アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

着物で寒い時は100均へ走れ!

2019-12-24 | 失敗談

しばらく着物を着ていなかったので、下着や防寒に対する感が鈍りまして。

羽織に薄手のマフラー。
下着は半襦袢…これがいけなかった。
長袖シャツにするか、と迷ったあげくの半襦袢。
寒風にさらされて、二の腕までが冷える冷える!
 
足もとはストッキングにネルの足袋。
足首からスゥ〜ッと、冷える冷える!
 
このままでは風邪をひく、慌てて百均のお店へ飛び込みました。
 
買ったのは、ひじ&ひざウォーマーです。
2セット買って220円です。
 


 
1組は腕に。
もう1組は、お手洗いに駆け込んで足にはめました
 
暖かい〜!
着物は、一度着てしまうと中身は変えられないし、上に重ねたくてもその辺のお店でカーデガンや靴下を買うような事は出来ません。
こういうことがあるので、着物を着るようになると季節の移り変わりに敏感になります。
面倒くさいかも知れませんが、四季を楽しむための工夫を考えるのも楽しいですよ
 
 

ココアの琥珀流しと大失敗の巻

2019-02-13 | 失敗談
貝合わせで盛り上がった後、お茶をしましょうと大極殿本舗 六角店 「栖園(せいえん)」へ行きました。
さすがに連休ということで、しばらく待ちました。
2月はココアの琥珀流しです!


チョコ風味がくどくなくて、これまた美味しいー

と思っていたら「エミさん!」と。
あーやってしまいました。
チョコのソースを着物の2ヶ所に飛ばしてしまいました。
手ぬぐいで覆えない部分、袖口に近い方と、右胸のかけ衿の近く。


さっそく染み抜きに出しました・・・ショボン



着付けの忘れもの(帯枕)

2017-11-29 | 失敗談
娘たちが、何かあれば着物をリクエストしてくれるのは嬉しいものです。


義母からのお下がりは、しつけ糸がついたまま。
裾模様は刺繍が繋がる仕立て、付下げ訪問着と呼ばれるものかな

が、私は忙しかったのでした

荷物もこれで完璧だと思い込み。
「草履も持ってきてくれた?」「もちろん!」

しかし!母は帯枕を忘れました
仕方ないのでタオルを丸めて(出来るだけカッチカチに)


わ、ガーゼも晒も忘れた!
というわけで、ピピピ
腰ひもで「きんち」という種類のものがあります。絹地きぬちきんち になったとか。
たまたま持っていて良かったです。
これを広げてタオルを包み込んで、帯枕の代わりに使いました。


やはり本物の帯枕に比べたら多少引きが甘くなりますが、ほぼ問題なく使えました。
車の座席にもたれたので、お太鼓のタオル枕部分がつぶれてしわになりましたね。


授乳もあってせわしなく、補正もゼロ。
長じゅばんも省略して、Tシャツ型の襦袢シャツ「ふぁんじゅ」で楽に。(和装ブラをふわっとつけました)
着物の袖の中には、襦袢の振りはありません。
身内だけで、他の誰にもわかりません。

きんちの紐、少し高いのですが、裂けてきたら2本に分けて使えますよ。
ナンチャッテ、これはmayちゃんにいただいたものです〜あんがと

いやしかし、、、焦りました。反省



キモノに紙袋のスタンプインクが!

2015-10-17 | 失敗談


買い物をして、バッグと紙袋を持ち、
持ち変えているうちに、いつの間にか紙袋がキモノに当たっていたようです。

白いキモノに赤いスタンプのインクが付いてしまいました!


気付いてすぐに手拭いで叩き、
帰宅後にベンジンで叩きました。
(あくまで自己責任の作業です!)
ほとんどわからなくなりましたが...
本当は自分で触らず、専門の業者さんにお願いするのが一番です。
来シーズン、色が出てきたらどうしよう
皆さんも気をつけてくださいね

紬の単衣は天神橋筋1丁目のわつづり結衣さん。
あ、ロング足袋インナーが入荷って書いてはりますよ
小物は緑色。羽織紐は琴さん作


日暮れから冷えるので、綿麻の羽織をひっかけて出かけました。
ちょうど良かったです








アイロンにご注意

2015-07-03 | 失敗談


ほぼ着終わって鏡を見たら、襦袢の衿がえらいことになっとりました。
アイロンの面にこびりついたスプレー糊が、
白い半衿に茶色く転写されてしまったのでした。
時間が無いのであわてて別の襦袢に着替えました。
着替えた襦袢の衿は、もともと付いていたヘラヘラのものなので
芯を通してもグニャグニャで、えらい格好悪い装束となりました。

あわてると、ろくなことがありません。
慣れてくると、今まで気にしていた処もおざなりになって
こういうことを引き起こすのです。

と思っていたら、今度は洗濯物。
白く洗い上がった足袋を取り入れた時に見つけたもの。
洗濯機漕の汚れが、ちいさーくカスッとついていた。
(薄いワカメみたいなやつ)
それを爪でカシカシとこすったら、白い生地にババ色く残りました。
もう一回洗います・・・




キモノ、着て動かないとわからないこと

2014-10-18 | 失敗談


日本刺繍の講座へはキモノで行きました。
単衣にレースの羽織です。
ところが、綿麻なのでシワになる。
洗面所で手を洗った後なので


こういう所、マメに直さないといけませんね!
出かけている最中には、全然気付きませんでした(恥)

そして、
羽織ひもが長くて羽織が胸元で広がるようなので
少し短く加工しました。


これで様子をみます!
キモノは着て動いたり外へ出かける事で
わかる事がたくさんあります。
でもこれは洋服でも似たような事があります。
だから怖がらないで、
どんどん着て出かけてみましょう。

単衣キモノは西天満のシンエイで買った紬。
名古屋帯は本町フリマの木綿。


まだ麻の長襦袢で、講座では汗をかきました。
帰りは少し寒かったので、小物で調節が必要な季節ですね~。
難しい!

