銀河後悔日誌、つぶやき

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札幌リクエストショー

2007-12-19 01:17:04 | あにめいべんと
 年末になると書くことも少なくなって…ということで、結構日にちが経ってしまった“イベント”のお話。


 山本正之先生が全国を廻るライヴというのは、隔年で「マサユキ前線」が行なわれているようだ。毎回札幌にも来られていて、わたしは2004年と06年に出向いた。
 合い間の05年には、「怒涛日本史」と題し、“歴史シリーズ”を全曲唄うという珍しい催しがあった。

 さて、今年も合間の年である。
 さすがに今年は来られない…と思いきや、毎年東京と大阪で行なわれる「リクエストショー」が、地方で初めて開催されることになった。その中には札幌も入っている。

 行なわれたのは10月21日日曜日。会場はいつもの会議室やホテルの一室ではなく、「SoundLab Mole」(サウンドラボ モール)というライヴハウスである。ここからして、いつもと雰囲気がだいぶ違う。


 今年も、過去3年と同じくおなじみのAさんと行ったわけだが、前に“マサユキスト”に引っ張り込んだ、第2次M社時代の同僚K氏も初めて参加。

 当日はAさんが通常どおり、午前と夜に仕事がある日であり、午前の仕事が終わったあとに、Aさんと待ち合わせ。続いて、K氏と合流。

 開場の14時ごろ、会場へ向かう。しばらくして受付が始まったが、雰囲気はいつもとだいぶ違うものの、集まる面々は、例年とほとんど変わらない(笑)。


 通常の「前線」では、山本先生がギター1本をで唄い、事務所スタッフと弟子が1人だけ。椅子まで自分たと並べられる。
 今回は、司会にとまとあき氏が参加。お弟子さんはいないようだ。


 15時ピッタリ(時報で確認している)に開始。まず、“テーマ曲”(「大義援オモカゲマン」)のカラオケが流れ、先生が合わせて唄う。北海道で生演奏以外で唄われるのは初めてであった。

 「リクエストショー」というのは、先生の楽譜や、色々なお宝グッズ、あるいは使い捨てカメラ(を使って先生との写真撮影権)、またはビデオテープ(で先生が唄っているところの撮影権)…などを、競り落とした人が1曲先生が作詞・作曲した曲をリクエストし、生で唄ってもらえる、というショーである。

 色々面白い企画もある。1コーラスというより、1フレーズしかない“超短編”のタイトルを10個挙げ、「この中で実際に作っていない曲は?」という、どれもありそうでなさそうな難しい問題。
 先生の実家を整理していて出て来たという、昔のアニメ作品のレコードや作品資料。あるいは、生の楽譜(もちろん手書き)などなど。
 珍しいところでは、全部で5番作られながら、実際に録音された時には4番に削られた楽曲。その、削る前の楽譜原本も、競りに掛けられた。そして、競り落とした方のリクエスト曲は、その楽譜を使った演奏。

 そういった「リクエスト」が、全部で10曲分あり、残念ながらAさんは18時から仕事があるので、9曲目が終った17時半ごろ退出した。ひじょうに残念だ。


 会場には、わたしをこの道に引っ張り込んだ、前にコミュニティラジオをいっしょにやっていたN氏も客席に見えた。このN氏なくして山本先生の名曲を知ることなく、こういうライヴショーに参加する機会もなかった。感謝します。


 さて、山本先生といえば、アニメソングやコミックソングを作者…というのが、一般的なイメージかと思う(今は「燃えよドラゴンズ」が毎年作られているが)。
 しかし、オリジナルの楽曲は、どれも素晴らしい。一度は聴いて頂きたいものだが…。


 さて、来年はまた「マサユキ前線」の年である。さて?

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