統計学の応用を基本から理解するだけでも厄介,そんなことでもあるの.エンジニアリングにおける信頼性・保全性の扱いのことだけど.何しろ,経営技法としても凄く重要でしょ,この分野.
で,信頼性・保全性に関するシステム理論をきっちり組み立てる,そんなこともやられていて,確率過程による扱いが基盤,という状況.だけど,信頼性設計と最適保全計画の数学をつくりあげる,そんなことにチャレンジするのってかなりの腕力がないと無理,と言っても良いかと.
アイデアはファイナンス理論の応用,という捉え方なんだけど・・・.マルコフ,セミマルコフ,そしてマルチンゲールを自在に使いこなして,現実の問題を解く,そんなことを数学で行うだけの力量がないと,先に進まない,という研究分野だけど,やはり魅力的な研究でもあって・・・.
自分の数学の才能だけど,まあ,今までのことを考えると,まるっきりダメというわけでもなさそうなんだけど,確率過程のモデリングを使った信頼性・保全性のシステム理論の分野となると,偉大な先人が多くて,かなりの秀才かそれ以上でないとオリジナルな結果なんて出せない,ということでもあって,やはり躊躇.
だけど,やりたい,という気分に・・・.もちろん,恩師の教え通り,独りで闘う,そんなやり方で,だけど.案外,応用数学の理論って,他人に頼って・・・という方々っていらっしゃって・・・いろいろな手を使って論文出れば良いというだけじゃ実践にならいし.
頑張りましょう.