銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

殺意を育てた農園

2010-09-18 20:07:37 | めいたんていコナン…など
 9月18日の『名探偵コナン』は、第588話「屋上農園の罠」が放送された(実時間視聴)。

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「屋上農園の罠」
 放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
 目白美砂(めじろ・みさ)に招かれ、10階建て雑居ビルにある屋上農園を見学するコナン、小五郎、蘭。その時、奥の畑で中村剛彦(なかむら・たけひこ)と田口真一郎(たぐち・しんいちろう)が言い争いに。中村は迷惑じいさんと呼ばれる厄介者。田口は防虫ネットを壊されたという。すると今度はオーガニック野菜に農薬をかけられた井上万里江(いのうえ・まりえ)が中村に激怒。目白は中村に大根を一畝丸ごと引っこ抜かれたという。
 週末、目白から収穫の手伝いを頼まれたコナンたちは再び屋上農園を訪れ、水道付近の畑で絶命した中村を発見。コナンは遺体の額にある傷に注目する。この後、目暮警部らが捜査を開始する。中村の死亡推定時刻は午前10時頃で、コナンたちが遺体を発見したのは午前11時頃。医者によれば、致命傷は後頭部を強打した事だという。額の傷に気付いた目暮は、中村が蛇口に額をぶつけた後、足を滑らせて仰向けに倒れた事故と推理する。
 水道と柵の間には赤茶色の汚れがついたタオルが落ちていて、汚れは柵の手すりの塗料と同じ成分だという。コナンは遺体の首にもタオルが巻かれている事に違和感を抱く。遺体の近くには携帯電話も落ちていた。屋上に出入りする方法はエレベーターのみ。3階から上の部屋はベランダがなく、壁伝いに屋上へ登る事も不可能だった。この後、小五郎は遺体が人差し指で顔を指している事に気付き、ダイイングメッセージと推理。目白、田口は名前に顔の一部が入っている事もあり、中村を恨む目白、田口、井上を事情聴取する。
 目暮は参考人3人のアリバイを確認する。午前10時頃、目白はこのビル1階の事務所にいて、1人で仕事をしていたと証言。田口はホームセンターで買い物していたと明かし、屋上のすぐ下の階に住む井上は自宅でTVを見ていたという。コナンは」中村の文句を言う3人の発言を聞いて何かが引っ掛かる。この後、中村の携帯に午前10時頃に番号非通知で着信があった事が判明。さらに防犯カメラを確認し、午前9時から11時まで、誰も屋上に上がっていない事もわかる。目暮は中村が単独で起こした事故と判断するが、水道付近の折れた支柱の傍にあるレンガの破片に気付いたコナンは事件の真相に辿り着いて…。


 オリジナルの一話完結もの。

 今回限りの登場の女性から屋上農園に誘われ、そこには意地悪な爺さんがいた。次に行ったときにその爺さんがちょうど殺されているのが見つかって…というお話。

 明らかに意地悪な爺さん、殺されても<やれやれ>としか思わないが、小五郎がいなければ、単なる事故死とされていたのだろう。それはそれで後味が悪い。

 それにしても、今回のトリック(?)は、それだけで死ぬものか。死ななかった場合、どうなっていたのか。この辺は肝なので、粗さが気になった。


 EDは倉木麻衣さんの曲に変わり、OPと両方担当することになった。ただ、OPは伴奏も含めてかなり“造られた”感が強く、まるで精巧なボーカロイドが唄っているようだ。EDは歌手が唄っているようで、OPこそCDではなくて配信のデータ向きな気がする。


 9月25日は、第589話「最悪な誕生日(バースデー) (前編)」の予定。上記サイトで放送前のあらすじは下記のとおり。
 10月10日の誕生日、英理が宿泊するホテルの部屋に依頼人の国分秋穂が現れる。夫の健彦とケンカしたという。秋穂はストーカー被害に遭い、明日は相手の親と示談交渉の予定だった。英理は秋穂を迎えに来て欲しいと健彦に連絡した後、レストランで小五郎たちとディナーを食べる。英理が部屋に戻ると、すでに秋穂の姿はなかった。シャワーを浴びた後、英理は小五郎、コナン、蘭を部屋に迎え入れ、ベッドの下で絶命した秋穂を発見する。

