昨日から10度以上も気温が上昇、島岡美延です。
東高根森林公園では芝生の下に弥生や古墳時代の遺跡が保存されていて、人々の暮らしを想像しながら歩いた私。今、読んでいたのが斎藤成也監修・著『ゲノムでたどる古代の日本列島』(東京書籍)。
〈日本〉の呼び名はなかった4万年前の旧石器時代。本では列島にいた人々を〈日本列島人〉と呼び、ゲノム解析について各分野の専門家が執筆。この20年、いや10年で技術が進化し、かなりわかってきた〈日本列島人〉のルーツ。
以前、講演会を聞いた山田康弘氏の「縄文時代の墓をテーマにすることになった」経緯など、興味深い話。もっともゲノム解析の専門用語は難しすぎるけど。今の日本人のゲノムがどの地域と共通性があるかが判明してきて、縄文人もかなり正確に分析可能になってきたそう。
一方でルーツの違いがあれど皆、ホモ・サピエンス。もう少し平和にならないか、そうも思ったり。
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