アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

晩ご飯はたこ焼き!

2009-11-30 | 日記
久しぶりに家族が揃ったので、たこ焼きをしました。
鉄板もええ感じで、タネが焦げ付くこともなくスムーズに。

その昔はちゃんとお出汁をとって、薄力粉に長芋をすりおろして・・・
と凝ったことをしていましたが、
あれこれ材料を揃えるとけっこう出費がかさむのと、
最近は時短もメリットと言うことで「たこ焼き粉」を使っています

熱く熱した鉄板に充分に油を塗り、薄く溶いたタネを流して、
具を放り込んでいきますと、徐々に粉が焼けて固まってきます。

タコ、粉鰹、天かす、紅ショウガ、葱にキャベツ。お好みで諸々・・・
この段階でお醤油をさーっとかけてしまうと香ばしくなります

返すのは、あわてずに。
あまりクルリと串を回すと、せっかく焼けた皮がはがれてボロボロになります


ぎゃーっと鉄板をひっかくのではなく、さくっとペロリと角度を変えるだけ。
いっぺんにひっくり返さず、中からタネがこぼれるぐらいで十分。
このあと、
様子を見ながら丸くなれ丸くなれ~とちょいちょい動かしてやる

ちょいちょいちょい、だんだん丸くなっていきます。
周りがカリッと焼けたら出来上がり。


甘辛いソース、今はオタフクソースを使っています。
お好みで粉鰹に青のりを。
マヨラーにはマヨネーズ。
もちろんタネに具の味も沁みているので、そのままでも。
ポン酢やお塩の人も。

私は必ずお出汁と甘酢しょうがを用意します。
しょうが中毒です。
お出汁は濃縮ものを薄めるだけでもOK。

中から熱い熱~いトロリが出るのでご注意あれ

【今回の失敗】
何といっても、始める時間が遅かったこと!
20時半は遅すぎましたわ。
たこ焼きは
焼いては食べ~の、食べながら焼き~の繰り返し。
片づけ始めたのは22時半。
明日仕事やし~!

細かい材料が飛び散っているテーブルや床をかたずけて
丸いお腹で休みました・・・

何十個も焼ける業務用鉄板でない限り、開始時間は早めにしよう

最近キタ着物

2009-11-28 | キモノ
母が伯母の残した着物をもらってきて
「あんたが着たげたら、伯母ちゃんも喜ばはる」

紬の道行きコート

赤いけど
昔に仕立ててもらった朱赤のものよりマシか、許せるか。

7年前に亡くなった伯母の箪笥の引き出しには
「旅立ちの衣装」
と書いた、しつけのついたままの夫婦浴衣が入っているそうです。
あまりに早い病気の進行に、周囲の気持ちも追いつかないまま見送ったので、
後になって誰も気付かなかったらしい。

順番通りであれば、母が私の伯父である実兄に着せてあげる
と話していました。

着物は母の紅花紬。

色合いが寒々しいので、今年はこれで着納め。
春になったらまたご活躍を~。

今夜は深夜食堂

2009-11-27 | 日記
大阪では金曜日の0時半ごろ、
楽しみにしている番組があります。

小腹も心も満たします 「深夜食堂」


毎日放送版「深夜食堂」のサイトはコチラ

ものすご好きです。
いつ見ても小林薫めっちゃいいし。

長時間テレビの前に座っていられない気性なもんで、
これぐらいが一番いい。

大阪は今夜。 
それまでに寝てしまいませんように



四条烏丸でお昼ご飯

2009-11-26 | キモノ
後ろ髪を曳かれつつ清宗根付館を後にした我々は、いざ壬生寺へ。
新撰組は好きと言われるベルさんと、壬生塚へもお参りしました。
私は
他府県から来られたとお見受けした若い歴女に遭遇して、
歴女観察に気もそぞろ

その後は、レトロモダンな家や、本当に古い家並みを探索しながら・・・

ベルさんは紬にハッキリした色合いが印象的な帯がステキ

そして阪急大宮駅に到着~烏丸で遅めのお昼となりました。

占出山の「四季料理かわむら」さんを目指しましたが、惜しくも時間切れアウト~

悩んだあげく、目の前に現れた「割烹 凪」になだれ込みました。

お昼のお膳数種は800円(プラス200円で天婦羅蕎麦がつきますって)
腹ペコの我々は「にぎわい膳」1,500円を注文

おしぼりにも舞妓さんどす~おいでやす

さて、お膳はお刺身ブリ、ぷりぷり
この後に揚げたてを出してくださった天婦羅、熱々でたっぷり

もみじの形に切られた人参や飾りきゅうり、刺身のつまも手ぬかりなし。
小さなお手塩にお漬物も3色。
お刺身の向こうには葛餅。
これは、思っていた以上のコスパではないかと!
ご飯もおかわり出来るらしいっす。しなかったけど
満足満足、美味しかった
んもぉ~お腹はちきれましたわ。

ビジネス街で観光客も少ないので、味も価格も納得のお店がもっとありそうです。
この後に通った「錦市場」は、

さすがにごちゃごちゃと賑わっておりました

京都へ遠足「清宗根付館」

2009-11-25 | キモノ
晴れました
ベルさんご提案の清宗根付館へ行ってまいりました。

梅田から阪急電車の特急に乗り、桂で乗り換えて大宮駅下車。
壬生寺をめざしてしゅっぱぁ~~つ
途中、染め工場や銅細工屋さん、
時々走っていく可愛い京福電車、古い町並み・・・

