経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

モデリングと逆推論

2012-07-31 03:21:32 | 日記
一般に知られているのは,”データからの予測”という推論なの.データに合うような予測モデルをコシラエテ,それで,そのモデルのパラメータをデータから求めて,そのパラメータを使って予測しようっていう仕掛け,なの.でも,モデルの根拠は? 予測が良いものだから,したがって,それが根拠.....しかも,統計的な仮説の検定は,想定したモデルを使って行っているの.

良く考える,この”データからの予測”という枠組み,それに,”良いモデル”が科学,そんな仕掛けって,アレって,感じることもあるでしょ.回帰モデルでの予測が良ければ,このモデルが科学的な真理ってなって....

見落としているの”偶然”とういう要因が絡んだ現象,ココイラに確率的なモデリングを使って,それでデータから逆推論している,そんなこと.不規則なことを確率的として置き直して,それで,そこでの”良さ”を”予測”にしているの.そもそも,予測も確率的,そんなことに.

確率的なモデルの他に,何か別のモデル(決定論的)があって,それと相まってデータがつくり出されて....という考え方が横たわっているの.で,確率モデルと決定論的なモデルの2つを合わせれば予測が良くなる,というやり方がデータ同化.確かに...だけど,決定論的なモデルの良さ,根拠って?

データだけど,決定論の構成が目的の場合,逆推論については注意が必要.予測を良さの根拠にしてしまうと,モデリングの自由さは広がるけど.....でも,科学として妥当かと言えば,慎重に考える必要があるかなーと.

がんばりましょう.









7月30日(月)のつぶやき

2012-07-31 02:47:16 | 日記
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3年前に書いた論文の原稿が出てきたの.発表していないもので,離散型のモデルのもの.実は,この後,連続型と離散型をあわせた論文を出してしまったのだけど,その未完のものは土台になっているの.で,もう一度,ここから整理して良いかなーと.過去からのメッセージを見直すと,何か新たな発見が.

by tetsu81 on Twitter