びわ湖ホールのオペラを観に行ってきました。ワーグナーの「ニューベルングの指輪」の序夜「ラインの黄金」でした。ニューベルングの指輪は大作で全4作を毎年1作ずつ制作されます。来年は「ワルキューレ」そして「ジークフリート」「神々への黄昏」へと続いて行きます。楽しみです。
ラインの黄金は全1幕で二時間半休憩なしですから出演者、指揮者、演奏家はもちろんですが、観ている私たちも椅子に座っているだけでもちょっと大変。エコノミー症候群にならないかしら?と思うほど身動きできず、腰も痛かった。
小人や巨人、河底から天上とスケールがどう舞台で表現されるのか?以前に「さまよえるオランダ人」を観て舞台装置や演出が素晴らしかったのですが、今回も期待を裏切らないものでした。
応援している西村悟さんがローゲの役で出てられてました。テノールの細い綺麗な声が素敵でした。京都で五月にコンサートがあるのですがデュオの相手の女性歌手があまり好きではないので今回はパス。
琵琶湖は穏やかで、湖岸で釣りをする人や散歩する人たちが春を感じさせてくれました。遠くに見える雪山の麓近くから出てきたんだなあと改めて認識させられました。