ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

恐竜・怪鳥の伝説

2004年12月26日 | 特撮
東映チャンネルのバカ特撮特集の一本である「恐竜・怪鳥の伝説」を見る。
最近この手の作品をテレビでやることもめっきり少なくなったが、以前は夏休みや年末などの時期、割合どうでもいい
時間帯によく放送されていた記憶があり、その都度何度か見たことがある。その当時はそれなりのグレードな
気がしていたが、いいトシになってから改めて見直すと、なんともいえずカルトで変な作品だ。東映のSF・特撮系は、
一大ブランドである戦隊やライダーを除き、どうしても二流・B級風味から逃れられないイメージ。
しかしこの映画は、二流にすら至っていない(笑)。「番外」とか「規格外」とかそういう形容のほうがふさわしい。

富士山麓の地殻変動の影響でよみがえった首長竜プレシオザウルスと翼竜ランフォリンクスが人を襲い、戦う、
という話。まあ、怪獣映画というのはだいたいこういう一文で言い尽くせる内容ではあるものの、本当にこれだけの
内容である。東宝怪獣映画のダメな作品よりも圧倒的にトホホだ。ちなみに最近はテレビなどでも「恐竜」の定義が
厳しくなってきており、この二種類はもはや「恐竜」に含まれない
扱いである。出てくる二匹はメッセージ性をまったく
背負っておらず、サメやライオンやヒグマが人を襲うのとポジションは同じ。一応企画意図としては、「ジョーズ」など
当時流行っていたアニマルパニックものを意識しているようだ。プレシオザウルスが樹海に上がってきて戦ったり、
ランフォリンクスが人間を軽々つかめるなど巨大すぎるのには違和感があるが、まあ許容の範囲か。
二匹とも造形も動きも悪いうえ、画面に出し過ぎるために「迫り来る恐怖」の演出が全然なってないのだが、
作品全体に漂うトーンがなんとなく陰惨で、犠牲者の描写がそれなりにエグいので、そういう意味ではトラウマ系の
要素があるかも知れない。おばさんのシャワーシーン(笑)や、水中に沈んでいく犠牲者の首、チャラけたことを
してふざけていると、「本物」が出現してやられてしまう大学生ほか、ピンポイントでは見るべき部分もあるので、
「因習」などと絡めると結構良くなったんじゃないかと思う。

渡瀬恒彦が、恐竜学者だった父親の名誉挽回をすべく行動する(「活躍」はしていない)主人公として出演。
常に苦虫をつぶしたような顔でピリピリしていて怖い。「戦国自衛隊」で千葉ちゃんに反逆してやられる一味のボスを
したときのふてぶてしさだ。もうちょい普通な感じの主人公を据え、渡瀬はそのライバルなり補佐役にしたほうが
しっくりくる。あと渡瀬の上司である社長の部屋広すぎ。ロボット長官みたいだ。

サンクチュアリbyQlair

2004年12月26日 | Weblog
たまたま録画してあった「サンクチュアリ/大人の聖域」を見る。
ゲストは元NFLチアリーダーの安田愛。ほとんど賛同を得られないのであまり人に言わないが、俺はこの手の雰囲気の
人が非常に好きだったりする。まあ簡単に言えばWWEのディーヴァ系ってヤツだ。話し方が、日本のテレビ業界
ナイズされていない(バラエティで受けるタイプの女性タレント系露悪トークや、媚びキャバトークではない)ので、
どうも司会の二人(吉田栄作とさまぁ~ず三村)もちょっと「お客様」扱いだった感じなのが残念ではあった。
「誰一人として本心からそうは思っていないけれど、とりあえずカテゴライズする上で、とってつけたような
肩書きとしての健康的なセクシーさ」というエリアに属する人の絶対数は日本には少ないと思うので、庭先の
発泡スチロールの箱で栽培する小松菜程度の存在でもいいから、根強く存在し続けていただきたい。ただこの
カテゴリーの人は、例えば市民ランナーと呼ばれる人たちが、スリムな体型と走るための強靱な体力を得るのと
引き換えに、同世代の一般の人を上回るシミ・シワだらけになってしまうのと同じ道を歩むことが多そうである。
そこらへんの対策も忘れずに。

