アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

給料日前の食卓

2015-07-31 | ご飯


遊びに行った娘の家で節約料理です。
買うのは容易いけど、作った方が安上がりで美味しいもんね~

「チキンとポテトのガーリックのり塩」
お安い鳥のむね肉と、転がっているじゃがいも。
最近、この1品にはまっております。とっても美味しいです。
マイティさんのこちらのブログを参考にさせていただきました。
青のりの風味が鶏肉とじゃがいもを引き立てます!
チューブのニンニクでも美味しく出来ましたよ~。

「白和え」
これは栗原はるみさんのレシピで、マイブームです。
材料も豆腐、ごま、人参、こんにゃく、干し椎茸、ほうれん草・・・
助かるメンバー勢揃いです。
ほうれん草が高価だわ。
けっこうモリモリ食べられて、お腹にももたれません。
いや、食べ過ぎたらお腹キンキンになります・・・。

えのきだけ酢醤油煮。
酢と醤油だけで炊いています。
ぬめりが出てご飯にとてもよく合います、これも人気者。

さつま芋のレモン煮。
水・砂糖・レモンを放り込んで、軟らかく蜜がしみたら完成~。
レモンごとデザートに。

家計が苦しい時の工夫もおもしろいものです。

あぁ、肉食べたい。

ちなみに
お給料を手にして買ったのは肉ではなく
鱧!
山口県産、大きくて骨切りも上々。
たくさんの野菜と鍋にしました。
最後は雑炊にして堪能しました!




文楽夏休み公演第3部へ~

2015-07-30 | 文楽とか映画とか


この日も「文楽のゆかり」さんのお世話になりました。
第2部で見た生写朝顔話の続きです。

開演1時間前に集合し、鳥井千栄子さんから物語の解説をいただきました。
そのあと、畏れ多くも楽屋口から舞台にお邪魔して
チャーミングな玉佳さんからお人形について説明していただきました。
なんというか、人形遣いさんが人形を持たれると、目に光が射すんです。
左に玉翔さん、足に玉路さん。ド緊張やわ。
人形を持って話される間も人形が説明をしているように動きます。
いや、技芸員さん達が動かしてはるんですが・・・なんとも不思議。


さて、幕が開きました。
「きぬたと大文字」
これは歌舞伎で言うところの舞踊でしょうか。
2人の舞妓さんが大文字を望む川辺でうちわを持って舞うんですが
途中で大文字山に火が灯る。
とーぼったとぼった、自分たちの親が会いに来てくれる、
その途中の夜道を照らしておくれと唄われます。
めんこいのー。
足にはこっぽりも。なんとも健気でかわいらしい2人です。


「きぬた」は中国の女性が、布を叩いて生地を整える仕事の途中に
帰らぬ恋人を待つ思いがあふれてきて・・・という感じかな。
なんといっても清十郎さんの操るお人形の美しいこと。
胡弓の音色も夏の夜にふさわしく、うっとりいたしました。
ええわぁ・・・あんなんなりたいわぁ。

きゃ、休憩は10分しかないので、急いで口にサンドイッチを放り込みます。
お隣で鑑賞中のあやさんご夫妻は手作り弁当が膝の上に!
おいしそうでした・・・♪

この後は、いよいよ韓流ドラマ?メロドラマ?悲劇の繰り返しからハッピーエンドへ

生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
 嶋田宿笑い薬の段/宿屋の段/大井川の段

笑い薬の段は、
とにかく勘十郎さん操る悪徳医者と、床で笑う文字久大夫さんの表現力がすごい!
もう一度、もっと間近で観たいものです。
そうそう、お薄をたてるお手前が細かくて、すっごく上手なんです。
すごい~という声と笑い声が絶えない時間でした。
お琴を弾く場面では、いつの間にか清公さんが床にご登場。
劇場に響く琴の音、もちろん舞台では人形が弾いています。

