しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

ウナギ取り

2015年09月01日 | 昭和31年~35年
茂平ではウナギの事をオナギと呼んでいた。
多治米でも同じ呼び名だったようで、少し安心した。(←ホント)

釣る方法は多少違うようだ。
茂平では餌にクソミミズを使っていた。ドジョウで釣った事はない。ドジョウを食べることはあった。
浜の良やんは内海に竹の筒を置いて漁獲していた。



「福山市多治米町史」より以下転記。

沖川など、どの川にもウナギ(オナギという)はたくさんいた。
春から夏にかけ「流しなわ」といって竹に結んだ長いジャバラ糸に針をつけ、夕方小さいドジョウを餌にして川縁にさして流して置く。翌朝行って見ると大概かかっていた。早くい行かないと他人に上げられてしまう。ドジョウは食べなかったが、他所からは取りによくきていた。


コメント
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