昨日の特別調査委員会からの“答申”を受けて、今日は相撲協会理事会への勧告が行なわれた。
結局のところ、“主犯格”の大嶽親方(もと関脇貴闘力)と琴光喜が「解雇以上」の処分相当、時津風親方(もと幕内時津海)が「番附降下」以上の処分相当という。処分自体は、「早ければ今日の理事会で」ということだったので今日は出ず、予定通り7月4日の理事会で、ということになる。
その前に、名古屋場所の興行自体は実施して、延期された番附発表は7月5日月曜日と決まった。1週間順延して、初日の1週間前となったが、前日行なわれるであろう処分については、反映されないのでないか。大嶽も琴光喜も番附に載ったまま?
謹慎として休場すべき力士は、琴光喜を除いて下記のとおり(名古屋場所の番附予想順、地位、所属部屋)。ちなみに、琴奨菊(もと関脇、佐渡ケ嶽)・垣添(もと小結、武蔵川)については身内での賭博ということで謹慎の必要なし。嘉風(幕内、尾車)については、賭博内容について再検討ということで“処分保留”となった。
★幕内(6人)
豪栄道(もと関脇、境川)・豊ノ島(もと関脇、時津風)・雅山(もと大関、武蔵川)・豊響(幕内、境川)・若荒雄(幕内、阿武松)・隠岐の海(幕内、八角)
★十枚目(5人)
大道(十枚目、阿武松)・清瀬海(もと幕内、木瀬から北の湖預かり)・千代白鵬(もと幕内、九重)・春日錦(もと幕内、春日野)・普天王(もと小結・名古屋では幕下陥落へ、出羽海)
★幕下(2人)
古市(もと十枚目、阿武松)・光法(先場所望櫻から改名、宮城野)
先場所の成績から考えると、豪栄道は前頭4枚目くらい。昇進者の数によっては残留も出来ようが、ちょっと幕内残留は厳しい。雅山も全休では十枚目陥落は必至で、大関が十枚目に落ちて取ることは不名誉なので、このまま引退へ向かうのか。理事長弟子のもと大関が十枚目では、さすがにみっともないだろう。
それにしても、期待の若手豪栄道と、続くホープの隠岐の海。どっちも入っているってのは、情けないにもほどがある。稀勢の里が入っていないのが、救いと言えば救い?
十枚目の5人は、もともと落ちる普天王を除いて、4人とも幕下陥落は必至。
幕下の古市は、仲介者として重要な役割を果たしている。いくら若い衆とはいえ、単純に「謹慎」で良いのか? 引退勧告したいくらいだ。
そして、ここに名前の出ている各力士、「謹慎」として1場所休場だけで良いのか(謹慎期間は7月4日から楽日の25日までとされている)。9月場所から心を入れ替えて、土俵に戻して良いのか?
そして、週刊誌には、まだまだ疑惑の力士が載っている。大麻事件の時のように、後で名前が増えることもあり得るし、いや、ないはずがない。
所属力士が謹慎のため、以下の師匠連も謹慎する。
武蔵川理事長(もと横綱三重ノ海)・出羽海事業部長(もと関脇鷲羽山)・九重審判部長(もと横綱千代の富士)・陸奥広報部長(もと大関霧島、所属力士は無傷だが?)・八角(もと横綱北勝海)・阿武松(もと関脇益荒雄、部屋全体が謹慎)春日野審判委員(もと関脇栃乃和歌)・佐渡ケ嶽審判委員(もと関脇琴ノ若)・境川(もと小結両国)・宮城野(もと十枚目金親)・木瀬(もと幕内肥後ノ海、部屋取り潰しに続いて清瀬海の賭博でも処分)の各親方。
嘉風の保留に伴って、尾車(もと大関琴風)親方も保留。
一番問題なのは、相撲協会というか角界全体の問題なのだから、理事ら役員が処断されるべきだろう。それが、たまたま雅山の師匠だったので、武蔵川理事長が。たまたま普天王の師匠だったので、出羽海事業部長が謹慎という。彼らの師匠でなければ、理事長として無傷のまま過ごすところだった。これが、一番おかしい。
存亡の危機である。その危機に、全く役に立たない人はいらないのではないか?
