アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

キモカラ♪

2015-06-30 | キモノ


やんややんや。
お天気も悪いし特に用事もないし
キャラオケでも行って時間をつぶしましょう。
次の予定まで・・・

4時間!
ジェネレーションギャップも多少ありつつ
とっても楽しかったでぇーす。


歌姫こあら☆嬢ピンナップ。


夏休み文楽特別公演&文楽のゆかり

2015-06-23 | 文楽とか映画とか


えーい、この際だ、
文楽の話題を続けます。
大阪日本橋、国立文楽劇場です。
公演期間 2015年7月18日(土)~2015年8月3日(月)
        ※7月24日(金)と8月1日(土)の第1部は貸切です。

開演時間
第1部 【親子劇場】 午前10時30分 (1時15分終演予定)
・ふしぎな豆の木
・解説 ぶんらくってなあに
・東海道中膝栗毛
 赤坂並木より古寺の段

おぅ・・・シュール・・・
ジャックと豆の木の日本バージョンかな?ですわな。
毎年、工夫が凝らされているので
大人でもそそられます。




第2部 【名作劇場】 午後2時 (5時20分終演予定)
・生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
宇治川蛍狩の段/真葛が原茶店の段/岡崎隠れ家の段/
 明石浦船別れの段/薬売りの段/浜松小屋の段

第3部 【名作劇場】 午後6時 (8時35分終演予定)
・きぬたと大文字(きぬたとだいもんじ)
・生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)

嶋田宿笑い薬の段/宿屋の段/大井川の段

生写朝顔話って続いてんだよ。
どういうお話でしょう。
調べているうちに出てきたフレーズが「メロドラマ的なすれ違い」
こりゃなんともおいしそうおもしろそうです。

もちろん、今回も「文楽のゆかりツアー」があります!



ツアーに参加された方々が、口々に「おもしろかった」「わかりやすい」
と言われるよう、文楽の敷居をぐんと下げてのご案内をされていますー。
実際、人形劇ですからね。もともと敷居なんてないはずなんですが。

私も今回は着付けの生徒さん達と、浴衣レッスンのあと、
そのまま皆で浴衣で行きまーす、楽しみです
皆さんもいかがですか


文楽若手会へ

2015-06-21 | 文楽とか映画とか


今月3回目の文楽観劇です。
文楽のゆかりさんからは
「玉佳さん張り切ってはるから!」
とお聞きしたので楽しみに。
熊谷陣屋の段で熊谷次郎直実の人形を遣われるんですね~。
劇場は満員。
1時開演、終了はほぼ5時とのこと。
若手とはいえ、修行を積まれている方々の舞台です。
それが2100円だとは!
舞台では、どの演者さんにも拍手喝さい、
大向こうもかかりました。
もちろん玉佳さんにも。
そして、熊谷陣屋の段の終わりには
「大当たり!」という声もかかりました。
若い技芸員さんの線の細さ、頼りなさ
がある、その向こう側に見えてくる
大役に挑む必死の表現と技が
観る側の心を打つといった感じでしょうか。
客席にも技芸員さんの成長を見守りましょう
という気持ちが溢れていたように思います。

劇場へ行く前に


なんばウォークの正起屋で焼き鳥丼。
帰りは、都島のジャンルプランでケーキとコーヒー。


私はレモンタルト。爽やか~
まきちゃんはプリンスメロン、たっぷり!
おつきあいありがとうございました



門前の甘味ツアー「下賀茂神社」そして井浦さん

2015-06-19 | キモノ


世の中何が起こるかわかりません。

お昼前に烏丸で集合、第一に済ませるのは大極殿栖園(せいえん)での琥珀流しになります。
6月は「梅」ですが、梅酒を使用したシロップと梅の実入りでオトナの味です。
そんなにアルコール感はありませんが、梅の実の皮が薄くて実はとろりと軟らかくて
とても上質な一品であります。
段取りを相談し、この近くでお昼ご飯をいただいてから移動しましょうということになりました。
下賀茂までの移動で、甘味の場所を開けましょうということです、あは。
以前にも入ったことのある、お魚が美味しい「美先(みせん)」でランチ。
中庭の奥、小さな離れのような席でブリ煮のランチをいただきました。


