アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

キモノで京都散歩(烏丸御池周辺ぶらり)

2013-09-30 | キモノ
琴さんプロデュース、最強の京都散歩です。ありがたや。
教えたくないぐらい、素敵な1日を過ごせました(大げさ)

お昼前に大阪を出発して、まず栖園 (せいえん)で琥珀流し。
まだお昼なのでお店も空いています。


月替わりの琥珀流し、9月は葡萄でした。
おかわり!と言いたくなるのをぐっと我慢してお店を後にします。
少し歩いて新しいスーパーマーケットに入ります。
京都八百一(やおいち)本館には、上質な野菜や食材が並んでおりますし、
2階には豆やお酒、調味料、雑貨、お菓子等々・・・おもちろいです。
「きょうのおかず」というさっぱりした雰囲気のお店で、きょうのお昼ごはんをいただきました。
そう、お昼ご飯を別腹に納めました。


野菜、それも根菜たっぷりなので、噛み噛み噛む噛む噛み噛み噛む噛む
食べ終わるのが早い方は、うん飲みしていらっしゃるのでしょうか。
それとも胃が複数個・・・

とにかくお腹いっぱいになります!
3階のカフェも気になるところですが、こんな所で散財している場合ではなーい。

そのあとは、烏丸御池交差点からすぐの京都国際マンガミュージアムへ。


小学校跡を利用した、なんぼでもいられる場所です。
難波の精華小はどうなるのかなぁ。こんなんなったらいいのになぁ。


花村えい子の原画展に釘付けになりました。
大昔、小学校前にあった文房具屋さんで
数十円の着せ替え人形とか塗り絵ノートを買って遊んだのを思い出しつつ
ノスタルジックな時間を過ごすことが出来ました。

んがー!暑かった!
イノダコーヒ三条支店で、私はコーヒーフロートをいただきました。


コーヒーを美味しく感じる時って大人だなぁと思います(アイス乗ってますけど)
もちろん数ヶ所では「きものパスポート」の恩恵に与りました。


新しいものは小ぶりになりましたが、秋冬号となっています。
いつもは目的地までバスを乗り継いだり、次の目的地まで遠かったりするのですが
今回はコンパクトに動けて、なのに中身も濃くて十分楽しめました!
京都、これからもなんぼでも行きたい町です。

芸術の秋が始まりました

2013-09-25 | キモノ
せっかくの連休なので、琴さんと神戸と難波をはしごしてまいりました。
何なんだ・・・廃墟か・・・ここは南港ATCか・・・
いやー、琴さーん、行かないでぇー


と言いたくなるほど、現地はテナントがらがらでちょっと驚いてしまいましたが
神戸ファッション美術館では、「涼をよぶロマンキモノ展―夏の愉しみ―」の最終日で、キモノで参上つかまつると無料で入場させていただけました。
もっと早く行けっちゅう話です。


正絹の夏襦袢なんてさ、贅沢だねぇ。
着物も華やか。萩や鳥や魚・・・
シック一辺倒になりがちな現代物にも、なんかこうもっと印象的で
「あ、これいいなぁ!」と思わせるものが欲しいです。

ぴゃぴゃっと阪神電車で難波へ。便利になりました。
「たかしまや大阪出店115周年記念 「暮らしと美術と高島屋」展 」
琴さんのアグリ的情報収集力で格安にて入場(アグーやるやん?)
まぁ名立たる美術家の作品もさることながら、
その昔に高島屋が発行されていた「百華新聞」が面白くて面白くて。
古びた紙面をそのまま展示してあるので、壁に貼りつかなきゃ読めない。
図録よりも、あの新聞のコピーが欲しいぐらいです。

ゲージツの秋を堪能したので、食の秋が寂しがりました。
地下で、きゅう~けいぃ~


この日は夏塩沢(たぶん)に、秋色の麻帯。


半衿も麻生地、千鳥が1羽、飛んでいるのでした。
あー暑かった。ほんとに。

スマホの表面にキズが!

2013-09-25 | 日記


いきなりスマホの画面にキズが付きました。
たぶん、寝る前にポイッと布団の上に放り投げた時、
充電コードの先が跳ねて当たったような。
雑な生き方してますわ。
目に優しいブルーライトカットフィルムをポイントでゲットして
決死の思いで貼りました。
キズは、購入してすぐに貼っていたフィルムだけでした。ホッ
これからは、丁寧に行動する事を誓います

残暑のキモノに四苦八苦

2013-09-23 | キモノ
聞き飽きた、暑さ寒さも彼岸までっていうフレーズ。
それでも、もう9月も後半。
気楽なお出かけなら、せっかくなのでキモノも楽しみたいものです。
一角獣展には、紫色の阿波しじらを着ていきました。
下にはクレープの半襦袢、ステテコ、壁絽のベンベルグ東スカート。
全て家で洗えるものです。
帯、これも中途半端な季節なので難しいですが、
チャリティーフリマで買った名古屋帯を選びました。
見えない部分には汚れがあって、
これなら汗をかいても気を使わずに済みます。


