平成二十七年十一月場所・十日目

　平成二十七年十一月（九州）場所（於・福岡市博多区築港本町　福岡国際センター）は十日目。

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・幕下
　武玄大（西27）を叩き込み、彩（東29）勝ち越し。
　栃丸（東7）2勝目、禧勢ノ山（西5）負け越し。
　出羽疾風（東4）を叩き込み、翔天狼（西6）勝ち越し。

☆5勝
　千代翔馬（西3）・芝（西31）・諫誠（東35）・宇良（西54）


・十枚目（十両）
　大道五分、大翔鵬（西下2）五分。
　真鵬を寄り切り、大翔丸勝ち越し。
　玉飛鳥（西14）2勝目、阿武咲負け越し。
　2敗の錦木を寄り切り、正代9勝目。
　明瀬山を寄り切り、輝五分。
　鏡桜を突き落とし、富士東7勝目。

☆1敗
　正代（西5）
☆2敗
　大翔丸（東12）
☆3勝
　富士東（西4）・錦木（東11）

　毎年恒例、十枚目年間最多勝争い。今日の勝敗を踏まえた状況は次のとおり（シコ名、勝敗、今場所の星取）。

輝　　　　46-39　●○●●●　○○○●○
富士東　44-26　○○●○○　○●○●○
明瀬山　42-43　○○●○●　●○●○●
北磻磨　42-43　○○●○●　●●●●○
阿武咲　41-44　●●●●○　●○●●●
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以下、圏外
旭日松　40-45　●○○●○　●●○○●
千代皇　40-45　○○○●●　●○●●○
天鎧鵬　40-45　●○○○●　○●○●○


・幕内（まくのうち）
　常幸龍（西十3）6勝目、朝赤龍（東16）負け越して幕内は守れない？
　出る玉鷲に千代大龍土俵際で叩き込んで6勝目。
　大栄翔3勝目、佐田の富士負け越し。
　御嶽海を送り出し、宝富士7勝目。御嶽海は後ろを向いた時点でさっさと土俵を割ったが、残そうとはしないんか。
　旭秀鵬6勝目、安2敗目。
　豊響五分、誉富士負け越し。
　勢7勝目、松鳳山も2敗。
　遠藤を押し倒し、魁聖7勝目、遠藤は倒れ方が危ない。
　勝龍が「引っ掛け」で五分。安美錦は借金2。
　隠岐の海2勝目、碧山負け越し。
　栃ノ心を寄り切り、逸ノ城4勝目まで戻して来た。
　嘉風を寄り切り、大砂嵐4勝目。両者が落ちて来た藤島審判長は大変だったろう。

　妙義龍の攻めを凌いで寄り倒し、照ノ富士今日は前に攻めて五分。妙義龍（関脇）は負け越して、嘉風は好機だ。
　豊ノ島4勝目、稀勢の里せっかくの好機に2敗目。

　琴奨菊を下し、日馬富士9勝目。4人いた1敗は結局1人だけ…。
　栃煌山に猫だましを見せる白鵬、勝敗には関係なかったが、寄り切った後になぜか栃煌山の胸を叩く白鵬10連勝。こりゃ「ダメ押し」ならぬ「ダメ出し」が必要か。
　鶴竜を寄り切り、豪栄道横綱のご協力でカド番脱出まであと2つ。鶴竜は全く力が出ず4敗。

☆全勝
　白鵬（横綱）
☆1敗
　日馬富士（横綱）