家ではいつも照り焼き。
煮物にしたら脂が抜けてまた違う美味しさ!今度やってみます。


河原町三条バス停から205番の市バスに揺られて、下賀茂神社で降車。
その並びにあるお店加茂みたらし茶屋で、
念願のみたらし団子ぉー。




そして、わらび餅も。

みたらし団子はもち米の味しっかりと香ばしく、タレはすっきりコクがある美味しさ。
わらび餅はニッキも香る、琥珀流しとはまた違ってとろ~りたぽたぽ。

お土産に「すはま」を買いました。

「栖園」のすはま「まめまめ」も大好きですが、
こちらはずっしりとした庶民派というイメージでしょうか、美味しいです。
バス通り向かいの木下珈琲店でゆっくりホットコーヒーを。
せっかくなので、下賀茂神社遷宮にあたってブレンドされたコーヒーをいただきました。
清潔感あふれる素敵な喫茶店でした~。

この後、お宮さんにお参りしました。
ご朱印をいただき(帳面を忘れたので1枚もので)双葉葵の手拭いをいただき


お参りもして、申餅(さるもち)のお茶屋さんへ向かいました。


持ち帰り用をいただけるのでレジにいますと、俳優の井浦新さんが入って来られました。
写真展のフライヤーを置かせてくださいとのこと。
私たちにも1枚ずつくださいました。
ド緊張の中、「前は滋賀で」と申し上げましたら「はい、三井寺でさせていただきましたが
今回はまた違って下賀茂神社の・・・」

「前は滋賀で」と申し上げましたら「はい、三井寺で

「前は滋賀で」と申し上げましたら「はい、三井寺で

もうええか。
テレビで拝見するそのまんま、透明感のあるとても素敵な方でした。素敵すぎて驚きました。
緊張する自分たち自身が、おかしくておかしくて、
井浦さんが乗りそうな車を見つけたらナンバーを見て「京都ナンバーだから違うわ」とか
ほんと、バッカじゃないの?というぐらい浮き足立ってしまったのでした。

下賀茂神社で開催されます井浦新さんの写真展は、
井浦 新下鴨神社写真展「御生 Miare」
2015年6月20日(土)~2015年9月30日(水)
時間:10:00~16:00 (6月20日は13:00~16:00) 
   ※期間中、一部拝観時間の変更がある場合がございます。
会場:下鴨神社 神服殿(重要文化財)
拝観料:大人600円・小学生300円
   ※7月11日からは下鴨神社特別公開の拝観料に含まれます。

「会期中、展示の入れ替えがあります」ともおっしゃっていました。
「会期中、展示の入れ替えがあります」ともおっしゃっていました。

もぉ、ええか・・・
かき氷の美味しい季節になりますし、ぜひ浴衣で行きたいですね!



糺の森を抜けて美麗祈願で有名な河合神社で手を合わせ、
最後に立ち寄ったのは、シティリビング誌で見たアンティーク雑貨「二十日」さんでした。
ここでも井浦さん話で盛り上がり、あとは古裂からキモノ話まで
木~日曜の営業ですが、とてもきさくなオーナー様で行ってみて良かったです。
北欧と和の雑貨が楽しいお店、ゆっくりさせていただきました。
出町柳までの足取りも軽く、キラキラな笑顔で解散しました。
特急で口に放り込んだ「申餅」の味、一生忘れない(どあほう)

着て行ったキモノは、おそらく化学繊維混のちぢみ風。洗濯機で洗えます。

もう少し暑くなると、もう蒸して着られません。
帯は木綿の名古屋(数年前の本町フリマ)。
下は麻のステテコ&衿付き半襦袢(袖の振りなし)
足元もがっちり雨仕様で、どこからでもかかってこいやー!

