アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

手指の荒れと戦う日々です

2013-12-31 | 日記


毎年、数ヶ月に渡って右手人差し指の先が荒れます。
皮が剥けてくる、割れる、悲壮感たっぷり。
ゴム手袋にハンドクリーム、
何をやっても改善出来ず。
絹衣に引っかかって生地に傷がつかないか心配で、いつもテープを巻きつけたり苦労します。
今日、薬剤師さんに「乾皮症にはコレ」と勧められました。
乾皮症なんですかコレ。
どうなんでしょう。ヌリヌリ続けてみます。

着付けのシュシュ12月の様子

2013-12-27 | シュシュ便り
12月、忙しい合間を縫ってお稽古お疲れさまでした。
とある日のこと、
ホテルのディナーショーに行かれる生徒さんに、小紋を着付け。
夜、「着崩れもなく苦しくもなく、パーティー楽しく過ごさせていただきました」
という丁寧なメールをいただいて「ほっ」
キモノはしんどいわーやめとくわー
にならなくて、本当によかった。
お出かけの前に「どうやって座るの???」と
現代はキモノで正座をするのも疑問のひとつ!
とにかく着て、行動に移すだけのことなのであります。
お化粧直しもいつもと違う気持ちで出来たかな。


1月は15日(水)からお稽古を始めます。
どうぞよろしくお願いいたします。

四條畷市、学研都市線忍ヶ丘  『着付けのシュシュchouchou』
着付けのレッスンは水曜日・土曜日 10時半~・13時~・15時~
着付けもいたします(出張可)
[完全予約制]
申込・お問合せはemi09069874553gmail.com
を@に変えてください)
必ずお名前と連絡先メールアドレスをお知らせください。

裏なんばでシンガポールご飯

2013-12-27 | ご飯
マーライオンが、まー。

24日ヒマやねんけど


ご飯でも?と集まった美目麗しい4名。
難波のシンガポール料理店「梁亜楼」(りゃんあろう)へ行ってみました。
宏亜楼があったのに行きそびれたまま閉店されてしまい、
その頃からどうしても海南鶏飯という食べ物を食べてみたかったので
いそいそと向かったというわけです。
今話題の裏なんば界隈にあります。高島屋と道具屋筋の間です。
飲兵衛と肝臓未成年者で乾杯!
空心菜のあっさりした炒め物、不思議なじゃこのピリリと辛い一皿、
前菜盛り合わせの豚肉2種、皮パリパリもちもち!
イカのエキスがしみた不思議焼きそば・・・どれも美味。


もちろん、海南鶏飯も注文しました。ジャスミンライス美味しいー!
たくさんいただいてなかなかリーズナブルな会計でした。ええやんええやん。
と、盛り上がった別れ際に、クリスマスイブであったことに気付いたメンバー。
「良いお年を~」

振袖着付けの練習会

2013-12-24 | 着付け
先日、着付け師仲間が集まって、振袖の着せつけ練習会をしました。
着付けのシュシュに、私を含めて5人の着付け師が集合。
おはしょりの始末や袋帯の結び方、小物の使い方など
細かく確認しながら、3時間ほど練習をしました。
トルソーではなく生身の人間に着せる練習は、本当に為になります。
また、
他の人からいただく気付きは重要で、思いこみからの脱却を図ることが出来ます。
主役である成人の皆さんに寿ぎの一日を幸せ気分で過ごしていただけるように
美しくありながらも出来るだけしんどくないように着せてさしあげたい。
そのための練習、真剣に意見交換も出来たと思います。
差し入れのお菓子で一服。


年が明けてからも練習の日を設けました。
来年の成人式は良いお天気でありますように。
それを祈るのも仕事のひとつです。

一升餅を背負って一歩

2013-12-24 | 日記
師走のとある日、baby男が1歳になりました。
地域的な慣習ではあると思います、私も知りませんでしたが
娘の嫁ぎ先のご両親のご配慮で(わぁ丁寧)
噂の「一升餅を背負わせる」場面を初めて見せてもらいました。