幕が下りて、別に死なんでもええやん!とか思いながら、劇場をあとにしました。
ゆかりさん、ありがとうございました。
次回はきっと、アフター文楽も





いそいそ・・・編み部へ

2015-07-29 | キモノ


ひまー

と叫んでお呼びがかかったので、ろじゅあんまで。
しじらのキモノに半幅しめて(写真ない~)バスに飛び乗りました。
なんと、皆さん編み編みでございますよ。

ごめんね、ばんちゃん帰ったあとの写真なの。


私は手ぶらで、見学に。
編むよりおやつ
琴ロール美味しい~~~


次はいつかなぁ~
花の円座リクエストをいただいたので
編み図のプリントだけ準備しましたよー。

解散のあとは、天満宮前のアンズ舎さんで一服。


心斎橋大丸のユザワヤさんが難波へ移転されるの
それまでに極太毛糸を買いに行かなくちゃ。
でも、暑いからまだ触りたくないなぁ。









甘党倶楽部7月は「水無月」

2015-07-27 | 【甘党倶楽部】ケーキ講習会


暑い暑い天神祭の本宮、甘党倶楽部では和菓子Dayになりました。
「水無月」そして「水羊かん」「水まんじゅう」
喉ごしの良い水菓子は、真夏には大変うれしいものです。

レシピを見ながらM先生の指導のもと、テキパキと。
前に一度、電子レンジで水無月を作りましたが
この日は蒸し鍋で蒸しました。

おやつタイムは
スイカのジュレ&パンナコッタ


美味しいー!
西瓜は生で食するよりも加工した方が好きです!
星型のナタデココが良い仕事をしています、食感がたまりません。


柑橘の焼き菓子
シロップを塗ってしっとりさせたケーキです。
フルーツが爽やかな風味を出しています!

和三盆ときな粉のクッキー
優しい甘さ、口に入れるとほろほろと溶けました。

琴さんと初参加のmayちゃんは、浴衣でご参加。


たすき掛けにサロンエプロンで、バッチリ活動してくださいました。
先生も「夏らしくて素敵ですね~」とニコニコ。
ごめんね、あまりに暑くて私は降参~~

来月は8月22日(土)
今回のおやつ、クグロフ型の焼き菓子と和三盆のクッキーにチャレンジします








「ろじゅあん」和のエクササイズに復帰

2015-07-23 | キモノ


左膝を痛めてその後、仕事も忙しくなったので
ろじゅあんのお稽古なんと3ヶ月もお休みしてしまいました。
やっと7月からお稽古再開!
久しぶりのお道具は、絽の風呂敷に包みました。

とにかく、「夕暮れ」を覚えているか?よりも
座る・立つ・歩く
総括して姿勢を正しく保てるか???
インナーマッスルを鍛えると言うと大げさですが
舞の動きって本当にきつい!

そんな中で、
美味しいお菓子と冷たい甘露なお茶。


そして、目の前でお手本になってくださる先生の美しいことよ。

ダメダメ劣等生ですが
夕暮れの仕上がりをすっごく褒めていただいて
恐縮至極であります。
天神祭は先生不在で寂しいですが、8月からもよろしくお願いします。


古い浴衣をクリーニングの袋から引っ張り出してみましたが
臭くなっていたので持ち帰って洗います

浴衣会も楽しみです


山村若静紀 社中 浴衣会

8月1日(土)18時開演
千日前 味園にて






下鴨神社「さるや」でかき氷

2015-07-22 | おやつ


御手洗祭のおかげさまで汗もひき、爽快ではありますが
楽しみにしていた「かき氷」は外せません。
屋台も出て、境内は大変な賑わいです。
青年会?会議所?で、ちりめん山椒を買い、
写真を撮っていただいたのですが。


チョー恥ずかしい、堂々と、帯留めが横っちょに。


全く気付かず満面の笑み。
あぁ恥ずかしい。
ご親切に、ありがとうございました。

そしてそして、外気は真夏であります。
糺の森の手前にある「さるや」も賑わっています。
注文して桟敷に座って出来上がりを待ちます。
「鴨の氷室の氷」に由来するとのことで
体に悪いはずがありません。