な、体制でしたが、ほとんど降りませんでした。

降ったのはキラキラした感動の雨・・・だったかもしれません(いつまでも続く乙女気取り)




6月甘党倶楽部は「キャロットケーキ」でした

2015-06-17 | 【甘党倶楽部】ケーキ講習会


暑くなってきましたので、生クリーム系よりも焼き系に走ります。
NHK連ドラ「まれ」の第11週に登場したキャロットケーキに挑戦しました。
体調をくずしやすい季節なので、ビタミンカラーで元気が出ますように。
レンジで軟らかくした人参をきれいにつぶします。
オレンジの皮、オールスパイス、シナモン・・・
同時にオレンジのゼリーも作りますので、無駄なく使い切りました。


おやつは、先生が淹れてくださったアイスコーヒーと
「ニューヨークタイプのチーズケーキ」下にはオレオ、濃厚だけどもっと食べたい!
薄緑のクッキーは「ブールドヴェール」抹茶のクッキーに粉糖たっぷり!

上機嫌で作業に没頭~


焼き上がったキャロットケーキは一晩寝かすとまた風味が変わるらしいのですが
焼き立ても美味しい!スパイスも効いて最高の味わいです!
(切り方が雑で申し訳ない・・・)
オレンジゼリーは「アガー」を使用しました。


アガ―って寒天の類だそうですよ、詳しくは調べてください。
切りたての果実を入れてフレッシュこの上なし


7月は25日(土)の午後から。
テーマは・・・「水無月」です
夏越の祓(なごしのはらえ)は6月30日ですが、
ちょうど旧暦の6月末日あたりになるのです。
「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の齢延ぶというなり」

あと1名様募集中です
定員になりました!
ありがとうございます





資生堂で口紅を

2015-06-16 | キモノ


ずっと口紅が欲しいと思いながら数年が経ってしまいました。
ベージュ系や薄いグロスで誤魔化して生きてきましたが
どうにも顔色がくすんでいけない。
ちょっと明るく元気な風になりたいと思い、
ふら~と買いに立ち寄ったのでした。
特に、キモノの時には普段よりもキチンと口紅をつけたい気分です。
阪神ふらり~迷う時間も無く、
通り道の資生堂でロックオン!
BAさんと相談しながら(これも何年ぶり)、4色ほどの中から決めました。
鼻毛出てないかとか、鼻息荒くないかとか、
気になって呼吸を止めそうになってしまった!
資生堂のマークが懐かしいですね。
本体の形も、そうなっているんですね。


キモノの時は忘れずにつけていると思いますので
どうぞ良し悪しを言ってやってください。


中之島文楽へ

2015-06-16 | 文楽とか映画とか


行こうと約束していたIちゃんが行けなくなったので
たまたま休みだという家人と、中央公会堂へ向かいました。


「ムムム!!文楽シリーズ 中之島文楽」というイベントです。
大阪市のサイトには
「本事業は、これまで親しみがうすく、
文楽劇場に足を運ばれたことがなかった市民の方々に
気軽に楽んでいただくことで、文楽や他の伝統芸能への関心拡大、
その発展につなげることを目的に実施するものです。」
と、あります。
助成金カットやら諸々の問題を払拭すべく?のイベントでしょうか。
あれやこれや考えたら腹が立って美容に良くありませんので
文楽初心者と、ほぼ初心者の二人連れ~。

会場はやはりムードがあります。
トークショーは葛西聖司さん司会でねばっこく、羽野晶紀さんと英大夫でにぎやかでした。
英大夫が文楽に入られたきっかけがおもしろく、
「男3人が玉の汗を流して人形を動かしているシュールレアリズム、なんという芸能や!」
というお話、笑ってしまいました。
大夫は「鳩胸でっちり」腹帯を巻かないと脱腸やヘルニアになる。
なかなかリアルな裏話。
トークショーで前のめりになった観客を、今度は本舞台でキャッチです。

「夏祭浪花鑑 長町裏の段」
だんじり囃子を聴きながら観る人殺し、玉佳さん気の毒~なんて思いながら観ました。
ひぃー!っと思いますが、実は大好きな演目です。
迫力あってかっこいい、それでいてぐっとくるんですよね。

「本朝廿四孝 奥庭狐火の段」
これはもう勘十郎さんかっこいい!の段です。
そして足と左手使いの技芸員さんもお顔を出して。
早くて激しい動きに目が離せず、あっという間に終わってしまいました。
太棹三味線と大夫さんの浄瑠璃にも拍手喝采でした。
感動冷めやらぬ観客を見送るお人形と技芸員の方々。
お客さんの中から「子供がいる!」という声も聞こえましたが


若い技芸員さんのことでした。

別の出口には三味線の鶴澤清公さんも立たれていて、思わずお声かけしてしまいました。
本朝廿四孝ではお琴の演奏をされていたのです~
お琴の音色ひとつで
場の雰囲気ががらりと変わるんですね!

