銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

挑戦者よやって来い、秋

2010-09-15 23:09:22 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は四日目だって未見。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 錦風(西57)は天緑(西58)を送り出して連勝。旭南海や琴春日が幕に上がっているのだから、1場所だけでも関取を務めて欲しかったが…。
 出直し組の千代白鵬(西5)は琴禮(東7)を引き落とし、清瀬海(西4)は剣武(西3)を引き落として2連勝。


・十枚目(十両)
 琉鵬は安壮富士を叩き込んで3勝目。
 磋牙司に押し出され、新十枚目栃乃若に土。
 星風五分、新十枚目仲の国は4連敗。
 出直し組の隠岐の海4連勝。新十枚目宝富士は借金2。
 ヴェテラン十文字を押し出し、新十枚目城ノ龍4連勝。
 出直し組同士、豊響を突き落として雅山3勝目。豊響は十枚目に落ちても白星が出ない。
 寶智山を寄り切り、出直し組の豊ノ島順当に4連勝。


・幕内
 臥牙丸を下手投げで下し、旭南海五分。
 垣添に初日、初の中入り後若天狼は五分。
 土佐ノ海を押し倒し、玉鷲も初日。
 若い蒼国来を肩透かしで下し、豊桜五分。
 光龍を押し倒し、琴春日4日目に初日。
 3連勝同士、春日王を引き落として嘉風4連勝。

 稀勢の里を叩き込み、新関脇阿覧初日。阿覧が大関に近いとは思えないが、稀勢の里はさらに遠く見える。
 鶴竜を突き出し、新関脇栃煌山3勝目。

 琴奨菊を寄り切り、把瑠都3勝目。
 3連勝の栃ノ心を寄り切り、琴欧洲は大関で1人だけ4連勝。
 若の里を寄り切り、日馬富士3勝目。
 時天空を寄り倒し、魁皇3勝目。しかし、このまま勝ち越させて良いのだろうか。

 豊真将を上手投げで下し、白鵬4連勝。これで「超五十連勝力士碑」への刻印は確実。この碑の名前「超五十連勝」とある。50連勝を達成した「超力士」と解釈していたが、「50連勝を超えた」とも読める。そうすると50連勝は入らず、51連勝以上が、刻印対象となる。50連勝で止まった例はないが、そもそも「50」という区切りの意味がよく分からない。場所に8番9番・年に2場所くらいの時代に「50」ってのはとてつもない数字だが、場所に15番・年に6場所の現代では、だいぶ数字の重みに開きがある。

 まずは、現実に刻印力士が誕生したことを祝いましょう。

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怪奇! ナゾの文字投棄事件

2010-09-15 22:47:06 | ドラえもん
 9月10日の『ドラえもん』(通算227回くらい)は、「ワの字で空を行く」と「変身!ドラキュラセット」が放送された(9月15日視聴)。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部


・「ワの字で空を行く
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ある朝、ねぼうしたのび太はドラえもんに『タケコプター』を出してほしいとたのむが、「学校に行くために貸すことはできない!」とことわられ、結局、ちこくしてしまった。
 帰ってきたのび太は、ドラえもんが落としていった『コエカタマリン』のビンをひろう。
 『コエカタマリン』は、“声”がかたまりになって飛びだす、ひみつ道具…。それを見て、「かたまった声に乗れば、学校までひとっ飛びで行けるはず!」とひらめいたのび太。
 さっそく“声”に乗ってみようと、実験を開始するが…!?


 遅刻ばかりののび太でも、【タケコプター】や【どこでもドア】を使って学校へ行こうという話は、ごくごくわずかである。

 それはともかく、それらおなじみの道具と同様に、複数回出てくる道具がたまにある(劇場版は除く)。【コエカタマリン】はあまり使い道がないものの、インパクトは大きい。でも、2回目の登場をさせるほどの道具かなあ…。

 さて、音の速さの難しいところは置いといて、のび太が自分が乗りやすい形、ということで言葉(というかカタカナ)を選ぶ。常人には、そういう発想は出て来ないだろう(笑)。


 のび太がしずかちゃんと高井山へ行って、不始末で“遭難”する。それをドラえもんが助けるおなじみのパターンに持って行ったが、今回はママの快演(?)が光った。まだまだ琴乃さんは若い。



・「変身!ドラキュラセット
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 スネ夫からドラキュラの物語を聞いたのび太は、おそろしさのあまり、クツもはかずに家までダッシュ! クツをとどけに来てくれたしずかに、笑われてしまった。しかも、こわくて、夜、ひとりでトイレに行けなくなってしまう。
 あきれたドラえもんは、記憶(きおく)を吸(す)いとってくれるひみつ道具『ドラキュラセット』を取りだし、のび太からドラキュラにかんする記憶をなくしてあげることに…!
 ところが、そのきき目を知ったのび太は、昼間のみっともないできごとをみんなに忘れてもらおうと考え、『ドラキュラセット』を強引に借りだして…!?