来たよ!
こちらの氷、素晴らしいです!
何と表現したら良いのでしょうか、サラサラのふわふわの、
今まで食べたことがありません。

黒蜜は別容器で提供されます。
エイコさんと琴さんは、イチゴみるくです。
イチゴシロップがゴクゴク飲めるほどの絶品とのこと、また行かねばなりません。

バスで四条河原町まで戻り、
四条寺町のリプトンで休憩して、大阪へ帰りました。


本当は祇園祭の後祭を徘徊しようと思っていたのですが
思いのほか、下鴨さんで長いこと過ごしていたので
ここで力尽きました。

着て行った浴衣は、
ちょっと寂しいからむし浴衣。
昭和の反物を仕立ててもらいました。
少し麻が混じっているのでしょうね。
貝絞りの半幅帯に東風杏さんのガラス帯留め。


来年足つけ神事ではあわてないように、
クリップ持参、ステテコの裾にはゴムが良いかも知れませんね。
お土産はご神水を頂いた鴨のくぼてという茶器。
帯飾りに可愛い双葉葵の根付け。


井浦さんの写真展も入替があるらしいし、
抹茶のカキ氷も食べてみたいし。
あれ?今夏中にもう一回かな?







下鴨神社「御手洗祭(みたらしまつり)」へ

2015-07-22 | キモノ


毎年ニュースで見る足つけ神事へ初めて行きました。
井浦新さんの写真展「御生(Miare)」も見なければ。
出町柳駅に集合し、まずはみたらし茶屋さん近くの喫茶店でランチ。
(行くつもりだった下鴨デリは満員~)
ビーフシチューとワッフルのひと皿をいただきました。


ドリンク付きで満腹に。



「京の夏の旅」
 21年に一度の「上賀茂神社・下鴨神社 式年遷宮」と「お屋敷・庭園」などをテーマに、
 建築・庭園など普段は見学できない文化財が特別公開。

チケットを買って建物に入ると、ガイドさんが詳しく説明してくださいます。
とても丁寧でわかりやすくて、フムフムです。
最後に「神服殿」の中で、井浦新さんの写真展です。

御簾の間から吹いてくる風の心地良さ!
会場に流れる井浦さんの写真と声に癒されました。

というわけで、いよいよ足つけ神事へ向かいます。
足袋と下駄を脱いで(はちきれそう)


300円でろうそくをいただいて
ちゃぷちゃぷと厳かに・・・
たいるちゃん、エイコさん、琴さんと道連れ。


背後から見知らぬ女性がカメラを向けている恐怖の写真。




なんと、今までテレビでは確認していなかったのですが
「ひざ」まで水につかります。
この時点で、右手は浴衣とステテコを握りしめており、
左手にはバッグとろうそくを持っています。


浴衣が濡れてますよ!と言われても、もうどうにもこうにも動かしようがありません。
ひたすら泣き笑いです。
やっとの思いでろうそくに火を灯します。
風で消えます。
また点けます。
また消えます。

焦る心の中を嵐が吹き荒れます。

なんとか最後の岸辺に到着しましたが、棒からろうそくを外す手が足りません。


もう必死のぱっちでしたが、勝ち誇ったような爽快感!
水から上がると、どうぞ体の中からお清めを~
と、お神水を飲ませていただけるんですね。


もうこの時は汗も引いて、このうえない心地よさに包まれております。
浴衣もステテコも、気が付いたら乾いております。
何なんだこの清々しさは!
そういえば、素足で水につかるなんて何年ぶりだろう。
なぜ今まで来なかったのかなぁ~
来年からも達者な限り、行きます!行きましょうね~



『御手洗祭』
平成27年7月19日(日)~26日(日)
  金・土・日・祝日は午前5時30分~午後10時
  平日は午前5時30分~午後9時





 