三味線の音が聴こえる路地に「京都」を感じながら幸せ~。

おっと到着です。

館内はお庭も撮影禁止。
でも、良いでしょう?
観光客の姿もほとんどなく、重要文化財の建物と手入れの行き届いたお庭は
どこを見てもため息です。
「おくどさん」までありましたわ

根付は・・・・・・すごかった!!!
動物、植物、人間描写、ユーモアがあったりメッセージがあったり、
手のひらの芸術と一言で済ませるには深すぎるものばかり。

ため息をついたり、思わずクスッと笑ったり、
とーってもおもしろかったです。

和室がいくつあったかなぁ?
階段を上がって2階にも展示がありました。

年に4回の公開ですが、展示物の4分の3が入れ替わるそうです
静かな京都の四季を楽しめる良い場所ですね~

お天気もますます良くなり、ここからは歩け歩け~~
壬生寺から四条へ移動で~す

柿を収穫するべな

2009-11-23 | 日記
今年は


豊作のようです。


楽しいお手伝い。ウキキー!


美しい紅葉のかげに


オトナの柿が。

見なかったことにしてください・・・

初・ラックに荷物載せ~


謎のおっさんは

これが一番うれしかったらしい。

第20回笑ろう亭あさひ寄席へ

2009-11-22 | 日記
21日(土)は、夕刻から近所へ落語。
(財)旭コミュニティ協会設立10周年&あさひ寄席第20回を記念して
大ホールで! 春団冶師匠を呼んで!
チケットも手作り感たっぷり。

がんばってはりますね~。ありがたいことです。

笑福亭生寿「花色木綿」
桂 福矢 「阿弥陀池」
桂 春若 「夢の喧嘩」
桂 勢朝 「看板の一」
桂 春団冶「祝いのし」

ご近所の方から地元の噺家さんの秘密をお聞きしたりして、
えーっ!そうなんですかぁ!
なんてね、あっというまに時間が過ぎました。

あ~笑うた!
次回は2月、楽しみです~

きもの屋さん発見@都島本通り

2009-11-19 | キモノ
仕事帰りの都島本通り。もう日が暮れて真っ暗~
引っ越してあちこち散策してきたけれど、本通りは未開の地。
ラーメン屋さんに居酒屋さん、色々あるな~

ん???アレは???


勇気を出して、いざお店へ!
とっても気さくな店主さんが迎えてくださったのは

「きもの処 由い」さんです。

場所は都島本通4丁目バス停前。
地下鉄都島から野江方向に徒歩5分ぐらいの所です。

こじんまりしているようで、着物や帯や小物まで色々な品揃えです。
ちょうどかたずけていらっしゃった時間なのに、とても親切に接してくださいました。
リサイクルもアンティークから現代物、もちろん新しいものもあるそうです。
寸法もこちらに合ったものを出してくださいます。

ちょうど子供さん用の踊りの着物を出していらっしゃいました。
それが本当に素敵で、クラクラ

実はこちらの店主さん、近所でお見かけしたことがあるのでした!
お話していてわかったこと・・・それは可愛いワンコさん。
散歩されている時にお見かけしたワンコさんの飼い主さんだったんです!

すごい偶然に倒れそうでした

引っ越してからご近所をあちこち探検していますが、
未知の都島本通りでの出会い、とってもうれしい日となりました


で、本日いただいたのは、1枚欲しかったしょうざんウール(絹混の紬風)
うふふ、お披露目はまた今度~

「きもの処 由い」さん
火水金土 13-18時営業とのことです
通ってしまいそうだ

「おおさか遊ぶろぐ」でこの記事をチェック!

もやしもやもや。

2009-11-18 | 日記
名 称 緑豆もやし
原産地 静岡県
加熱調理用野菜
要冷蔵

うぅ~~~ん。
袋に記載された情報はこれだけの、タイムサービス10円もやし。

あっというまに野菜売り場の棚から無くなって行きましたが、
うぅ~~ん。
緑豆なぁ。たぶん漂白とかも。

豚バラ肉と蒸し鍋に。ブラックペッパーぴりり。
それを旭ポン酢に山椒粉と七味で。んまいよね~

実は、完全なる国産緑豆もやしをまだ見たことがありません。
しかし
色々考えながらも、今夜も美味しくお食事をいただけて
私は幸せでございます

「美智子さまのお着物」

2009-11-16 | キモノ
今年は天皇陛下在位20周年。
切手もコインもEXILEも、別に買わなかったし見なかったけど、
これだけは見たかった!

と思っていたら買ってもらえました!
やったぁ

中の一文に
「包めどもなお薫る「知」と「優」の典雅・・・云々」
とあります。
そりゃ~皇室だもん、やっぱりすごいのはもちろんですが、
素直に良いなぁと思う記念の一冊となりましたよ

ほぼ写真集としての作りですが、
見てみないと伝わらない着物の素晴らしさがありますし、
特に、
着物に対する美智子さまの思いが書かれていて、とても素敵です。

こんな夜はウールの着物に白い半襟を合わせて。
頁をめくりながら、昭和のことを回想するのも楽しいですね

冷える夜も暖かいですわ~