子供の一歳のお祝いのときに用いられる。
「一升」と「一生」を掛けて一生食べ物に困らないようにという意味が込められている。
また、丸いことから「一生丸く長生き出来るように」と願いを込めたものともいう。
from Wikipedia


料理屋さんに用意してもらった紅白のお餅(約2kg)
を、セットに入っている赤いリュックに入れて背負わせて
さあ歩け。


草食動物だったら命がけで飛び回って走り回っているはずの1歳ですが
人間にしても、一番成長が大きい時期ですね。


やっとヨチヨチ。まるでZAQ。
とにかくたくましく生きなさい。おめでとう。


河豚でちょっこしゴージャス忘年会

2013-12-21 | ご飯

もう、すみませんね。
阿倍野ハルカスの14階「春帆楼」
積立会費で忘年会でした。
本店は下関、伊藤博文なんちゃら。
月波というふく会席をお願いしました。


想像の通り、ボリュームはないけれど
明るい店内でゆっくり過ごさせていただきました。


唯一、ひれ酒のヒレがヒレと呼ぶには肉厚で、何度つぎ酒を足しても濃い!
と絶賛していた、飲兵衛なおっちゃん達の感想でありました。
結局、おっちゃんがくれた炊きものや雑炊でお腹一杯になりましたけども。

阿倍野近鉄がオープンしてから初めて天王寺へ来ました。


お昼にゆっくり見て回りたいものです。ごちそうさまでした。

男もの羽織、メリットとデメリット

2013-12-19 | キモノ
先日、男もの羽織を着ましたが、こんなことがありました。
雨模様だったので、いそいそと雨コートを出してきて
ちょうど防寒にもなりましょうと袖を通そうとすると
通りません。


男ものの羽織(キモノもそうですが)は、女ものキモノと違って
脇の下の身八つ口がない。つまり、袖がフリフリとなっていなくて
胴体に縫いつけられている状態になっていますので
袖を雨コートの袖の中にポイと放り込むことが出来ないというわけです。


ポイッと出せない羽織の袖は、雨コートの脇あたりで団子になりました。
仕方なく雨コートをあきらめて、大判のショールを巻きつけて出かけました。
というわけで、男もののキモノの上に女もののキモノを重ねることはできませんが
女もののキモノの上に男もののキモノは重ねられるということです。
ん?合ってる?
とにかく、今回男もの羽織りはとても役に立ちました。
脇の下スースーもなく、安心安全でとても暖かい。
しみ、取ってもらおうかな(まだ悩んでる)

男物の羽織を

2013-12-18 | キモノ
先日、思い切って袖を通したのは、祖父の形見の羽織でした。
何着かあったアンサンブルの中から、着られそうなものを出しておいたのでした。
羽裏には、雨にもめげずの文字。
男物の羽裏は面白いですね。
着丈もちょうど良く、暖かいお召でした。


でも、シミを見つけたので
もういいかな。手入れに出そうかな。迷うな。


長い期間仕舞い込んであったので、においが気になりましたが
埃臭さもカビ臭さもなかったし、ちょうど良いのがなくて手を出しました。
サイズ感がちょうどでね、爺さんが昔の人ならではのおチビさんで良かった。





正月準備・棒だら

2013-12-16 | 日記
母が作る「棒だら」の煮物はとても美味しくて、
おせちの中でも人気者です。
京都の「いもぼう」と言えば、えび芋との炊き合わせが名物ですが
実家のものは、棒だらのみで母が炊き上げます。
棒状に干した鱈(たら)は「たらふく食べられますように」
という意味を持つそうで。
毎年12月に入ると買って置いてあるのは知っていたのですが
初めて「切ってほしい」と頼まれました。
なめていました。堅い。
古いノコギリを手渡されて、なにくそギコギコギコ。


なんとか折りちぎるようにして分割したものを
今から水に漬けて戻し、年末に炊くのだそうです。


もう70代後半の母ですが、この味はたぶん私には受け継げないと思います。
私に出来ることがあるとすれば、よく切れるのこぎりを準備することだけでしょう。
だから元気で長生きしてね。