青森旅の目的地の大きなところ。
霊場恐山に向かっています。
横浜町から国道279号線を通り、県道4号線へ。
その道は薬研温泉を経由して大畑町へと通じるのですが、土砂崩れの復旧作業の影響なのか通行止めが続きます。
なので霊場まではむつ市内から往復です。
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ま、ワタクシどもは恐山まで辿り着ければそれでヨシ。
山々に囲まれた宇曽利山湖が見えたらそこが恐山。
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11月はじめから4月末まで積雪のために閉山されてしまうところ。
冬期間は、むつ市内にある恐山菩提寺本坊曹洞宗円通寺が祈願や供養などをお受けするのだとか。
確かに門を潜ってから進んだ先は、急な険しい道でしたから。
除雪したとしても走れないでしょう。
上れないし止まれない。
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急勾配の道を下り切ると両脇の木々が無くなり、視界が広がります。
そして強い硫黄臭に包まれます。
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左手に見えるのが宇曽利山湖。
まずは手前の広場に車を停めて湖を眺めます。
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独特な匂いに包まれているからでしょうか。
来てしまったなって気持ちもあるかな、暫く言葉も出ず。
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遠くに見える霊場。
家族の中では、亡くなった母が旅行で立ち寄った場所。
それだってもう40年以上前のことですからね。
なぜそこだったのかもわからず仕舞い。
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何を感じていたのでしょうね。
その頃はワタクシの両親もまた親を亡くしていた年齢です。
若くしてそうだったから。
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父の両親とは会ったことも無く、本家の仏間に飾られた写真を見ただけ。
母の両親は中学生の頃までだったでしょうか。
明治時代の2人だったな。
遠い記憶。
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さて。
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門の真ん前まで車で進むことが出来ました。
路線バスも停留所もすぐ近く。
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結構な観光地かも。
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それでは参拝させていただきます。