 しずかちゃんでなくても、靴を履かずに逃げ出したのび太のことは、笑わずにはいられない。そして、のび太たちは大人になってからも親しい仲らしい(『結婚前夜』より)ので、のび太の情けなさとして、末代まで語られることになるのだろう。

 それはともかく、その中のホンの1エピソードを、ドラキュラになって消去。ドラえもんが取り戻さなければ、さぞ消去するエピソードは多いだろう。何かの拍子に思い出したりしないのだろうか。



 次回は9月17日、「ほんもの3Dテレビ」「その日、すべてがネズミに!」を放送予定。

・「ほんもの3Dテレビ
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 スネ夫から、最新モデルの大型3Dテレビをじまんされた、のび太。だが、ひとりだけ3Dメガネを貸してもらえないというイジワルをされて、ガックリ…。
 そんなのび太に同情したドラえもんは、『ほんもの3Dメガネ』を取りだす。このメガネをかけてテレビを見ると、映像がホントに飛びだしてくるのだ! ただし、メガネをとおして飛びだしてきたものは“ホンモノ”だから、むやみにさわったり手をのばしたりしてはダメだという。
 だが、『ほんもの3Dメガネ』をかけてテレビを見たしずかは、目前にあらわれた人気歌手のすがたにコーフンして…!?


・「その日、すべてがネズミに!
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ある日、ネズミに追いかけられたドラえもんは、ついに『世界変換マシン』をポケットから取りだした。
 このマシンは、キーワードを入力すると、24時間で世界を変えることができる、おそろしい道具。ドラえもんはそれを使って、ネズミが1匹もいない世界にしようと思ったのだ。
 ところが、まちがえて“すべてがネズミの世界”になるよう設定してしまったから大変!
 オロオロしているあいだに、のび太をはじめ、人々がどんどんネズミっぽいすがたになっていく…。はたしてドラえもんは“ネズミ化”を止めることができるのか…!?


 時代の流れで「3Dテレビ」が登場。でも、「3D」って、ドラえもんの道具のように見えるものだと思っていたが、そういう時代までは、まだ結構かかりそうだ。モニタを大きくしたり薄くする技術も凄いが、画像から立体造形が飛び出るだけでなく、触れるようになったら面白そう。

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磯の秋

2010-09-14 23:26:19 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は三日目も未見。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 弓取りベンチの祥鳳(東49)が連勝。弓を振ってすぐ関取になれば面白いが?
 出直しの普天王(西42)は暁司(東42)に突き出されて連敗。
 福の花(西33)が休場して直江(東34)が五分。
 白乃波(西23)も今日住して寺下(東24)不戦勝。
 上位目前の剛力山(東17)は東龍(東18)に寄り切られて連敗。さすがに家賃が高そうだ。
 幕内経験者同士、里山(東15)が錦(西15)を押し出して五分。
 上林(東4)が富士東(西2)を突き落として五分。関取間近の富士東は白星が出ない。
 出直しの大道(西筆頭)を下し、舛ノ山(東3)連勝。
 芳東(東筆頭)を寄り切り、深尾(東2)に初日。


・十枚目(十両)
 琉鵬が白星先行。仲の国はまだ初日が出ない。
 安壮富士を送り出し、新十枚目栃乃若3連勝。
 星風に初日、宝富士は黒星先行。
 徳真鵬を送り出し、城ノ龍3連勝。
 出直し組同士、豊響を叩き込んで若荒雄白星先行。豊響は3連敗。
 翔天狼に敗れ、若天狼に土。
 豪栄道を寄り切り、豊ノ島3連勝。


・幕内
 雅山と旭南海、同い年がまさかの対戦。ここはもと大関が勝った。
 先場所の苦戦を経験した臥牙丸、土佐ノ海を押し出して3連勝。
 豊桜が初日。玉鷲はなかなか白星が出ない。
 蒼国来が豪風を寄り切って白星先行。

 琴奨菊を寄り切り、稀勢の里白星先行。
 鶴竜が初日、阿覧は3連敗。

 豊真将を叩き込み、琴欧洲3連勝。豊真将はまだまだ三役は早いのか。
 栃ノ心が日馬富士を寄り切って3連勝。3日目にして、早くも日馬富士脱落。
 栃煌山が魁皇を押し出して白星先行。魁皇に土だが、日本人最高位が入れ替わる!?
 時天空を押し出し、把瑠都連敗はしない。

 若の里を寄り切り、白鵬は天下無双の碑に刻まれる3勝目。

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柔よく秋を制す

2010-09-13 23:12:10 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は二日目。未見。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 出直しの春日錦(西10)は鳥羽の山(東11)に敗れて黒星発進。鳥羽の山、関取はちょっと遠くなったが、さて?
 出直しの清瀬海(西4)は持丸(東5)を破って初日。
 関取が近い両者の対戦は、舛ノ山(東3)が富士東(西2)を送り出して先勝。


・十枚目(十両)
 琉鵬を上手投げで下し、新十枚目栃乃若連勝。
 新十枚目同士は城ノ龍が連勝、宝富士五分。
 磋牙司に押し出され、新十枚目仲の国のみ連敗。
 十文字を極め倒し、出直しの隠岐の海2連勝。今場所の8枚目は、ちょっと頑張っても幕内は遠い。
 豊響を引き落とし、若天狼2連勝。
 もと関脇の豪栄道を押し倒し、もと大関雅山が大関経験者として十枚目で史上初勝利。これで喜んでは、頭がおめでたい。