ジョーゼットのような薄い生地で、何となく秋の柄。
芯の入った決して夏向きではない仕立てです。
小物はまだ夏物。
え?どっち使えばいいの?って昔は悩みましたが
誰もそこまで見ませんて。
帯締めは、隙間のある組み方で中途半端~
勝手に「欄間」と名付けたこの時期にピッタリな感じ。
案の定、これでも暑くて暑くて汗だくで帰りました。
下手したら熱中症になりかねない季節です。
でも、色や柄をうまく使って季節を楽しむのもなかなか面白くて、
こうなったら着たもん勝ちってとこでしょうか

ウメキタぶらぶら

2013-09-23 | 日記


ドーチカで一服したあと、
まだ時間があったので、琴さんとグランフロント大阪へ行ってみました。
連休初日とあって、けっこうな人でした。
文房具の伊東屋でシールを購入、
ちょっと可愛いやん♪
で、着付け用クリップに貼りました。


ほら、やっぱり可愛いやん♩


「貴婦人と一角獣」展で角を生やす

2013-09-22 | 日記
中之島「国立国際美術館」は、渡辺橋から歩いて10分かかるかかからないかの場所ですが
ちょうどダイビルの影が、道中の半分程度ですが日差しから守ってくれました。
今回の展示は「【フランス国立クリュニー中世美術館所蔵《貴婦人と一角獣》展】
美術館は、入り口から一角獣モードでした。

「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」
という人間の五感を表わすとても大きなタピスリーと、
「我が唯一の望み」という謎のタピスリー。
何種類もの花々に動物、けったいなサイズの人物。
獅子もまぁまぁの顔もあれば、可哀相な顔があったり。
中世に生きる人々の不思議な感性を堪能出来る空間でした。
実物もさることながら、大画面でデジタル加工された映像を見ることが出来るんですが
これがなかなかわかりやすくて面白かったです

会場入口へ降りる途中、記念撮影コーナーがありました。


ものすごう悪い笑顔してはります。
私も角を生やして一角にゃー(アウトデラックス見すぎ)
さて、どこにいるかにゃ?


すみません

ミュージアムショップでも、長いこと遊ばせていただきました。
私が買ったのは、マグネットです。会社で使いましょうかの。


通路を挟んだアクセサリーコーナーで「こうやって帯留めにするといいのよ」って
店員さんが7千円ぐらいのベネチアンガラスのブローチを出し、
これぐらい買いなさいよって言ったのには閉口しました。
むーかーつーくー
角で突かれてこい!とは言いませんでしたけどね、ふん



堂島「トゥレジュール」から中之島へ

2013-09-22 | ご飯
ずっと前から琴さんが一押しでオススメと言われていた、トゥレジュール (tous les jours)から中之島「国立国際美術館」へのお出かけコースなのですが
このたび、ムジカとともに9月末にて閉店されることとなり、
それでは、開催中の「貴婦人と一角獣展」を見に行きましょう!と、ベルさんと3人で出かけてきました。

名物パスタ「うにトマトソース」は、うにとトマトの酸味のマッチングが美味しいソース、
これを残さずいただく真骨頂は
お匙とバゲットでは至難の業です。
ベルさんが「柔らかい食パンかロールパンが欲しい!」と何度もつぶやいておられました。
御意。

広い店内はほとんど満席状態で、どのテーブルにもうにパスタと思しきお皿がありました。
(すす汚れた天井を見上げると、新地やなぁと実感)

土曜日は日陰でちょうど良い気候。日なたは目を開けていられないほどの強い日差しでした。
暑さ寒さも彼岸まで?ホントにこれで最後???


琴さんと私はは木綿しじら、ベルさんは鈴の絣柄が可愛い正絹紬の単衣。
汗を流しながら美術館までブラブラ歩きました。
ほな、つづく

下駄を下ろしました。

2013-09-21 | キモノ


糸春雨の下駄を初下ろしして
朝から晩まで歩いてきました。
しかしこうやって見ると、ものすっごい外反母趾!
特に左足!

足は棒のように疲れたけれど、
桐下駄は軽くていいですね

隔世遺伝

2013-09-20 | 日記


隔世遺伝(かくせいいでん)とは、個体の持つ遺伝形質が、その親の世代では発現しておらず、祖父母やそれ以上前の世代から世代を飛ばして遺伝しているように見える遺伝現象のこと。間歇遺伝(かんけついでん)、先祖がえり(せんぞがえり)とも呼ばれる。
from Wikipedia

よく似てると言われます。
そしてこの後、私は天パ満開となっていくのでした