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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

なぜ、こんな記者会見になる?

2019年11月28日 06時43分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
もう1週間ほど雨が続いたかしら、島岡美延です。
「桜を見る会」に“反社会的勢力の皆さまが出席されたかどうかは…”と会見で語った官房副長官。
もし、映画のワンシーンだったら笑いが起こるところ。
ところで、毎日の官房長官会見、企業や芸能人の謝罪会見などに比べ、記者の質問が生ぬるいと感じませんか?
これこそ、“記者クラブ”という日本ならではの仕組みのため。
この内閣で、新顔の記者が長官会見の参加を申請して、許可されたケースはゼロ。
映画『i 新聞記者ドキュメント』のカメラがそれをとらえています。
映画が撮られた頃、「桜を見る会」問題は発覚していません。
SNSにアップした写真を消す政治家、名簿を破棄する役人…。
“ないことにしてしまう”の丁寧バージョン?なのか、記者の質問にも「回答を差し控えます」を繰り返したり。
不祥事を起こした企業の会見ならば、怒号が飛び交い、何時間でも会見が終わらないケースのはず。
記者たちに答える、というより、その後ろにいる国民に答える、という感覚はないのかしら。



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2 コメント

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Unknown ()
2019-11-28 11:23:06
予定調和のお芝居、ただそういう印象しかないのが実情と思います。
ガラパゴスの典型の記者クラブにより、予定調和から外れる質問など許されないし、回答も二言目には「コメントは控えたい」。ええかげん、このくだらないお芝居に国民が怒らなければいけないと思うのですが。
個人的には現政権は第四次どころか最低でも第五次まではやるつもりと思ってます。本来なら何回も吹っ飛ぶような疑惑がありながら、依然として異常なくらい高い支持率を維持しているのも、こうしたお芝居が少なからず影響しているかと。
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桂さまへ (島岡美延)
2019-11-29 10:52:48
いつもありがとうございます。
記者クラブをなくして、あらゆる記者が質問できるような仕組みを作る…、それを実現するには、政権交代をしないと無理なのでしょうね。
不思議な日本語を駆使して逃げ切ろうという会見、いつまでこんなもの見なくてはいけないのか、絶望的な気持ちになります。
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