・幕内
 陥落中の豊ノ島、土佐ノ海を叩き込んで連勝。まあ、順当なところではある。
 奇蹟の再入幕、豊桜は臥牙丸に押し出されて順当に連敗。
 辛うじて幕に残った垣添、旭南海に送り出されて連敗。新入幕の旭南海に初日。
 ヴェテラン栃乃洋を上手投げで下し、もう一人の新入幕蒼国来も初日。

 琴奨菊連勝、阿覧は連敗。
 旭天鵬を押し出し、栃煌山に初日。

 豊真将を裾取りで破り、日馬富士連勝。
 若の里を寄り切り、魁皇も連勝。博多へは廻しで行くのか、ジャンパーで行くのか?
 稀勢の里が把瑠都を押し出して殊勲の初日。
 鶴竜を寄り切り、琴欧洲2連勝。

 先場所は辛勝だった時天空を叩き込み、白鵬2連勝。

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秋の四つ葉

2010-09-12 18:09:28 | 大相撲観測日誌
 平成二十二年九月(秋)場所(於・國技館)は初日。

 今場所から公共放送の中継が復活したが、まだまだ問題は多い。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 復帰の普天王(西42)は若乃島(東43)に黒星。三段目では取らないというが?
 同じく千代白鵬(西5)は宇映(東6)を引き落として白星発進。
 同じく大道(西筆頭)は「二分後取り直し」で深尾(東2)を上手投げ、白星。幕下以下は力水を付けないので「水入り」の代わりに「二番後取り直し」になるが、幕下最後の取組の場合は、関取の取組の合間に幕下の取組が挟まることになる。それでは具合が悪いので、このような事態になったのだろう。十枚目の場合は、中入り後の前あたりになるのではないか。中入り後、結びが「水入り」後に再度水が入った場合は、「十分後取り直し」という例がある。


・十枚目(十両)
 岩木山は引き続き休場。十枚目に残留したので休場しているが、引退の予定。既に名跡は空けられた。
 松谷は出場停止。野球賭博未申告のためだが、“貴乃花派”ではないので解雇はされず。

 芳東(東下筆頭)を寄り切り、3年ぶりに関取復帰の琉鵬初日。
 割りに入っていた山本山が休場し、新十枚目栃乃若が幸運な初日。
 新十枚目同士、仲の国を寄り切って宝富士。
 磋牙司を押し出し、新十枚目城ノ龍も白星。
 復帰の隠岐の海、境澤を下して初日。
 幕下から戻って来た十文字、玉乃島を突き落として白星発進。
 復帰の若荒雄、新鋭の佐田の海を叩き込んで白星。
 復帰の豊響は魁聖に敗れて黒星発進。
 寶智山を引き落とし、若天狼白星。1場所でも良いから幕内を務めて欲しいが…?
 復帰者同士の対戦は、もと大関の雅山を豊ノ島が転がして白星。もと大関が十枚目で勝てば史上初だが、明日以降に持ち越し。


 賜盃の返還式はないが、優勝額の除幕はされた。土俵上では先場所の優勝額も贈呈されてないが…。


・幕内
 三役行司の玉光さんと正直さんが休場し、与太夫さんと寿行さんが幕に上がって裁く。もう一人欠けると、幕内行司がもういない。上の段は裁けなかったと思うが、さて?

 奇蹟の再入幕、豊桜を引き落として復帰の豪栄道(東十筆頭)の勝ち。番附が逆転したとは言え、さすがに力の差がありすぎるだろう。
 32歳で新入幕の旭南海を、38歳で再入幕の土佐ノ海が叩き込み。土佐ノ海の方が若く見える? 錦華山の記録を破る人が出るとは、世の中何が起こるか分からないものではある。
 再入幕の栃乃洋、玉鷲を掬い投げで下す。
 新入幕の蒼国来を再入幕の春日王が寄り切り。
 光龍と豪風、互いに動きあって最後は豪風が押し出し。光龍は惜しかった。
 久しぶりに幕内に戻って来た琴春日、嘉風に寄り切られてあっさり黒星。
 四つに組んだ北勝力を寄り切り、霜鳳が初日。
 攻めて行った武州山、ひざを付いてしまって木村山の勝ち。
 土佐豊が出て行ったが、黒海が残して掬い投げの勝ち。
 北太樹が前に出て朝赤龍を寄り切り。

 白馬と猛虎浪。良い形になった白馬の方が上手投げ。寄り切れなかったが、無理して寄って残される方が危ない。
 安美錦を押して行く高見盛。辛くも残した安美錦を、なおも押し出して高見盛が初日白星。
 旭天鵬を封じて、瀬川。
 新関脇の栃煌山を一方的に寄り切り、琴奨菊の勝ち。
 新関脇の阿覧と先場所の小結から平幕に落ちた栃ノ心。阿覧も盛り返したが、栃ノ心が寄り切り。

 カド番の魁皇、引いたが豊真将の方が落ちた。辛うじて1勝だが、危機に変わりはない。
 若の里をあっさり突き出し、把瑠都は危なげなく1勝。10年前、いや5年前の若の里だったら…。
 時天空が掛け投げを見せるが、先に手を付いて琴欧洲が上手投げの勝ち。投げた方が相手の落ちる前にあっさり手を付いては勝てまい。
 稀勢の里を下し、日馬富士も1勝。稀勢の里は小結に下がっても相変わらずのようで…。

