自分で言うのもなんですが。
わたし、ぜんぜん“オシャレ”じゃありません。
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祖母が大変にオシャレなモガ(モダンガールです。大正ロマンです。)でして。
母R子もアバンギャルドな(な?)オシャレさん。
私だけ、いつも「センス悪~」「最悪~」と言われ続けていました。
スタイルも悪くて。
何を着せても、あまり似合わないというのが大方の評で。
一番シックリくるのは“着物”。絵に描いたような着物スタイル(和服体系。
おまけに色彩センスが全くなかったので、
それがコンプレックスで“色彩検定”の勉強なんて続けているのかも。
それは、さておき。
おしゃれさんでない私も人並み以下ですがファッションに興味はあります。
しかし経済的に許さないのと洋服買うよりなら本とかCDとか欲しかったりするので。
流行なんて疎くなりがち。
結局、自分がその時したいと思う格好を手持ちで着回しするくらいが関の山。
洋服には、お金を掛けないタイプの私は、、
ひとつのアイテムに2,000円を出すのにも相当悩みます。。。
安心して買えるのが990円ライン。
今日は、そんな990円のスカートを穿きました。
(トップ画像)
この前ワゴンで漁ったやつ。
急に寒くなったように感じたので、
M嬢にも履かせたレッグウォーマーを私も。
しかも薄手のスパッツ(レギンスですか)の上に重ね履き。
前ボタンなので2つ3つボタンを外して、
あえてその冬支度を見せるのか!っつうのw
しかもこの前「雪がちらつく頃じゃないと・・・」なんて、と言ったくせに最早ブーツ履きで・・・。
上は10年は着ているかもしれないカーデガンの下に、
おなじくジーンズショップのワゴン買いのトップスをイン。
上に巻いているのは最近、母R子と気に入っている1,260円(税込)のタオルマフラー。
ガーゼっぽい質感で肌合いがよく♪
お手ごろ価格なので、もっと色んな色が欲しい。
基本的には靴だけは足に合ったものを、と思いそれなりの出費をしていますが。
洋服は何でもいいです。
何でもいい、っていうか何でも着ます。
沢山あれば、あるように組み合わせて着ます。
大人用子供用。メンズ用レディース用、様々着ます。
あれば、あったように着ます。
ってことで私の手持ちは半分が、お下がりとかお上がりの貰い物。
“いただきもの”で、ありがたく生きているようなものです。
なんかね。
物欲って無くなると周囲から恵まれる(もらう)ものらしいんですよ。
それでかね?最近やたら洋服を貰います。
古着ですけども、よい品物ばかりなのでありがたく。
ってことで(?)今年はブーツを新調するくらいで、おされを自分なりに楽しめそうです。
ちょっと冬の訪れが楽しみかも(笑)
“月見団子”では、ありません。
ご飯の丸めたの、“だまこもち”。
地元の人間なら、なんとなく。
いつしか見よう見まねで覚えてしまう郷土料理。
しかし東京生まれの母R子、祖母は北海道育ち。
ちなみに祖父は新潟出身で、
まともな「秋田っこ」は私だけ。
だから、“だまこ”は友人のお母さんから覚えた記憶が。
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全国的には「きりたんぽ」が、いかにも有名ですが。
地元で一般的には、あまり食しませんよ?
我が家だけ?
あれは客人用であり贈答用であります。
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愛弟子の庭?に自生しているという“セリ”。
もちろん、ヒゲ付きで。
母R子の愛弟子さんからの“沢採りきのこ”と。
この2つを手に入れたら、やっぱり“だまこ”しかないっしょ!
しかも新米あり。
他の具材は、さらに舞茸と椎茸。
ゴボウに油揚げも、もちろん地元産ですよ。
ダシは鶏ダシ(親どり)と昆布の合わせダシで。
あっさり和風の我が家だまこ。
白玉も入れて食べました。
明日は、このダシ利用で「力餅うどん」だよ~♪
うほうほ。
ピーコさん第一弾は早々と読み終えてしまい、
つづけて『ピーコ伝』を読み始めました。
これはピーコさんと親しいという糸井重里さんが聞き手となり進められていく自伝的な本。
ピーコさんらしい言葉が並び、
“書き言葉”ではなく“話し言葉”で綴られています。
糸井さんを「シゲサト」と、しかもカタカナで書かれているのが特徴的。
二人の力関係が、はっきりするあたり。
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この文庫を読んでいると娘M嬢が「だあさん何読んでるの?」と興味深げ。
私はピーコさんの本だよ、と伝え中味も見せてあげようと思ったのですが。
のっけから「○×△□」とか「□○×△◎」など刺激的な言葉も並び。
性教育に自信のない私は今の時点で、
この本を見せるのは止めました~。
大人の階段を上ったら、ぜひ読んでもらいたい。
それで母R子と娘M嬢に。
「本当に、このお人らって賢い!」と言おうとして。
本当にピーコさんら姉妹って、と言ってしまう。
明らかに違うー、と思いつつ。
なんか違和感ないじゃん(笑)
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『ピーコ伝』には、ピーコさんとおすぎさんの生まれ育った環境や家族のこと。
仕事や恋。
片目を失って見えてきたもの、などが語られています。
重い内容も、あるにはあるのですが。
語り口は重くない。
笑いが、ちりばめられていて。
全体的に軽いタッチで、するすると入ってきますよ。
シゲサトとのやりとりも絶妙であります。
大人の会話。
賢い大人、辛酸も舐めてきた経験豊富な同士の会話。
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実際、読んでみて私にも「ピーコさんやおすぎさんたち」に対するイメージで偏見もあることがわかりました。
とりわけ「男女関係」については・・・・・・
(この場合、正確には男男関係なんでしょうか?)
だから差別的な発言をする人のことを、
とやかく言える立場じゃないと反省もしているんですが。
それにしても某都知事が衆議院に初当選したとき、
「ホモと精神病院の患者も一票持っていることが許せない」
と“選挙特番”で。しかも、おすピーさんの出演されている番組内で名指して。
そんな発言をした経緯が書かれている件には、ぎゃふんとした。
あの方(某都知事)って立派なんだかカッパなんだか、よくわからないんだけど。
口が災いする人って結局、恵まれていることで人の痛みがわからないんじゃん?
と思います。
どこかの長にも、いるな~(苦笑)
きのこでいったら、マツ××(また、きのこの話かwww
私がピーコさんを好きなのは言葉にも愛が感じられて、
それで庶民的?普通?の感覚を持っている感じがしていたから。
それは、たぶん持って生まれたもの以上に家庭や育った環境なんだなーと。
『ピーコ伝』を読んで思いました。
痛みが、ちゃんとわかる方だと思いました。
たぶん認めないと思っているタイプには手にするのさえ汚らわしい、
とか思う方もあるかもしれないけど。
興味を持たれた方には、ぜひ一読おススメしたい本です。
目からウロコるよ、まじで。
特に義眼の話なんて、ホントに。
無くなったのが目でよかったね、といった森(光子)さんもすごいと思いません?
舌じゃなくてよかったね。舌があれば大丈夫と仰ったそうです。森さん。
なんか、そういう話読んでると。
自分って、つくづくちっぽけなって思えて笑ってしまう。
生きてるだけで“もうけもの”という言葉の意味が、少しわかったような気がするんです。