アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

調子笛を買いました

2012-03-31 | 小唄
三味線用音合わせのための笛を買いました。


吹いてみると、ハーモニカのような音なのですが
数字が書いてあって「3本」とか「5本」とか言うようです。
くわえて吹くと、両手が空いて使えるんですね。

最初はお師匠さんの三味線を動画で撮らせていただいて、
それを見ながら音合わせをしていたのですが
これでやっと自力で出来ます。
いや、ほとんど家ではお稽古していません。

裏側。


なんか不思議な形状のものが一つ増えて
うれしい気分です。

なんとなく文楽

2012-03-29 | 小唄
歌舞伎は役者を観る。
文楽はどうでしょう?
興味がありながら、なかなか足が向かない伝統芸能ですが
ものすごく観に行きたくなる本を読みました。

こちらは赤川次郎氏による随筆。
三毛猫ホームズとか、あまりハマらなかったんですが。

あとがきには
「文楽 こんなすばらしいものがある、ということを
 少しでも若い世代の人たちに知ってもらいたい」
大変わかりやすい手引きという意味合いもありながら、
伝統芸能に対する警鐘なども交えて、
一般的な市民目線な文章が好印象。
赤川次郎の文楽入門―人形は口ほどにものを言い (小学館文庫)
赤川 次郎
小学館


こちらは対談もの。
三毛猫ホームズの文楽夜噺
赤川 次郎 (著), 桐竹 勘十郎 (監修)
角川書店(角川グループパブリッシング)


こっれっは、、、おもしろかったです。
対談だけではなく、最後には赤川氏による短編もあり、
それがまた、滅茶苦茶おもしろい。
24年度は私、文楽観賞デビューしますわ。

みすや針で半衿すいすい

2012-03-26 | キモノ
いつの頃からか、針は100円均一。
そうなっておりましたが、品質のイマイチ加減然り。
特に、キモノを着るようになってから半衿を縫いとめるという作業では
針がすっと運べないのは大変つらい。
それが細かい運針でなく、トーーーン・トーーーン
というザクザクな間隔でも、すっと布を通らないのは腹が立ちますし、
やる気をなくします。

去年はイズミヤの手芸ワゴンセールで
日本製のくけ針を買いました。
使いやすいです、やはり。

そして先日、ついに「みすや針」へ侵入しました。


いつも休み・・・とかだったので、開いててよかった。


小さな庵のようなお店、だって商品が小さいんですものね。
針は「つむぎくけ針」にしました。
「絹くけ針」は一番細く、つまり穴も小さい。
ご主人は「つむぎくけでも大丈夫、うちの針はよぉ通ります」
と教えて下さいました。
それからまち針と、携帯用の針ケースも買いました。
小さな箱が可愛い。


フエルトでBOOK様になっていて、針をそれぞれの頁に刺して収納出来ますのと、
使っている時には針山の代わりにもなります。
ワンポイント刺繍もクマさんやらハートやら可愛い。
私はひよこを選びました。ひよひよ。
着付けに持ち歩くアンティーク裁縫箱にもぴったりのサイズ。


使い心地ですが
みすやの針は、穴もやすりをかけてあるそうなので
私でも糸が通ります!
針を洋服などの黒い背景に置き、えいや!と何回か差しますと
偶然ですが通る確率が高い。

そしてもちろん布への通りも良く、
こんな私でも気持ちよく縫物が出来ます。
さすが「みすや針」、さすが京都、です。


長女のお出かけ@結婚披露宴へ

2012-03-25 | キモノ
同級生の結婚式へキモノで集合!
となりまして、キモノを着せてください。

と長女が依頼してきたのですが
一応既婚者なので・・・うーーーん・・・
色無地に袋帯を結びました。
えり足を見て見て!ショートカット、美容院へ行く前なのでザンギリ頭。


他の方が振り袖なので、二重太鼓や二重太鼓の変形では地味かなぁ・・・と考えて、
ひだを作ったりなんかして。

まぁなんと華やかであったことでしょう。


「うまいこと色が重ならへんかったわ!」


と、帰宅したのは午前様。
結婚しているのは自分だけだったし、
結婚しているのを知っているのは同級生だけだったし
振り袖を着たらよかったなぁ!

うーーーん、本当だねぇ、着てもよかったかも?


お疲れちゃん!