 さすがに初日早々全開とは行かず、鶴竜が一瞬良い形。それでも勝ってしまう白鵬は、今場所も優勝するかどうかと聞かれれば、有力としか言いようがない。でも、今日勝つか・明日勝てるかは誰にも分からない。そこが「優勝」と「連勝」の大きな違いではあるまいか。

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春夏秋冬探偵団

2010-09-11 18:50:32 | めいたんていコナン…など
 9月11日の『名探偵コナン』は、第587話「キッドVS四神探偵団」が放送された(実時間視聴)。

 名探偵コナン公式バナーよみうりテレビの公式ページ

 小学館の公式ページ

 東京ムービーの『コナン』ページ


「キッドVS四神探偵団」
 放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
 コナンが気絶した状態の中、哀は停電した時の映像と音を確認したいとTVクルーに頼み、皆でVTRに不審な点がないかを調べる事に。停電後、雨戸が破られ、雨と風が堂内に吹き込む音を聞いた歩美は驚いてフードを被ったと発言し、元太と光彦も同じ事をしたと明かす。次郎吉は探偵団のためにお揃いのパーカーを用意していたのだ。続いて緑、赤、白、黒の順に台座に流れる電流が切れる音、中央の柱がスライドして麒麟の角が現れる事が聞こえてくる。哀たちはVTRを一通り確認するが、妙な音も光も見つける事はできなかった。
 次郎吉が本当に台座の鍵穴を守っていたのかと疑うと、元太たちは台座に寄りかかって穴を塞いでいたと主張。元太が黒、光彦が緑、歩美が白、哀が赤の台座を守っていたという。中森警部は所々腐った床を調べ、床にも鉄板を入れているのかを確認。壁は鉄板を入れて補強されているが、次郎吉は床下と天井、四隅の柱には元々入り組んだ仕掛けが施されていたため、手をつけなかったと説明。だが、床下には金網を張り巡らせているという。
 この後、レポーターの新海とカメラの増井は音声の日住がキッドの仲間かもしれないと証言。急遽、担当が別の人から日住に替わったからだ。すると日住も増井が怪しいと発言。カメラも急に新人からベテランの増井に変更したという。増井は生中継を撮影する自信がないから替わってくれと新人から頼まれたと反論。新海も次郎吉が少年探偵団のためにパーカーを用意する程、気合いを入れているからベテランに変更したと発言する。すると、次郎吉はTV局から指示されてパーカーを用意したと反論し、双方の話が食い違う。
 次郎吉は予告状の追伸に「今回は幼稚な真似は止め、大人同士で雌雄を決めましょう」と書かれていたため、キッドが苦手とする少年探偵団を呼んだと告白。この後、気を失っていたコナンが哀に声をかける。コナンは皆に目を覚ました事がバレないように少年探偵団に取り囲んでもらう。キッドがコナンを気絶させた理由がわからないからだ。コナンは光彦らにキッドが台座に貼ったカードの位置を確認。そして哀との会話から何かに気付いたコナンはキッドがコナンを気絶させた理由、キッドが誰に変装したかも見破って…。


 OP前、コナンが倒れている(ことになっている)ので、灰原がNR。ちょっと新鮮な感じ。

 本編はコナンが気が付いて、一応倒れたままということになっている。でも、あの場面で子供たちが囲ったとしても、キッドにはバレバレなのでは?


 結局鍵がなくても台座を動かせば麒麟が出てくる仕組みだったわけで、聞いてしまえば何と言うこともない。しかし、モスキート音ってのは、今となっては検証も出来ないので、ちょっと残念(笑)。わざわざ若いのを外した理由にもなっているが、カメラマンに頼んだのもキッドなのだろうか。

 最後、キッドが元太に変装していたが、穴に落ちている時点で、いくら元太でもおかしいだろう…ってことで。


 9月18日は、第588話「屋上農園の罠」の予定。上記サイトで放送前のあらすじは下記のとおり。
目白に招かれ、雑居ビルにある屋上農園を見学するコナン、小五郎、蘭。その時、奥の畑で中村と田口が言い争いに。中村は迷惑じいさんと呼ばれる厄介者。田口は防虫ネットを壊されたという。すると今度はオーガニック野菜に農薬をかけられた井上が中村に激怒。目白は中村に大根を一畝丸ごと引っこ抜かれたという。週末、目白から収穫の手伝いを頼まれたコナンたちは再び屋上農園を訪れ、水道付近の畑で絶命した中村を発見する…。

 2.5話構成の次はオリジナルの単発物。

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清い人でなくても一票は清く

2010-09-08 22:49:40 | 常用平易な日々
 鈴木宗男衆議院議員の有罪が確定し、議員を失職することになった、という。
 今日はたまたま札幌市へ行ったので、それを報じる号外を手にすることになった。

 それはそれとして、総選挙は昨年である。そして、上告中とは言え、有罪判決が覆るとは考えにくい。
 そう考えると、有権者は有罪を承知で当選させたことになる。


 全国的にはどうかは知らないが、北海道内での知名度は物凄いわけだ。有罪確定に驚きの声も報じられていたが、この人たちは本気で言っているのだろうか。

 こういう人たちからは、選挙権を取り上げても良いのではないか。そうすることで、本当に関心を持つ人だけが投票することになるわけだから。

 ちなみに、北海道内では、与党(投票当時は野党)の小選挙区候補は自分の名前とともに「比例は新党大地」と連呼していた。さて?

