経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

8月3日(金)のつぶやき

2012-08-04 02:48:11 | 日記
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安全・安心のための動的意思決定 goo.gl/jY2uV

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データ,意思決定,ゲーム理論,時系列解析,それと数学,なんだけど,経営の学生さんにはしっかり基本を身に付けて欲しいの.だけど,最近,強く思っているのが,理系の方々にも,ということ.経営の専門って,他の専門と絡んでさらに効果が.....と言っても,まずは自分が努力しないとねー.

by tetsu81 on Twitter

工学と経営

2012-08-04 02:20:31 | 日記
エンジニアリングとビジネスの融合だけど,”複雑な要因が影響するシステムの合理的なデザイン”,そんなことが本質かなーと.

実は,”理系の経営学”という本をかなり前に読んだの.この本の出版が2003年だから,読んだの8年くらい前かなー.書かれたのは宮田先生で,船舶がご専門の先生.

確か,MOTが流行り始めて,いろいろな大学で大学院教育がスタートした頃で,船舶や溶接など,かつて花形だった分野がこういったあたりにシフトする,そんな動きでもあったの.行き場のない工学分野の終焉,そんなイメージも否定できないわけじゃなかったかなーと.

だけど,今から考えると,”デザイン”のエンジニアリング技法を”経営デザイン”にシフトさせる,そんな位置づけが本質だったの.ココイラをきっちり説明していたのが宮田先生の本.

で,”解くこと”が”デザイン”には重要で,しかも複雑な現象を解明して,的確なデザインに持ち込む,こんなことの仕掛けづくりが本質.宮田先生は造波抵抗の非線形現象を解明されて,船体の形状設計の基盤を創成した方でもあるの.要は,複雑な現象の本質を徹底的に複雑のまま解明して,デザインではその結果を整理して意思決定(設計パラメータを決める)する,ということ.

ウィーナー,ノイマン,ファインマンなどなど,宮田先生も含めて,やはり,複雑なもの解明を徹底的に行った,そんなことが共通.しかも,その解明に基づいて,何かがデザインされ.....ということ.

ありがちなのは,複雑なものごとを”理屈なんて無意味で,単純に考えて・・・”というやり方.これも,制約を絞れば間違いじゃないけど,でも,解けないことが多い,そんな時代になってきているし....世の中が複雑になってきているので....工学で言えば,要求のレベルが高くなってきているし...先の船舶で言えば大型化によって従来の線形理論が使えなくなった,ということ.

で,複雑なことの解明を理屈をしっかりつくって行う,ということが大切でしょうよ.

そんなことを”理系の経営学”から感じらるようで.....で,こういう捉え方が理系だけでなく,文系の経営?でも大切.

気になるのは,やはり,易しくで単純な思考に流れる,そんなこと.昔からあることだけど,『先輩から”そんなもの会社に入っても使わない”と言われたので,やっても無駄です』というセリフ.正直,聞き飽きたし....おかしいって自分で気づかないと理解してもらうのって無理なの.大切さを主張して,じっくり耐えるのがお仕事.

がんばりましょう.




解けない理由

2012-08-04 01:22:07 | 日記
予測しないと,やはり,解けないの.もちろん,的確な予測の思考が必要.知識と経験という言葉だけど,データとモデル,それに学習,これらが混ざったもの,そんな気がするけど.モデルって知識でもあるし,実はデータでもあるの....

しっかりした知って,やはり,思考の技法を身に付けている,そんなことでもあるでしょうよ.

特に,経営の技法,しっかり理解して身に付けておくことが大切.だけど,あまり自説に陥ると,解けないことが多い,失敗が続く,などってなるとは思うけど.

がんばりましょう.