週に一度はおけいはん・甘味

2012-03-24 | おやつ
河原町通りで用事を済ませて、
いやいや、2時間半もかかったなぁ
と、カフェへ行こうとする次女を誘って「梅園」さんへ。


小さい間口にわくわくします。
注文したのは、みたらし団子(5本ありました~食べちゃってる)


ぜんざい(お餅か白玉・・・お餅!)わらび餅のセット


無理やな。
ぜったい多すぎたわ。

と心配したのはどちらさんでしょう?
みたらし団子は、4個突き刺してありますが、パクッと一口でイケます。ほんまです。
香ばしく焼けたぜんざいのお餅は、ほわっと柔らかくて溶けます!
そして甘みも上品でさらり。いや、甘さというより小豆の旨さ。
わらび餅なんて、ナニこのおいしさ。

3種のお餅、あっという間になくなりました。
ソワレといい、梅園といい、
小さな座席が落ち着くわ。


膝をつきあわせて、顔を寄せ合って過ごすお茶の時間は
昔から大事なリフレッシュの時間なんですね。

週に一度はおけいはん・お昼ご飯

2012-03-24 | ご飯
たまたま用事が出来たので、祇園四条で次女と待ち合わせ。
先斗町を歩いて北へ北へ。


もっと良い感じなのに、しょうむない写真。
とても風情のある小路ですが、お昼ご飯を考えながら通り過ぎてしまいました。
新京極通りから三条通りへ入ったところで
せやせや、ここにしましょうと入ったのは「かつくら三条本店」
こけしさんも、先日kellyさんも言うてはった。


狭い路地を抜けてのれんをくぐる、
京都らしい作りでおもしろい。
ご飯、おみそ汁、キャベツおかわりし放題で
美味しくいただきました。

つづく。





マカロンもろた♪

2012-03-19 | 日記
友達の集まりがあった時に
手芸が上手で大好きなYちゃんから、みんなにプレゼント!


さぁさぁ、あみだくじ。

で、私がもらったのは、かぼちゃの葉っぱ。


こんなに小さくて、中も可愛い。


何を入れようかしら。
Yちゃん、ありがとう!

京都、知恩院から西洞院へぶらり

2012-03-16 | 日記
色々あって順番もわちゃちゃですが、
kellyさんと京都へ出かけたことを書きましょう。

コースは智恩院前の「やゝ」さんから
四条西洞院の「だいやす」さんまで。

しかしお水取りも終わったというのに寒い寒い!
やゝさんをひやかした後のお昼ご飯は
白川沿いのカフェにする予定だったのに、
何とも美味しそうなお出汁のにおいにつられて、
またまたお世話になったのは「かとう」さん。
智恩院前バス停にある、町のおうどん屋さんです。
かやくご飯もいただいて元気百倍~。

で、四条河原町付近で懐かしく入ってしまったのが「喫茶ソワレ」


kellyさんに見せたかったゼリーポンチ。
小学生あたりが喜びそうなネーミング。


キレイ。
これは味わうものではなく、インテリアのひとつ(笑)
そして、昔と変わらない青い店内。


BGMも無い空間ですが、昔話で盛り上がる盛り上がる。クックック!


ゼリーの色を見ていたら「ベロベロ」というお菓子を思い出して爆笑したんですが、
あったよね~覚えていらっしゃいますか?
舌の形のカラフルなわらびもち系・・・でしたよね?

バスをやめて歩いたのは、京都の町がつっこみどころ満載だから。
しかし、けっこうな距離です。
だいやすさんから引き返す時には、あまりに寒くて錦市場を通りました。
そしてなぜかFさんとお姉さまに遭遇し、立ち話に花が咲いてしまいました。

たくさん歩いたけれど、歩ける町「京都」大好き!
でも寒かった~~暑さ寒さも彼岸まで。
夜のライトアップイベント「京都花灯路」に行かれるかたは、
万全の防寒対策をお薦めしますっ。
(途中、使い捨てカイロを買って背中と肩に貼りまくりましたもんっ)

キモノの袖で手を隠す

2012-03-15 | キモノ
小唄の集いでの集合写真。


あれ?と思ったので、お師匠さんに伺いました。
ほら、着物の袖で手を隠していらっしゃる。
これは
鼓の舞台でのお作法だとか。
年とともに手を隠したくなる女性としては、
なかなかナイスなポーズです。
ちなみに
手を隠すというキーワードは、検索したら色々出てきます。

お稽古の時に、やっていただきました。


なんとなく良いですよね。
女性らしいというか、着物ならではの動作です。
今度やってみよ。

ちょー元気

2012-03-15 | 小唄
3月4日にありました小唄の会の集いは
お師匠さんの快気祝いの会でした。

しゃべる。


唄う。


踊る。


こんなに楽しい集まり出来るんやったら、次はどこを切ってもらおっかな~♪
と、
お食事に手をつける間もなく動き続けるお師匠さん。
たった一人でも「しょーむなかったわ・・・」
と、思われたらこの会は失敗ですって。
そういう思いで、ずっと生きてこられたということです。
おめでとうございます。
これからもずっとお元気で、ご指導をお願い致します!