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小麒麟

2010-09-06 21:26:21 | めいたんていコナン…など
 9月4日の『名探偵コナン』は、第586話「闇に消えた麒麟の角」が放送された(9月5日視聴)。

 名探偵コナン公式バナーよみうりテレビの公式ページ

 小学館の公式ページ

 東京ムービーの『コナン』ページ


「闇に消えた麒麟の角」
 放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
 4つの台座の鍵を同時に回さなければ出現しない麒麟の角。仮にキッドが鍵を奪ったとしても4人に分身でもしない限り、麒麟の角を奪う事はできないのだ。この仕掛けを作ったのは幕末のカラクリ師、三水吉右衛門。柱には「正しき理りに拠らず 麒麟を求めんと欲する者移ろひに身を委ねるべし」と刻まれていた。中森警部は4人の機動隊員がキッドと仲間にすり替わる事を心配。すると、少年探偵団と哀は自分たちが守ると名乗り出る。
 犯行予告時間となる夜7時の直前、次郎吉はキッドが手を出せないように4つの鍵を壁の柱に釘で打ち付ける。その直後に堂内が停電。さらに何者かが窓を開け、吹き込む突風に皆は動揺する。その時、4つの台座に流れる電流が切れる音が堂内に響き、コナンが何者かにスタンガンで襲われる。照明が点くと次郎吉は鍵を確認。4つの鍵は壁に打ち付けられたままだったが、麒麟の角は盗まれ、4つの台座にはキッドのカードが残されていた。
 ブレーカーには停電させる細工が施され、雨戸にはタイマー式の爆弾がセットされていたのだ。皆は気を失ったままのコナンを心配する。そんな中、次郎吉はすべてキッドを誘い込む策略だと説明。窓の格子や壁は鋼鉄、2つの出入り口の扉はロック後に開けようとすると音が鳴る仕組みだという。その音がないため、中森はキッドと仲間がまだ中にいると考える。光彦らは台座の鍵穴を塞いでいたと主張。その時、中森は4つの鍵穴に蛍光塗料が塗られている事に気付く。4つの鍵にも蛍光塗料が付着していた。
 中森は次郎吉をキッドだと疑って体を調べようとするが、哀は2人がキッドの仲間の可能性もあると指摘。哀と少年探偵団が次郎吉、中森、TVクルーら堂内にいる人すべての持ち物を調べるが、麒麟の角を見つけ出せない。コナンを気絶させたキッドの行動が腑に落ちない哀。哀は柱に刻まれた文字の意味、キッドが窓を開けた理由にも注目するが、コナンのように推理する事ができない。その時、光彦が赤い台座に「雀」と刻まれていた事を思い出し、4つの台座にあった朱雀、白虎、玄武、青龍の銅像が随分前に切り取られていた事が判明。哀と少年探偵団はコナンが目覚めるまでに事件を解決しようと試みるが…。


 2.5話構成(?)の1.5回目。今回は珍しくコナン抜きの状態でお話が進む。

 相変わらず自信たっぷりの次郎吉をよそに、しっかりお宝がなくなっている。しかも、今回はコナンが意識を失うという失態。ここの大人たちは、何のためにいるのだろう。

 さて、コナン抜きで灰原が中心になるが、コナンのような推理力があるわけでもなく、意外に苦戦している。灰原ってのは意外にお茶目なところもあるが、コナンの見てる前では、絶対にこんな顔しないだろう。

 意外に苦しんでいる様子を、こっそり感付いていたりして…?


 9月11日は、第587話「キッドVS四神探偵団」の予定。上記サイトで放送前のあらすじは下記のとおり。
 コナンが気絶した状態の中、哀たちは停電した時の映像と音を確認するが、不審な音も光も見つける事ができない。しばらくして意識を取り戻したコナン。キッドがコナンを気絶させた理由がわからないため、コナンは皆に目を覚ました事がバレないように少年探偵団に取り囲んでもらう。コナンは光彦らにキッドが台座に貼ったカードの位置を確認した後、キッドがコナンを気絶させた理由、そしてキッドが誰に変装したかも見破って…。

 原作つきだけど、相変わらずすっかり忘れているので、楽しみに解決編を待ちましょう。

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最後の映画館

2010-09-05 22:48:05 | ドラえもん
 札幌市すすきのにある東宝公楽会館3階にあった、「東宝公楽劇場」が8月31日限りで閉館した(閉館の報せを受けての記事は「6月17日の記事」参照)。

 8月27日限りで通常上映は終わり、28・29日と30・31日は一律五百円のさよなら上映が行なわれた。前者は『ゴジラ』と『ドラえもん のび太の恐竜』であり、『のび太の恐竜』を友人のおこじょさん氏と観賞した。


