アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

大阪でお好み焼き

2013-01-29 | ご飯
中部日本代表のこさんが大阪へ来られたので
一緒にお食事いたしました。
リクエストは「お好み焼き」
大阪と言えば、粉物と呼ばれるお好み焼き・たこ焼き・焼きそば・・・
本来なら我が家へお越しやす!と言いたいところですが
時間もないので、大阪駅近辺で探します。
さて、どこへ行きましょう???
新梅田食堂街、デパート、梅地下、グルメ街・・・
カウンターだけよりテーブルがあってほしいし、
老舗と言われるお店の出店って、期待外れになりがちな気がします。
むずかしー。
曽根崎警察署となりの風月へ行きました。
お腹ぱんぱん。
のこさん、またゆっくり会いましょう!
そして我が家でお好み焼きしましょう!

お見送りして、梅田ぶらぶら。


建て替えるという阪神百貨店を見上げる。
ここぐらい、このままでいいのに・・・。

フィンランド展へはキモノで

2013-01-28 | キモノ
北欧の展覧会というと、着ていくキモノも何となくイメージしやすいですね。
しかし、手持ちのものは決まっているから仕方ない。
母のものですが大島紬ではなく、大島もどきと聞いています。
琴さん写真ありがとうございました。
母が伯母にもらったまま一度も着ていなかったバチ衿キモノ、
光沢があってちょっとイライラする柄なので放置していましたが
琴さんには面白い柄と言ってもらえました。
身幅ピチピチ。


すずめのトランクさんの帯留め、ろうけつ染皮の帯締め。
飾りはトトロムーミンらしい?のつもり。
頭はクッシャクシャになってしまいましたが、朝はちゃんとブローしていた(シツコイ)

ストッキングに絹パッチを装着。
足袋は別珍ですが、やっぱり防寒草履が欲しかったです。
上着はウールのコートにファーの襟巻きをしていました。


おやまぁ後ろもブローしていたのに(くどい)

琴さんは北欧チックなお着物。
お顔が小さくて可愛いーー。


足元・手・耳・首まわり・・・
あったか装備はそれぞれの経験を踏まえて工夫していました。
風対策に帽子がいいなぁ。

ランチ~歌川国芳展~おやつ@神戸元町

2013-01-26 | 日記
坂道を逆風に向かって歩き倒し、もうお腹ペコペコです。
JR元町の高架下にある丸玉食堂へ飛び込んでしまいました。
「コア」とか「ディープ」とか「B級」とかの言葉で有名なお店のようですが、
「何にしましょぉかぁ♪」なんて悠長なことも言うてられず、
私は汁ビーフン、琴さんは牡蠣炒めとご飯を注文しました。


タイルの壁と電車のような緑の椅子、
高架下の雰囲気がたっぷり残っています。

お腹も落ち着いたので、元町商店街へ向かいまして
神戸大丸へ「歌川国芳展」へ。


天王寺で見て、東京で見て、これが3回目の国芳展ですが
うまいなぁ。やっぱりおもしろいです。

神戸に来たならデザートも♪
メニューにつられて入ったらMaduのカフェやったというオチで。


甘いものと熱いコーヒー。
外は寒そうです。幸せ。












フィンランドのくらしとデザイン-ムーミンが住む森の生活展へ

2013-01-26 | 日記
金曜日、琴さんをお誘いして
寒風ふきすさぶ神戸へ出かけてきました。
神戸県立博物館で開催中のフィンランドのくらしとデザイン-ムーミンが住む森の生活展が目的です。


阪神塩屋駅から海に向かって、風と戦いながら歩きます。
切った髪の毛をブローしてきたのに、風にかき回されてチリチリになってしまいました。
可愛い木の小屋があって、可愛いお部屋に可愛いものが並んでいます。


(縫いぐるみ設置反対)