 原作付きのお話。

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青函トンネル通過の秋

2010-09-18 19:36:57 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は七日目。今日は観られた。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 錦風(西57)を寄り倒して、希帆ノ海(西52)勝ち越し。
 阿夢露(西43)を押し出し、祥鳳(東49)勝ち越し。
 若乃島(東43)を引き落とし、春日国(西34)勝ち越し。
 宇映(東6)を突き倒し、富士東(西2)五分。
 出直し組同士の対戦は清瀬海(西4)を押し出して、大道(西筆頭)関取復帰まであと1番。
 芳東(東筆頭)を押し出し、剣武(西3)五分。

☆4勝
 春日国(西34)・祥鳳(東49)・希帆ノ海(西52)


・十枚目(十両)
 ヴェテラン安壮富士5勝目、新十枚目城ノ龍連敗。
 新十枚目栃乃若は星風を寄り倒して白星先行。
 徳真鵬を寄り切り、新十枚目仲の国7日目に初日。
 新十枚目宝富士、佐田の富士を叩き込んで4人とも白星のめでたい日。
 魁聖3勝目、出直し組の隠岐の海も2敗。
 玉乃島を押し倒し、出直し組の豊響連勝。
 寶智山を突き倒し、翔天狼6勝目。
 出直し組の雅山6勝目、若天狼は敵わずに5連敗。
 玉飛鳥を引き落とし、出直し組の豊ノ島7戦全勝。


・幕内
 旭南海を叩き込み、出直し組の豪栄道5勝目。まあ、幕内復帰は堅いだろう。
 合計74歳になるヴェテラン同士、若い栃乃洋が年長の土佐ノ海を下手投げ。
 垣添を吊り落としの大技で倒し、蒼国来白星先行。
 どっしり出て来る臥牙丸をいなして引き落とし、嘉風7連勝。
 春日王を叩き込んで琴春日白星先行。
 北勝力はあっさり落ち、黒海が引き落として5勝目。北勝力の衰えぶりが気になる。
 高見盛が出て行ったが、廻しを離して朝赤龍逆転の寄り倒し。今場所は高見盛は…。

 豊真将に詰まった白馬だがよく残し、白馬白星先行。豊真将は全然白星が挙がらない。
 突いて行った若の里だが、引いて墓穴。栃煌山が押し出して6勝目。
 攻める阿覧に足を掛けて、時天空が鮮やかな内掛けで初日。

 旭天鵬を寄り切り、琴欧洲7連勝。
 日馬富士を上手投げから捻って鶴竜が捻る。鶴竜は白星先行、日馬富士2敗。

 琴奨菊が動いて魁皇をまっすぐ寄り切り。残る腰がない魁皇は、大関以上を1人でも倒さなければ負け越し。
 千代大海もそうだが、魁皇も引退時期を誤ったのではないか。引き際というのは難しいが、琴光喜が消えたので、引退すれば大関以上に日本人がいなくなる。そうすると、何としてでも勝ち越さなければならない。しかし、今場所の状態で勝ち越すことが出来れば、それは奇蹟でもなんでもなく、筋書きのある取組になってしまう。

 栃ノ心を押し出し…というか吹っ飛ばして把瑠都6勝目。蹴り飛ばしたわけではないが、まさに“一蹴”。

 正面解説九重・審判長貴乃花の両親方が見守る中、難敵稀勢の里を迎えた白鵬。危ない場面もあったが、離れてからは慌てず寄り切り。白鵬が7連勝。

 そして、一場所十五日・一ヶ月おきの本場所が続くようになってからは最多の54連勝。双葉山の69連勝というのは金字塔だが、東西制・一場所十一日→十三日・1月と5月ごろの年に2場所の時代と、単純に比べても意味がない。

 千代の富士の「53連勝」を抜いたというが、“買って”作った53連勝と「勝って」作った54連勝では、重みが全然違うよ。ただし、昨日の段階で「目標は60連勝」と言っていたのは危ない傾向である。輪島と並ぶ15回目の優勝は、まあ、問題ないだろう。でも、明日勝つかどうか、1週間後までずっと勝ちっ放しで行くか。そこまで勝ちたいと思っていても、勝ち続けられるかどうかは分からないし、途中で星を落とした場合、以降の相撲に力が入るかどうか。
 実は、先場所どこかで負けた場合は、辞めてしまうんじゃないかと思った。賜盃も奪われ、周囲は相撲そのものの悪口ばかり。こういう事態になっても、仲間たちは何も声を上げない。それでも白鵬は勝ち続け、今日のこの日まで勝って来た。

 これからは一日一日が歴史を刻む。まずは明日、その次は明後日。注目していきたい。

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