外観『ポケモン上映中』
 通常上映終了の前、8月26日に何枚か撮影した。入口正面には手書きの看板が2枚並ぶが、正面にあるのが上映中のもの。左にあるのが次回上映のものである。

さよなら上映の看板ただいま開館中
 「さよなら東宝公楽劇場」で上映される作品は、他の2本に比べると『のび太の恐竜』は新しい。『三丁目の夕日』は最近過ぎるような気が…。

さよならポスター全景
上部下部

 3階の劇場入口には、「さよなら東宝公楽劇場」記念上映のポスターが貼ってあった。ちなみに、旭川の旭川東宝も同日閉館したが、こちらの記念上映作品には、『のび太の宇宙開拓史』も入っていた。


 8月29日、午前中に『のび太の恐竜』と『ゴジラ』を1回上映したあと、13:25から『のび太の恐竜』2回目である。13時過ぎにおこじょさん氏と劇場に入り、館内は見渡してみると、親子連れが多い。

 わたしは一昨年・昨年と他にお客がいない状態で観賞し、ことしはおこじょさん氏と観賞したが、孫と祖母(?)・子供と母(?)の2組がいた。しかしそれでもほとんどお客がいないわけで、今般の閉館の報にも、残念と言う思いとともに止むを得ない面があった。

 映画は3分早く始まり、古い映画なので通常入る予告編は一切なし。かなりの退色と音飛びの中で終了したが、後年の『2006』とは大違いの名作に変わりはない。
 ここ3年はほとんど観客がいない状態しか知らない。当日は子供が多い印象だが、それでも半分ほどの入りである。子供にとっては、今とは違うドラえもんは、さてどう写ったのだろうか。


 終わったあと、劇場を出る前に館内を撮影してみる。

スクリーンを独り占め
 昨年撮影した、客席の風景。まあ、撮影はしない方が良いのだろうが、他に誰もいないし、もう閉館してしまったので載せてしまおう。前に誰も写っていないが、左右と後ろの方にも誰もいない。ここで2時間近く映画を一人で観ているのは、ある意味シュールな風景である。もうこういう機会がないのは、ちょっと寂しい。

コメント
 館内の様子である。ここはスクリーンの外右側にある休憩所であるが、昔はここから上に登ることが出来て、客席の最上段から出入りすることが出来た。初めてこの劇場に来たのは1999年であるが、2000年代初頭には、既に閉鎖されていた。椅子が設置されたのは近年ではないか?

自販機左にドアがあるここを昇るとスクリーンが見える
 写真の左はスクリーン左側の出入り口(見にくいが)、右は右側のそれ。右側に見える椅子がさっきの休憩所である。館内の自販機は普段は高めであるが、今日は100円になっていた。

売店が見えるグッズ販売のケース跡
 続いて売店の様子であるが、1階の券売所は何年も前に閉鎖され、ここで前売券も買う形式になっていた。カウンターしかないが、右の写真の位置にはグッズやパンフレットなどを展示販売するケースが置いてあった。既に何もないので、撤去されたようだ。
 学校の長期休みのときはアルバイトを募集していたのを思い出す。『ドラえもん』封切りの頃(3月上旬)、アルバイトのお姉ちゃんが「昨日(スキー)ジャンプの選手と合コンして…」と駄弁っていたのを思い出す。子供たちには全く聞かせたくない話である。

売店を反対側から入口外から見た様子
 ちょうど入場して目に入る景色と、入口の外から中を見た風景である。この景色も、既に見ることはできない。


 館内には、過去の作品のポスターが貼ってあった。『ドラえもん』関係だけ載せておく。ところどころボケているのはご愛嬌…というか、何度も撮影するのは恥ずかしいので1回きりということで。
『大魔境』というかハットリくんと怪物くんビデオでは主題歌が差し替えられている『魔界大冒険』『魔界大冒険』をもう1回撮影
 今となっては貴重な、“ドラ・ハッ・パー”時代のものもある。
『ハットリくん+パーマン』だけどA作品にカウントされるわたしが最初に観に行った『宇宙小戦争』岩見沢の映画館で最後に観た『日本誕生』いわみざわホールで観た『アニマル惑星』
天の川鉄道が宇宙に上がるシーンは格別『銀河超特急』F先生歿後1作目『南海大冒険』新ドラ1作目『恐竜 2006』
 おまけ。
ゴミ箱にキー坊がいるよ

 入口横のエスカレーターである。横に張ってあるポスターを観ながら、この3階に上がってくる仕掛けだ。1階には銀行、他の階には飲食店が入っているが、夜は繁盛しているのだろうか。
エスカレーターの上
 階段で2階に下りてみた。
2階の看板3階に上がるには、2階からエスカレータを乗り換える

 劇場を出て、階段で1階降りるとトイレが見える。1階には出口専用のドアがあり、ちょうどこのトイレを横目に降りていくことになる。ここも数年前から「従業員専用」となったが、お客さんが使うことはほとんどなかったのでは?
右に女子従業員専用トイレがある
 1階、「出口専用」ドアの手前。さらに下へ降りる階段があるが、階段の前が1段高くなっている。何がある?
階段の上の段


 外に出た。ここにも入口に貼ってあったポスターがあったので、ここで再度撮影した。こっちの方がよく撮れるじゃないの。
外から見える、「さよなら」件の『恐竜』ビルに表示してある劇場の案内

 正面である。「会館」はビルの名前なので、建っている限り残るのだろう。「東宝公楽」という文字はどうなる? このドアの向こうに、券売所があったわけだ。
会館正面さよなら上映の作品群
 通常は左に次の上映作品が描かれているが、もう次はないので、前の上映作品と「他の劇場で上映致しております」の表示。
ポケモンはシネマフロンティアへ次に『ドラ』を観に行くのはここ?

