傘をさしても濡れそうな強風に注意の月曜日、島岡美延です。朝だけでなく帰宅時も雨の予報。
先日の新聞広告で見かけて初めて行った竹橋近くの丸紅ビル内の丸紅ギャラリー、『和フリカー第三の美意識を求めて―』(~6月8日)で興味深い時間を過ごしました。
パリを拠点に活躍するカメルーン出身の現代アーティスト、セルジュ・ムアングの日本初個展。日本の漆による伝統的なアフリカのマスク、螺鈿細工のようだけど日本の伝統工芸とは違う漆彫刻。アフリカの染めや刺繍の布で作られた着物は見たことのない模様や色使い。
漆をこんな風に使うとは、と驚きのインスタレーション。アフリカは人類誕生の地だし、カメルーンはサッカー日韓W杯で身近に感じた国。でも、アフリカ出身の芸術家って見る機会が少ないかも。絵の展覧会の多くはヨーロッパ発、現代アートはアメリカ中心?
アフリカ系モデルが着物を身にまとった写真も圧巻。『和フリカ』、いい響き。入館料500円は全額、社会福祉法人へ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます