しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

鉄道唱歌(笠岡駅)③昭和3年 鉄道唱歌 第4区山陽線

2015年02月04日 | 江戸~明治
金崎トンエルを抜けると藺田が広がる。
吉浜の事だろうか?城見も?、それとも市村や深津の事だろうか?


以下「鉄道唱歌」より借用。

鉄道省が明治の唱歌に匹敵する「新鉄道唱歌」を企画、毎日新聞と提携し全国から作詞・作曲の募集をした。

19・流れさやけき笹瀬川
渡れば備中庭瀬駅
伯備線へは乗かえの
倉敷あとに玉島や

20・知盛父子奮戦の
水島の海いずかたぞ
千年の苔と名のかおる
吉備真備の墓いずれ

21・窓を押さずや左手には
近づく海の冴え冴えと
浮かぶ白帆も神島
蔭の片島片あかり

22・笠岡駅や金崎の
トンネル越えも束の間に
野良にあふるる涼しさは
緑ながろう藺田の風

23・かなたに両備こなたには
鞆の鉄道岐れ行く
福山いでて半日の
旅のついでも鞆の津や

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鉄道唱歌(笠岡駅)②明治42年山陽線唱歌

2015年02月04日 | 江戸~明治
前回につづき「倉敷」が歌詞にない。
広浜は、井笠地方を代表して歌われている。

以下「鉄道唱歌」より借用。

25・又岡山に立ち帰り 音に名高き備前焼
もとめてゆけば庭瀬にも 物産畳表あり

26・玉島駅の南には 躑躅花さく円通寺
寺より見れば面白や 水島灘は目の前に

27・金光駅には金光社
金光教会の本部あり
笠岡付近の名産は
世に広浜の水蜜桃

28・天守は残る福山城
阿伏兎の観音 鞆の浦
みな遠からぬ名所にて
鞆より出は保命酒
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鉄道唱歌(笠岡駅)① 明治33年9月

2015年02月04日 | 江戸~明治
「鉄道唱歌」で、笠岡はどのように歌われたのだろうか?
岡山県は津山・岡山・玉島のみ歌詞にある。駅名に限れば岡山・玉島だけ。
そうなれば笠岡は歌では素通りとなる。

以下「鉄道唱歌」より借用。




10・播磨すぐれば焼物の 名に聞く備前岡山の 
これも名物吉備団子 津山へ行くは乗りかえよ

11・水戸と金沢 岡山と 天下に三つの公園地
後楽園も見てゆかん 国へ話のみやげには

12・霊験今にいちじるく 讃岐の国に鎮座ある
金刀比羅宮に参るには 玉島港より汽船あり

13・畳表の備後には 福山町ぞ賑わきし
城の石垣むしのこす 苔に昔のしのばれて

14・武士が手に巻く鞆の浦 ここより行けば道三里
仙水島を前にして 煙にぎわう海士(あま)の里
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