 このビル自体がなくなってしまうわけではないと思うが、普段隈なく眺めることもないので、後ろに廻ってみた。
東宝公楽会館、全景東宝公楽会館、部分


 8月31日、新聞の映画欄である。次の日にはまったく「東宝公楽」の痕跡はなく、左の「東宝プラザ」が右端に掲載されていたのであった。
新聞を写真に撮るのは難しい


 9月1日、三度東宝公楽へ。正面入口を覗くと、何年も前から使われていなかった券売所が、早速取り壊されている。中には、備品を運び出すこところ。上は工事中のようで、上がらなかった。
素早い対応でチラシを入れていたのだろう

 正面の看板も、あっけなく外されていた。右に春に行ったときのものを参考に載せるが、このドラえもんが見納めになるとは、この時は思わなかった。
昨日まで映画館だった絶賛上映中だった


 長い歴史の中で、わたしが行ったのは1999年以降の11年に過ぎない。それでも、1つの館へ行った最長の映画館であり、閉館は残念である。
 1度行っただけで消えた「シネマさっぽろ」や「東映パラス」は既に思い出の中であり、「東宝公楽」もそうなるのだろう。前記2館は痕跡もないが、建物だけは長く残って欲しいが…?


 ありがとうございました。

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ドラえもんの誕生日

2010-09-03 21:30:00 | ドラえもん
 9月3日の『ドラえもん』(通算225回くらい)は、「ドラえもん誕生日スペシャル」と題して「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット」(「vs」は「たい」と読まれた)が放送された(リアルタイム視聴)。OPが復活した。ドラえもんの誕生予定日当日にスペシャルが放送されるのは初だとか。


 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部


 『ドラえもん』連載当初の小学4年生平均身長が129.3cm。なので、22世紀の「2112年9月3日」が「ドラえもんの誕生日」とされたわけだが、9月3日だけを取り上げると、「12」が忘れられてしまう。だから未来と絡めた話を作らざるを得ないのだろうが、原作では未来の話はほとんど出て来ない。出て来ても、セワシくん絡みである。
 先代には『ザ・ドラえもんズ』があったが、もともとはゲームの企画である。どうしても未来に行ってしまうと、いつものドラえもんの世界と異質になってしまって、全く違うお話になってしまう…。

 ちなみに、先代も含めて1979年4月から放送が開始されたが、金曜19時から放送されるようになったのは81年10月からである。82年以降にも何度か「9月3日の金曜日」を迎えているが、さて、どうしていたのだろうか。

 1982年9月3日 「わりこみビデオでテレビ出演」(再)・「いたずらドラえもん」(再)・「カンゲキドリンク」
 1993年9月3日 「人魚姫」(放送開始15周年記念の『ドラえもんめいさく劇場』)・「スポーツパウダー」・「四次元たてましブロック」(再)
 1999年9月3日 「ないないスプレー」・「四次元ポーチ」(再)
 2004年9月3日 「昆虫変身スーツ」・「ウオッチンググラス」(再)

 過去4回の「9月3日の金曜日」では、ことごとく通常放送。特に、先代の晩年はスペシャルを乱発していたにもかかわらず、2004年でも通常放送。何かにつけて便乗する当代は、見事に9月3日の機会にスペシャルを放送することに成功した…が、当初は休止予定日。9月3日に放送するために、いくらつぎ込んだのだろうか。


・「決戦!ネコ型ロボットvsイヌ型ロボット
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 9月3日…。大好きなドラえもんの誕生日だというのに、のび太は夏休みの宿題をやりなおすよう、先生におこられてしまう。
 泣きながら帰ってきたのび太をまっていたのは、見たこともないイヌ型ロボットだった。ドラえもんが出してくれたひみつ道具だと思いこんだのび太は、そのイヌ型ロボット“ワンダフル”におしえてもらいながら、宿題に打ちこむ。
 そこへ帰ってきたドラえもんは、のび太が見知らぬイヌ型ロボットと仲よく宿題に取りくんでいるすがたにビックリ!その上、ワンダフルにバリアをはられ、ドラえもんは2人の世界からしめだされてしまう。
 がく然とするドラえもんのもとに、未来からロボット学校の同級生、パワえもん、カワえもん、ベソえもんが逃げてきた。なんと、22世紀でネコ型ロボットは不良品と判定され、回収のすえ、イヌ型と交換されることになったのだという。
 しかも、ネコ型が回収されることになった原因は、のび太にあるという…! 事情を知ったドラえもんは、仲間を助けにいくため、パワえもんたちと未来に向かうが…!?