北欧の森、雪、木、デザインをたっぷり楽しみました。
マリメッコのテキスタイルは、キモノと帯にしか見えませんねぇ。
ポストカードを買いました。


子供の頃に読んだムーミンシリーズですが
アニメが始まった時、ねぇムーミンこっちむいて♪
に「何か違う・・・」と反感を持ったのは
やはり原画の気持ち悪さと怖さがあったからでしょう。
外国本にありがちな難解さと相まって100%子供向け童話とは思えないので、
最近読み始めて楽しんでいます。

このあと、腹ペコ隊はまた逆風と戦いながらJR灘駅へ。
ランチめざして元町へ向かったのでした。

七五三の着物をお宮参りに

2013-01-23 | キモノ
ベビ男お宮参りの話になりました。
ベビ父が、自分と弟が着せてもらったキモノを
これでお宮参りに、と見せてくれました。
お母さんが羽織・袴と共にとてもキレイに保管されていました。

兜はてっぺんを取る。
龍は飛翔する吉祥模様。
松竹梅の松に破魔矢。
おめでたい柄の凝縮です。

お宮参りの御祝着と、七五三のキモノの違いを
初めて勉強させていただきました。
これからの作業は
肩あげと身頃のあげをはずして折り線の皺を取ります。
袖は本来ならば四角いままの仕立てですが
せっかく丸みをつけて仕立ててあるので
戻さずにこのまま使おうと思います。
あともうちょっとわからないところがあるんだな・・・

着物さくさくのsumomoさん、ご教示ありがとうございました!

温かい飲み物を

2013-01-21 | 日記
ヨーグルト、良いんですけど冷たいので
最近教えていただいた「ホットヨーグルトドリンク」
無糖ヨーグルト450gにお好みの量のお砂糖(80~100g)、そしてレモン汁(1/2個)
ぐるぐるかき混ぜて、適宜お湯に溶かしていただきます。

生姜を少し入れても良し。
なんともお腹に良さげなひなびた味です。
お湯に溶かさずにイチゴにつけても美味しい。
(イメージ通りとも言う)

あん?加糖ヨーグルトをチンしても良いのかな?
いえいえ、ぐるぐるしてお湯で溶くのが
自分で作った感があって良いのです。

紅花染め着物&足袋の失敗

2013-01-20 | キモノ
松竹座へは紅花染めの紬を着ました。
少しピンクがかったところがあって、はんなりと光沢があって
なんとなく春らしさを感じるキモノです。
西陣織の袋帯を合わせました。


防寒にビロードの道行きと、ファーの襟巻き。
暖かい日和で、ちょうどよかったです。

ところが
時間が経つにつれ、足の爪が痛くなる。
巻き爪が悪化している?急に?
と、家に着く頃にはもうジンジンに痛い。
ところが足袋を脱いでびっくり!
私は22.5センチなんですが、履いていたのは22センチ!
分けていたつもりの娘の足袋なのでした。
そういえば、いくつかのコハゼも内側にしか届かず、
お出かけしないうちに足首が太くなったのかな?
と、不思議に思いながら履いていたのでした。
この痛さは尋常ではなく、ホントにつらかった。
もう勘弁してよ~
と、自分自身にアホアホ光線を飛ばしたのでした。

壽 初春大歌舞伎@松竹座

2013-01-20 | 日記
ベビ男一家も去り、よぉがんばった自分。
ということで、着付けの生徒さんが歌舞伎の券を手配してくださいましたので
いそいそと大阪松竹座、昼の部へ。
縁起の良い櫓の下から、わくわくしっぱなしです。
大枚使ってワナワナ


という角度で緞帳を見上げる席でした!
桜も足元にハラハラでワナワナ


役者さんの息遣いが聞こえる。うれしいご褒美です。
亀治郎改め猿之助さん、隙が無いと言いますか、
全ての所作、小さな体からほとばしるエネルギーは
本当に素晴らしかったです。
右近さんもええなぁ。

