まだ続いていた「私たちの平和論シリーズ」。
と言っても読んだのは先週までですがね。
軍歴をたどるは3回目。
16才で少年飛行兵となり、その2年後にフィリピンのセブ島で戦死…とありました。
1人ひとりの軍歴を追うことで、何が見えて来るのかはわかりませんが、自動的に全てが動く時代でも無し。
そのひとつずつに命が絡んでいることを改めて感じるのです。
背くワケでも無く命を懸ける何か…。
既にレールが敷かれてしまった国民には、その理由など考える余地も無かったのではないでしょうか。
ノモンハンとはモンゴルの草原地帯。
日本はどこまで出征し、何を勝ち取ろうとしたのですか。
目指した幸せな暮らしとはどんなものだったのでしょう。
シリーズ中、当時の地方紙見出しと記事が時系列で掲載されていました。
戦時中のようすを語る貴重な資料。
人々が駒となって真面目に働き続ける。
勤労で自己主張することも無い。
この国の国民性のように伝えられて来たことだけど、ずっと昔からそうだったのでは無いのでしょうね。
どこかで作り上げられたもの。
気付くかどうかもまた自由でございます。
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