 ネコ型ロボットドラえもんが担当するのび太は、まったくロボットの恩恵を受けていない。というより、全く役に立っている気配がない。従ってネコ型ロボットは不良品であり、優秀なイヌ型ロボットに取り替えてしまおう…という、ロボット会社の思惑によって、ドラえもん(と同型のロボットたち)が回収され、イヌ型ロボットが送り込まれる…というお話。

 大量生産のため、ドラえもんと同じ誕生日の黄色いドラえもんたち。それは分かるが、別に2112年9月3日だけに造っているわけではあるまい。何百・何千人のドラえもん(?)たちがいるのだろう。
 それはともかく、ドラえもん(青ダヌキ・笑)は特に不具合があるわけだから、他のロボットは関係あるまい。そこに気づかないという管理局自体が問題だ。


 イヌ型ロボット製造会社の社長は、「未来世界の怪人」で登場した小杉十郎太さん。一方で、イヌ型ロボットワンダフルを演じたのは置鮎龍太郎さん。ワンダフルの人間くささがおかしい。ここだけ見ると、どう見てもドラえもんよりためになりそうだが、あまり優秀でないドラえもんだからこそ、のび太には合っているのではあるまいか。


 どうしても未来舞台のオリジナル話は同じような話が多いが、致し方ないのだろう。個人的には、ワンダフルとともにやって来たセワシくんを、のび太が「セワシ!」と呼び捨てにしていたのが気になる。ジャイアンやスネ夫・出木杉以外を呼び捨てにする場面(ドラえもんは別にして)を初めて見たような。

 ドラミちゃんの存在も不可解だったが、ネコ型ロボットドラえもんの妹ロボットとして特注(?)されたものなのか、量産されているレギュラー商品なのか。さて?


 次回は9月10日、「ワの字で空を行く」と「変身!ドラキュラセット」を放送予定。

・「ワの字で空を行く
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ある朝、ねぼうしたのび太はドラえもんに『タケコプター』を出してほしいとたのむが、「学校に行くために貸すことはできない!」とことわられ、結局、ちこくしてしまった。
 帰ってきたのび太は、ドラえもんが落としていった『コエカタマリン』のビンをひろう。
 『コエカタマリン』は、“声”がかたまりになって飛びだす、ひみつ道具…。それを見て、「かたまった声に乗れば、学校までひとっ飛びで行けるはず!」とひらめいたのび太。
 さっそく“声”に乗ってみようと、実験を開始するが…!?


・「変身!ドラキュラセット
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 スネ夫からドラキュラの物語を聞いたのび太は、おそろしさのあまり、クツもはかずに家までダッシュ! クツをとどけに来てくれたしずかに、笑われてしまった。しかも、こわくて、夜、ひとりでトイレに行けなくなってしまう。
 あきれたドラえもんは、記憶(きおく)を吸(す)いとってくれるひみつ道具『ドラキュラセット』を取りだし、のび太からドラキュラにかんする記憶をなくしてあげることに…!
 ところが、そのきき目を知ったのび太は、昼間のみっともないできごとをみんなに忘れてもらおうと考え、『ドラキュラセット』を強引に借りだして…!?


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学園祭!!

2010-09-02 18:31:40 | 放課後アニメたいむ
 『けいおん!!』の第20話「またまた学園祭!」について。

 第1期の『けいおん!』1クールと違い、2期である今作は2クール。原作も3年生編は長めではあるものの、アニメ版はかなりオリジナル展開が加わった。でも、違和感はない。

 それは、やはりチームワークと言うか、連帯感なのだろう。学校が舞台で、部活が主題。この20話は3回目の学園祭ライヴが描かれたが、当初は「軽音楽部」の意味すら知らなかった唯の成長振りとともに、この5人だからこそのステージであったと思う。誰が欠けても成立しない。

 そして、終了後は部室で3年生4人が来年のことを想って泣いた。3年生であるから、もう舞台に立つことはない。あずにゃんは泣いていないが、それはまだ先輩たちが不在になる実感がないから。本当に悲しみを覚えるのは、部室に顔を出さなくなったり、卒業した後になってからなのだろう。

 このライヴでは、新曲「ごはんはおかず」と「U&I」が唄われた。毎度おなじみ、原作で少し出た詞や曲名が見事な楽曲に“転生”しているのだが、あまり練習している場面がない中で、良くこんな曲が出来たものだ(笑)。
 それはともかく、この話に至るまでには、これまでの20話あまりがあってこそ。この話だけを観てもよく分からないし、作品自体、大きな事件があるわけでもなし。部活…というか、部室でのやり取りが大半を占める。なので、アニメの醍醐味であるアクション場面や、一話たりとも見逃せない緊張感とも縁がない。なので、マニアというか、オタクらには物足りないのかも知れない。

 わたしは普通の日常話が好きだから観ているが、本当の面白さっていうのは、日常の中にあるのではないかと思う。考え抜かれた話も良いのだが、それはワクワクドキドキして当たり前。そうそう面白い作品ってのは生まれないだろう。


 この20話で終わらなかったのが、逆に惜しい。今後は卒業へ向けて進んで行くが、N女子大に合格するところで、原作は今月終わる。アニメ版では、そこまで行くのだろうか。

 あと少し、見守っていきましょう。

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