藤十郎さんの静御前・・・

中車さんは、NHKのドキュメントで見た五右衛門。
最後は客席から「えぇ!?」と声が漏れました(続きは直接)

お弁当ははり重の洋風弁当を予約。


めちゃくちゃ美味しいんだけれど、
受け取りにお店へ走って、食べる時間は15分あるやなしや。
もったいない。お土産にしても良かった。

以上、冥土の土産観劇でした。



文楽へはお対のキモノ(アンサンブル)で

2013-01-18 | 小唄
文楽の日はキモノを着ようと思っていましたが
さて、何を着ましょう。
松の内だからおめでたコーデかな。
紬で楽チンがいいかな。

「私はお対(おつい)で行きます」
お師匠さんの鶴の一声で、私もそれっぽく。
いやいや、アンサンブルは持っていないのです。
紬の無地に、同系色の細かい格子の羽織。


お師匠さんは、白生地を染めてもらったというアンサンブル。
八掛けも共で。
帯は博多で渋コーデ。
さすが。


草履は畳表にコルクの台。さすが。


シャネルの手提げは荷物がいっぱい。
一週間生きていけるぐらい、色んなものが詰まっているらしい。
さすが。



初春文楽公演へ

2013-01-17 | 日記
1月10日、小唄のお師匠さんと大阪日本橋の国立文楽劇場「初春文楽」を観てきました。
劇場はお正月飾りで華やかに彩られ、なんともお目出度い雰囲気の空間になっています。

今回は産経新聞のイベントでチケットを購入したので、解説付き。
人形遣いの吉田勘市さんによる人形の解説だったのですが、
本当にお話が上手でわかりやすくて楽しい!
またお気に入り技芸員さんが増えてしまった。
人形遣いの道は、入門して足使い修行10年から15年、左手使い10年から15年、
気が遠くなるような修行の道に、皆さんからため息が漏れていました。

楽屋口にほど近い部屋での解説だったので、
元気に楽屋入りされる住大夫さんをちらりと目にし、
まもなく始まる舞台に、期待度が高まるのでした。

座席は舞台下手側。
私やっぱり義大夫&三味線を間近で聴きたかったなぁ。

さて舞台。
おめでたい「寿式三番叟」は、本当にいいです!
お能の舞台を設えて、衣裳も艶やかで素敵だし大盛り上がりです!
あんな柄のキモノや帯が欲しいわん。
三味線も好きだし、お正月に限らず何度も観たい演目です。

「義経千本桜すしやの段」は歌舞伎さながら、生々しい相関図を演じる人形達に
拍手喝さいです。

最後は「増補大江山 戻り橋の段」では、綺麗なお姫さんが鬼に変身します。
その迫力にこれまた拍手喝さい!
文楽歴のながーいお師匠さんも「人形の毛ぶりなんて初めて観た!」
と、驚かれていました。

大変めりはりのある演目の組み合わせで、存分に楽しめました。
近くの座席では
「東京公演はチケットが取れないので大阪まで来ました、新幹線代がかかりますが」
という話をされていました。
ひと昔前の大阪人の歌舞伎に対する思いと同じかしら。
演目は後半に入ったので、1部と2部が交代しています。

そういえば、
こないだ新春歌舞伎に行った友達が「マナーの悪いオバハンが多すぎる!」
と、怒り心頭で話していましたが
文楽は男性客も多く、歌舞伎よりもミーハー度は押さえられているように思います。
い、い、いびきが聴こえ(以下自粛)

お土産は、新春恒例捲き手拭い。


と言いたいところですが、はっしと取れるもんじゃありませんでした。


イベント参加の記念に頂きました。ありがたい。
終演後は、改装後に新しく出来たお茶席にて一服いただきました。


ちょうど本戎の日だったので
福娘が笹を持って文楽劇場へ。


ふるまい酒に大行列でした。
師匠がぽつり
「福娘のキモノ、あれもらえますやろ。見たら景気の善し悪しがよぉわかる」
まさに・・・。