ガロとマ・マ・ドゥと武道館

2004年12月26日 | Weblog
俺が初めて見たいわゆる外タレのコンサートは、日本武道館でのレインボーのそれだった。
友達と兄貴とその友達に誘われ、みんなで小銭を集めてチケット代にしたのだ。そのときの前座の日本のバンドの
名前が「マ・マ・ドゥ」。彼らのデビューシングルが、AMの夜ワイドでよく流れていた、当時の「ポップティーン
(のちに国会などでも問題になり、弾圧された少女向け雑誌。エロ行動の温床とされた)のCMソングだったため、
泣きのメロディが非常にキャッチーなその曲だけは妙に印象に残っていた。あのバンドは一体どういう出自だったの
だろうと調べてみた。ネット時代はすごく便利だ。なんとガロの、のちに飛び降り自殺(事故説も)をしてしまうメンバーが
作ったバンド
だったとは。マ・マ・ドゥも覆面バンドチックな売り方をしていたようだが、そういえばシルバースターズという
覆面バンドがあったなあ。大人(年齢的には、の意味)向けの日記だなといつも思う(笑)。

Mステクリスマス特番

2004年12月24日 | テレビ
最近、この手の番組以外でいわゆる「今流行っている音楽」にふれる機会がない。別に知らなければ知らないで
何の問題もなく過ごせてしまうからだ。店内の有線放送などでひんぱんに耳にするものの、誰が歌っている何という
曲かわからないものが結構あって、「こういうタイトルで、この人が歌っている曲だったのか」と確認するチャンス
でもある。とりあえず見て感じたこと。

*はなわのバックダンサーは東京メッツだった。ああ、中村先生…

*なっち抜きの「シツレンジャー」は、またデカレンジャーショーに頼る演出。こういうのは一度でいい。デカレンジャーの
素顔の役者が出るとかしない限りあんまり意味がない。Wはつつがない芸風。

*タッキー&翼の一連の曲は、メロディラインに泣き・歌謡曲の要素が多くて聞きやすい。毎曲セラミュにおける、
タキシード仮面のテーマソングみたい感じだ。今日は花道を通ってステージに上がるという演出。途中で二人とも
群がるジャニヲタに捕まってしまい、歌が歌えなくなるという危機的状況も(「ザ・ベストテン」日本平のときのとんねるず
的ピンチ)。多分警備担当なり各方面で大問題になるだろう。

*今さらながらモーニング娘。はもはや「誰が誰か」をお茶の間に区別してもらおうという姿勢がない感じだ。
対ヲタに特化しているから取り立てて問題はないのか。きっとそうなのだろう。本当に今さらだが。

*大塚愛は高井麻巳子並みに足が短い。

*オレンジレンジは、一般的に一番整った顔立ちだと思われるドラマーをフロントマンにする選択肢はなかったのか。

AKI-BEYA

2004年12月22日 | Weblog
日テレの「朝いち430」レギュラーの中田有紀(これで「あき」)ちゅわんの日記
藤森涼子ら同僚との交流や、本人の日常が面白く描かれている。職業がちょっと特殊なので、必ずしもサンプルと
してふさわしくないのかも知れないが、日記を読むと、「アイドルやミュージシャン、俳優、声優にはヲタでも
なれるが、女子アナ系は まごうことなき一般人じゃないと務まらない仕事」だと思った。キャスターというより
MCタレントになると、むしろヲタな側面があったほうがいいような気がする。当然ながら、この日記ひとつですべてを
見通せるわけもないのはもちろんだ。

仁藤さんと笠原さん

2004年12月22日 | テレビ
BS2で放送された「機動警察パトレイバー2 the Movie」を見る。テレビシリーズは熱心に見ていたわけでもないので、
このアニメに対する知識はさほどないのだが、内輪ネタが少なく、独立した一作として普通に楽しめた。
絵柄が流行に左右されないものだというのもいい。 新宿紀伊國屋書店だとか新橋だとか、知っている場所が
出てきて、「メガゾーン23」同様のツボを突いて激しく萌える。話が難しくてわかりづらいが、後藤隊長と竹中直人
演じる荒川の会話がそれを十分補ってくれる。後藤隊長の
「まともじゃない役人には、二種類の人間しかいないんだ。悪党か正義の味方だ」というセリフにはしびれた。

ゲスト主役とも言える竹中直人が声優としてものすごくマトモなのには驚いた。よく、「俳優としてうまい人は
声優をやってもうまい」と言うが、でもやはりいわゆる純正声優に混じると浮いてしまう場合が多い。俳優としての
技術の中にある、声優という引き出しがうまく開けられずじまいのまま終始してしまうのだ。しかし竹中はまったく
そうではなく、ごく普通にこなしていた。すごい。