振り返れば公会堂の夜景、なかなかの景色です。


本劇場以外でのこういうイベントは、技芸員の方々にはとても大変な負担かもしれませんが
町民は大喜びですので、ぜひまた開催してほしいものです。
家人も満足、久しぶりに楽しい夜のおでかけとなりました。


涼しくスケ過ぎず季節を楽しむ

2015-06-14 | キモノ


暑くなってきたので、単衣キモノもどんどん薄い軽い洗える・・・
と、条件が変わってきます。
下着も、綿クレープや麻や新素材など、
汗を吸収しつつ、肌にまとわりつかないものが望ましいですね。
しかし、まだまだ夏はこれから。
今、真夏っぽいキモノに着手するのも時期早々かと思われますので、
いろいろ考えちゃいます。
塩沢と言われたいただキモノ。
名古屋帯は麻の染め帯。


次に締めたのは、アザミ。
(思いっきり脇の下ひっかけてほどけました)
帯締めはたいるちゃん試用期間中。
ステキでしょう。


履物も夏仕様、ゴマ竹の台です。
ひんやりサラリと気持ちよろしいです。


本当に「袷」キモノを着る時期が、どんどん短くなります。
梅田阪急の「おしゃれ夏きもの 」(今日まで開催)も
綿麻とか、素敵なものがいっぱいあってうるうるします。
どれもこれも欲しいですねぇ。ふぅ・・・




「有松絞り祭」のおみやげ

2015-06-12 | キモノ


名古屋市緑区有松での有松絞り祭りに行かれたという
琴さんとmayちゃんから、楽しいおみやげをいただきました。


正しくは「はい、いやげものです!」というご発声でしたね。
なんじゃこれは!という代物でしたが
ムムム? Reaugant(・・・老眼)でよく見ると
なるほど、糸をほどくんですね!


出来た―!
と、広げると、素敵な絞りのハンカチでした。
おもしろーい、ありがとうございました!
ビックリするほどものすごくキツく結わえてあるので苦労しました~。

この日は梅田阪急で開催されていたぬぬぬパナパナという琉球地方の稀少な布の展示を見たり、
難波高島屋で帯留め展をされていたまこきちさんを訪ねたり。


美味しい中華粥に、わらび餅パフェ。
忙しいようでのんびりした休日でした。
リフレッシュ~


文楽のゆかりで「社会人のための文楽入門」

2015-06-10 | 文楽とか映画とか


事務仕事の方もようやくかたずく目途がついてきやしたが、
そんな中でも、なんとか文楽を見られる日が来ました。
「社会人のための文楽入門」ということで、18時半からの舞台で、
お題は「曽根崎心中」!
人の不幸は蜜の味、25才徳兵衛と19才お初の心中物語、
近松門左衛門作の大ヒット作です。
というお話を、開演前に「文楽のゆかり」で後藤静夫先生にも教えていただき、
舞台でも三業の方々に教えてもらい、準備万端自動車道です。

あぁ! なんと!
文楽のゆかりにジャズシンガーの
臼井優子さんもお見えでした!
不思議なご縁に驚きました~。

劇場は満員!
補助椅子まで出る賑わい!
三業の役割や解説も、存分に楽しみました。

私たちは回転ドアならぬ床のそばに陣取りまして
「唾かぶり」な~んて喜んでいたのですが
ゆかりさんから「豆食い」という位置とのこと?
床からお客さんのおやつに手が届く場所の意でしょうか。
いつも良い席に座らせていただき感謝です。

さて、曽根崎心中です。
豊松清十郎さん徳兵衛と、桐竹勘十郎さんのお初。
私にとっては最高の組み合わせで、感動の嵐。
後藤先生にお話いただいた現代の演出に泣かされました。
儚いわぁ。

コギクさんは紬キモノに雨コート。


他のメンバーは仕事帰り。
皆さんお疲れ様でした!

というわけでワタクシ、
今月はあと2回、
文楽の舞台を観ることが出来るのです。
うほほーい、お仕事がんばります!