夏休み文楽、第2部へ

2015-07-20 | 文楽とか映画とか


劇場へ行って気がついた、初日でした!
開演前に、文楽のゆかりツアーでしたので、技芸員さんから文楽のお話をば。
今回は、豊竹芳穂大夫さん。


ハンサムでとても目がきれいな方です。
この芳穂大夫さんが、
大夫のお仕事と修行について大変わかりやすく解説してくださいました。
色々な役割を演じ分ける声を
惜し気もなく披露してくださいまして、
パーン!とガラスが割れるんじゃないかと思うぐらいの迫力に
いちいち驚いたり喜んだり。
初めての方々も、目をぱちくり。
ありがとうございました!
この後、
後藤静夫先生から、あらすじなどを解説していただき、期待は増し増し
一同、座席へ向かいました。

生写朝顔話は、ほぼ40年ぶりの公演だそうで、
個性豊かな登場人物と、めりはりのある物語に惹きつけられました。
来週は3部を見る予定なので、
すっごく楽しみです。
休憩時間には舞台裏の見学もあり、
ご一緒した皆さんも、楽しかった!
と言っておられました。
浴衣で観劇されたKさんも
長い時間でしたが、帰りに「呉服の展示会があったのですか?」と声をかけられたそうで
キモノでのお出かけに自信を持たれたのではないでしょうか。

私はしじらキモノでした。


帯留めはボタンを改造したもの。


大阪国立文楽劇場での公演は
8月3日まで。
文楽のゆかりツアーは、
7月28日と8月1日です。
ぜひ~





出張グループレッスン、7月は浴衣

2015-07-20 | シュシュ便り


台風直後で交通機関がマヒしていましたが、
何とか予定通りに集まる事が出来てよかったです!

朝の9時半から着付けレッスン。
もう手順もバッチリです。
カルタ結びは、もう完璧ですね。

レッスンの後は
出前でお昼ご飯を済ませて
皆さんと文楽劇場へ向かいました。
足もとは大丈夫?
つらくならないかしらと心配なご様子。
そして、初めての文楽。
少しドキドキのお出かけです。




四條畷市岡山、学研都市線忍ヶ丘  『着付けのシュシュchouchou』

着付けのレッスン(日にちはご相談ください) 10時半~・13時~・15時~
着付けいたします(出張可)
[完全予約制]
申込・お問合せはemi09069874553gmail.com
を@に変えてください)
必ずお名前と連絡先メールアドレスをお知らせください。







祇園祭のおみやげと着ていった浴衣

2015-07-16 | キモノ


昨年は「山伏山」で粽と手拭いをいただきました。
「うちの粽はゆがいたら食べられます」
と言われたジョーク紳士には会えなかった。

そして今年は、ふくろうが印象的な「放下鉾」で。
茅の輪をくぐって厄落とし、
こちらの鉾は女人禁制、会所建物の2階の展示を見せていただきました。
その昔は、今の長刀鉾のように生き稚児さんが存在していたとのことで
やんごとない衣装やお飾りを拝見出来ました。


手拭いにもタペストリーのふくろうがいます。
粽にも。


そして、あちこちの企業さんも安売りを開催中。
鳥獣戯画のガーゼハンカチと、パールトーンの前掛け(金太郎型)を購入しました。
300円と300円なり。
前に祇園祭りに来た時、
激安で買った浴衣をネット販売で見つけて爆笑しました。
お買い物のチャンスでもありますね。

昨年、さくさくさんに仕立てていただいたゴシック浴衣と
麻の半幅帯、夏足袋にゴマ竹の下駄で行きました。


少し衿元を詰め過ぎたようです。
現地では祭りの揃いの浴衣だけでなく、たくさんの方が浴衣をお召しでしたし、
それが町の風景に溶け込んで、素敵だなぁとうっとりしました。
梅田まで帰ったら、襲われたのか?!と思うような着くずれマダムに遭遇して
あぁ、大阪に帰ってきたわ・・・と現実に戻ったのでした。

今年は帽子をかぶってみましたが、
ダメだ、暑い。焼ける。
やはり日傘の方が強力です。

今年も行けて本当によかった、ありがとうございます。
お天気が気になるところですね。
また来年も元気で行けますように