何のために政治家になったか、島岡美延です。セクハラ、パワハラ、女性問題で辞める首長、国会議員。お金や権力を間違って使う人、他にも?
これはより深刻な政治の過ち。映画『人間の境界(5月3日公開)』をご紹介します。『ソハの地下水道』のポーランドの巨匠アグニエシュカ・ホランド監督の最新作は第80回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞。公開時、ポーランド政府が上映妨害、政府PR動画を流せという命令を多くの独立系映画館が拒否。
2021年、ベラルーシ政府がEUに混乱を引き起こす狙いで大勢の難民をポーランド国境へ移送。ポーランド政府は受け入れ拒否。〈人間兵器〉と呼ばれる策略に翻弄された人々の過酷な運命を難民家族、人道活動家、国境警備隊の青年らの視点から描く、ほぼモノクロ152分。難民経験を持つ人も出演。
「映画は無力ではありません。世界と人間の運命についての真実を異なる視点から多面的に描き出すことができるのです」とホランド監督。
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