裏返しの長じゅばん

2014-04-29 | 失敗談


長丁場の文楽でしたが、やはりキモノを着て行きました。
紬に市松模様の染め。帯は下降する鳥(これも不思議な構図)
朝はまだひんやりとしましたので、レース羽織を重ねました。
着丈を少しでも出しましょうと、折り返しをほどいてギリギリで縫いました。
背の低い身ですから、こんなものでしょうか。
羽織紐が長くて羽織が開いてしまい、胸元が大きく見えます~


第1部はけっこう冷えたので、皆さん膝に上着やスカーフをかけていらっしゃいました。
羽織を着ていてよかった~と思ったんですが、
第2部は暑くて、ショールにすりゃよかったと思いました。調節が難しい季節です。
もう単衣でいい感じですね。

当然、朝は大慌てで身支度をしました。
キモノを着てから気づいたのですが、どうやら長じゅばんを裏向けに着ています。


自分の行動が信じられない・・・
そういえば、パッと長じゅばんつかんで、やおら袖に手を入れて裏返した気がします。
なぜ、そのような行動に出たのか、慌てていたから?としか言えません。
我ながら不可思議な行動をしたものです。
衿心も、前夜から入れていたのですが・・・ま、大丈夫。
そうそう大丈夫ダイジョウブ~あはは~
なんとまぁ奇妙な行動をした日でした。
これからはもう決して裏返すことは無いと思います。
これって…呆け…


長じゅばんの袖がはみ出てカッコ悪っ!

2014-03-07 | 失敗談


母から譲り受けた長じゅばんは、どれも私には大きめです。
身幅はちょうどになりました(え?聞いてない?)
重々わかっているのに、うっかり袖が長いことをスルーして着てしまいました。
着ている本人には、手首あたりを上から見るだけなのですが
キモノの袖口からゾワッとはみ出していますね。わはー。

あごをひっこめて可愛ぶっても出ています。


遠目で見ても、出ています。


朝は着たてであまり出てこなかったのが、
時間が経つにつれて出てくる。縮緬地が重みで下がって余計に伸びてくるのでしょう。
いやいや、最初から長いんだってば!
いつものように袖の上線だけつまむだけでは、袖口の下あたりから出てきそうな気がします。

手持ちのマイサイズ長じゅばんは、ずいぶん着古したことと、すでにマイサイズではないので
今年は新調出来たらいいなと思っています。

げんなりしたところで、
袋帯のことでも書いておこーっ。
誰が袖の刺繍がある、ハタチの頃に作ってもらったものです。
小尻ショットでお願いします。


大好きなんですが、いかんせん地色が・・・


また機会があれば締めてみたいとは思います。
(・・・・・本題からの逃避で〆ます)

お口直しに皆さんの様子を。






お土産は琴さんの檸檬ケーキ。


来年の新年会は、キチンとします!てへぺろ。




キモノで失敗したこと「コートの紐がない!」

2013-11-18 | 失敗談
セールで買った雨コートがありまして、未使用のまま数ヶ月・・・
そして、ついに南座へ行く日は雨模様!
喜んではいけないのですが、やっと着るチャンスがきたわけです。
ニヤリとしながら袋から出していざ羽織ってみました。
と、そのとき初めて結ぶ紐がないことに気がつきました。
突然、安い理由を知らされたわけです。しかし時間はない。
着付け用の小さいクリップをつけて、家を出ました。
何とか間に合って、南座到着。なんとなく憮然としているような私。

足元は誓文払いで買った雨草履ですが、これには難はありませんでした。
クリップが黄色だったら良かったかも。


いやいや、そんな問題ではない。
やはり事前の確認は、大事です。


キモノで失敗したこと「ロング名古屋帯」

2013-11-13 | 失敗談
キモノが好きで、やたら着たくて買いたくて。
もう10年近く前のことです。
あるリサイクルもののお店で、お手頃価格の博多帯を見つけました。
くるくる巻いて反物で置いてあったのを、無知&無恥のワタクシ問うてみた。
「これはこのまま使えますか?」
「はい、大丈夫ですよぉ」
という答えをいただきまして、
喜び勇んで締めてみたら、長いのなんの
どうしてこんなに長いのだ?
わからない。
けれどもどうしても締めて行きたかったのと、
名古屋帯と言われたから一重太鼓
と思い込んでいたのでした。
もうお太鼓の中身は解けたトイレットペーパーのようにぐじゃぐじゃ。
「なんだかおかしい・・・」と思っていたけれど、
お店の方が言われたのだから
これで間違いなかろうと、仕方なく羽織をはおって出かけたのでした。

そう、それは仕立てていない八寸名古屋の帯生地だったのでした。
わかった時の悲しさよ。
ありがとう羽織。

まぁ当時は何を締めてもグダグダだったんですけどね。ふっ。