学部の3年生のゼミだけど,意思決定論の輪講,そんなことをしているの.もちろん,経営技法の抽象的な捉え方が基本になっているから,かなり戸惑う,という状況.だけど,若い時に,ココイラをしっかり知って,思考のコアに刻み込んでおくと,社会人になってから役に立つでしょうよ.
一方,社会人MBAの学生さんのゼミでは,いきなりケース分析に挑んでもらって,今までのキャリアで培った思考と知識に基づいて解いて戴いた,そんな仕掛け.だけど,他の授業のお勉強,それに,このゼミでも抽象的な思考も扱うので,こういったことが進展してくれば,経営者としての資力が伸びてくるかと.
意思決定論のお勉強だけど,継続する,そんなことが大切なんだけど,実践で役立たせるには抽象での思考能力が必須,という構図かなーと.もちろん,経営技法や経営に関する諸々の知識,そういったものを身に付ける必要もあるけど.
逆に,ビジネスの思考や経営技法がなくて,しかも意思決定論の抽象化の鍛錬をされていない,という方々だけど,企業さんの中にはかないり多いでしょ.もちろん,ココイラを既に気づいていて,どうにかしたい,そんなことで右往左往といった企業さんも多いの.で,実践的なやり方として,クオリティのセミナー,これって凄く効果的,というのが個人的に感じていること.しかも,ココイラを意識していろいろ取り組んでいる,そんな状況でもあるの.
クオリティだけど,実践でコレを追求すると,コンティンジェンシー,システムズ,コンフィギャレーション,データ,といったことに関連した思考と技法が必要で,問題解決と意思決定を協調知識に落とし込んで取り組む,そんなことがわかるかと.しかも,組織全体に浸透させて・・・という仕掛けも.
だけど,今,多くの企業さんで悩んでおられるのは,市場での不具合に対処できない状況に・・・.コスト,納期・・・といった諸々のマネジメントも踏まえた上での品質・信頼性・保全性・安全の経営技法をどうつくるのか・・・悩ましいけど,基盤から固めて行かないと衰退しかないし.もちろん,意思決定論,その他の経営技法を再構築して・・・
頑張りましょう.