操安性だけど,コレを理解するのって力学の基本を身に付けている必要があるでしょ.基本的な力学だけじゃなくて,解析力学,機械力学(振動),材料力学をきっちりわかっていると実際の運動を理論で議論できる,そんなことかと.それと,制御工学も.コレってプラント(制御対象)の特性を理解して,さらに制御方法のやり方をきっちりお勉強する必要があるの.
で,エンジンの方だけ,ここでも力学って重要でしょ.もちろん,制御工学も.だけど,原理をきっちり理解するには熱力学が基本.実は,内燃機関の本を読み直していたのだけど,赤丸のついている練習問題がスラスラ解けなくて・・・.30年近く前だけど,懸命に解いてお勉強した記憶はあるけど・・・.
だけど,最新の内燃機関の本が欲しい,そんな気分で,どんなことが書かれているのだろう?
そう言えば,機械工学科の卒論はエンジンの制御を扱ったのだけど・・・.微分方程式の計算が主な内容で,結局,実験もやっていないし,難しいシミュレーションもやらず,紙と鉛筆の内容だったかと.修士は制御工学専攻だったので,制御理論関連のお勉強が多かったけど,修論は信頼性の統計理論を・・・.
そんなバックグランドを持っているのだけど,クルマの雑誌とか読んでもわからないことが多い,そんな感じなの.もちろん,別の見方で捉えるとわかるのだろうけど,もっとデザイン(設計)の意図を理論で理解したい,そんな気分なの.特に,自分のクルマだけど,きっちり機械工学と制御工学でデザインを知りたい,そんなこと.
で,乗っているのは水平対向の200PSのクルマなんだけど,何しろオモシロい,そんな状態.スバルとトヨタのエンジニアの方々がどういう意図でデザインしたのか,乗りながら何となく探る,そんなことで楽しめる感じかと.共同で開発したみたいなので・・・.
ただし,信頼性の問題は意図しないのが出現するので,こちらのチェックは念入りに・・・.