分日食が見たい夏至に雨、島岡美延です。
昨日のニュースはGW中のごとく、再会、渋滞などの映像が続きました。
コロナと前法相夫妻逮捕の報道に隠れたわけではないでしょうが、フジテレビ系のFNNと産経新聞社が合同で行う世論調査で、実際には電話をしていない架空の回答が含まれる不正が見つかった、というニュースに驚きました。
14回分、回答の17%にあたる、と。
実際に不正を行ったのは、昨年5月から外部委託契約を受けた会社が、フジ側に報告をしないまま再委託をしていた会社。
数字を操作しようと思えば出来てしまうのが、世論調査なのか…、他の報道機関は大丈夫?
忖度から公文書を改ざんしても、さほどおとがめなしだったり、違法性を認識しながら現金をばらまく国会議員がいたり。
報道機関によって多少の違いはあっても、この国の民主主義を考える時に必要なはずの世論調査の数字。
アメリカでは再選のために必死の大統領が、「世論調査の数字が間違っている」と言い放つ事態に。
コロナで見えにくくなっているもの、ないですか。
昨日のニュースはGW中のごとく、再会、渋滞などの映像が続きました。
コロナと前法相夫妻逮捕の報道に隠れたわけではないでしょうが、フジテレビ系のFNNと産経新聞社が合同で行う世論調査で、実際には電話をしていない架空の回答が含まれる不正が見つかった、というニュースに驚きました。
14回分、回答の17%にあたる、と。
実際に不正を行ったのは、昨年5月から外部委託契約を受けた会社が、フジ側に報告をしないまま再委託をしていた会社。
数字を操作しようと思えば出来てしまうのが、世論調査なのか…、他の報道機関は大丈夫?
忖度から公文書を改ざんしても、さほどおとがめなしだったり、違法性を認識しながら現金をばらまく国会議員がいたり。
報道機関によって多少の違いはあっても、この国の民主主義を考える時に必要なはずの世論調査の数字。
アメリカでは再選のために必死の大統領が、「世論調査の数字が間違っている」と言い放つ事態に。
コロナで見えにくくなっているもの、ないですか。
というのは、以前とある仕事で10000人規模の調査を行い、これが社員の意思ですというのをやったことがあり、そのときに知ったのが、いわゆる世論調査の分母が千人程度ということでした。
あえていえば「たったの」千人の統計が世論として発表され、それが世の中の空気を醸成する、なんと恐ろしいことかと。
今回の件では17%の不正といいますが、単純に支持率を上積みすれば、30%が47%になるわけで、しかもそれはたかだか170人のデータで不正で出来てしまうという。やはり、流れてくるものに惑わされず、しっかりと自分で考えて行動と判断をすることが、これまで以上に問われている時代なのだろうと。
千人余りのアンケートで出てくる世論調査の恐ろしさ、まったくそうですよね。
「数字」というものをつきつけられ、考えさせられるコロナ禍の日々。
「東京で新型コロナの抗体を持っている人は、0.1%」、ならば、99.9%はかかっていない。
世論調査ではありえない数字で、99.9%と聞けば、「100%大丈夫」と思ってしまいそう。
世論調査と違い、「ややそう思う」という選択肢はない科学の数字。
それすら、どう解釈するか、政治的に利用されたりもしますが・・・。
コロナ接触アプリのDL数も、政治的発表?