結局のところ、“主犯格”の大嶽親方(もと関脇貴闘力)と琴光喜が「解雇以上」の処分相当、時津風親方(もと幕内時津海)が「番附降下」以上の処分相当という。処分自体は、「早ければ今日の理事会で」ということだったので今日は出ず、予定通り7月4日の理事会で、ということになる。
その前に、名古屋場所の興行自体は実施して、延期された番附発表は7月5日月曜日と決まった。1週間順延して、初日の1週間前となったが、前日行なわれるであろう処分については、反映されないのでないか。大嶽も琴光喜も番附に載ったまま?
謹慎として休場すべき力士は、琴光喜を除いて下記のとおり(名古屋場所の番附予想順、地位、所属部屋)。ちなみに、琴奨菊(もと関脇、佐渡ケ嶽)・垣添(もと小結、武蔵川)については身内での賭博ということで謹慎の必要なし。嘉風(幕内、尾車)については、賭博内容について再検討ということで“処分保留”となった。
★幕内(6人)
豪栄道(もと関脇、境川)・豊ノ島(もと関脇、時津風)・雅山(もと大関、武蔵川)・豊響(幕内、境川)・若荒雄(幕内、阿武松)・隠岐の海(幕内、八角)
★十枚目(5人)
大道(十枚目、阿武松)・清瀬海(もと幕内、木瀬から北の湖預かり)・千代白鵬(もと幕内、九重)・春日錦(もと幕内、春日野)・普天王(もと小結・名古屋では幕下陥落へ、出羽海)
★幕下(2人)
古市(もと十枚目、阿武松)・光法(先場所望櫻から改名、宮城野)
先場所の成績から考えると、豪栄道は前頭4枚目くらい。昇進者の数によっては残留も出来ようが、ちょっと幕内残留は厳しい。雅山も全休では十枚目陥落は必至で、大関が十枚目に落ちて取ることは不名誉なので、このまま引退へ向かうのか。理事長弟子のもと大関が十枚目では、さすがにみっともないだろう。
それにしても、期待の若手豪栄道と、続くホープの隠岐の海。どっちも入っているってのは、情けないにもほどがある。稀勢の里が入っていないのが、救いと言えば救い?
十枚目の5人は、もともと落ちる普天王を除いて、4人とも幕下陥落は必至。
幕下の古市は、仲介者として重要な役割を果たしている。いくら若い衆とはいえ、単純に「謹慎」で良いのか? 引退勧告したいくらいだ。
そして、ここに名前の出ている各力士、「謹慎」として1場所休場だけで良いのか(謹慎期間は7月4日から楽日の25日までとされている)。9月場所から心を入れ替えて、土俵に戻して良いのか?
そして、週刊誌には、まだまだ疑惑の力士が載っている。大麻事件の時のように、後で名前が増えることもあり得るし、いや、ないはずがない。
所属力士が謹慎のため、以下の師匠連も謹慎する。
武蔵川理事長(もと横綱三重ノ海)・出羽海事業部長(もと関脇鷲羽山)・九重審判部長(もと横綱千代の富士)・陸奥広報部長(もと大関霧島、所属力士は無傷だが?)・八角(もと横綱北勝海)・阿武松(もと関脇益荒雄、部屋全体が謹慎)春日野審判委員(もと関脇栃乃和歌)・佐渡ケ嶽審判委員(もと関脇琴ノ若)・境川(もと小結両国)・宮城野(もと十枚目金親)・木瀬(もと幕内肥後ノ海、部屋取り潰しに続いて清瀬海の賭博でも処分)の各親方。
嘉風の保留に伴って、尾車(もと大関琴風)親方も保留。
一番問題なのは、相撲協会というか角界全体の問題なのだから、理事ら役員が処断されるべきだろう。それが、たまたま雅山の師匠だったので、武蔵川理事長が。たまたま普天王の師匠だったので、出羽海事業部長が謹慎という。彼らの師匠でなければ、理事長として無傷のまま過ごすところだった。これが、一番おかしい。
存亡の危機である。その危機に、全く役に立たない人はいらないのではないか?
年寄株の売買など抜本的な改革ができないと、相撲界は何も変わらないように感じます。
こういう問題は内部では解決出来ないんですが、外部から口を挟んで上手く行くのかどうか。
「解決」には、それこそ年単位で必要がありますね。