年末年始に舞台鑑賞はいかが、島岡美延です。東京文化会館でウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)の『ドン・キホーテ』を観てきました。
2月24日にロシアによる戦争が始まり、国立歌劇場のダンサーたちも国外に逃れ散り散りに。そんな中、恒例の夏ツアーは来日できたダンサーで開催。ただ、ウクライナ文化省の要請で、今年はロシア人作曲家の作品は控えることに。
『白鳥の湖』などチャイコフスキー作品を得意とするバレエ団がそれを封印。冬ツアーはバルセロナが舞台の陽気な恋人たちの物語『ドン・キホーテ』になりました。パンフレットに記載された複数のダンサーは来日できず、黒海封鎖の影響で舞台装置は日本国内で調達。
正直、見事な踊りに拍手を送りながら、ダンサーたちの背負うものの大きさを感じずにはいられませんでした。ウクライナ国立歌劇場による第九は28~30日。1月は新春ガラやオペラ。私にできる小さな支援、KyivとUkraineの表記、Tシャツ2枚を記念に求めました。
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