先日、夢を見た。
どういうわけか、小池百合子都知事と洋服をとりかえっこすることになったという、展開の不明な夢。
なぜそうなったのか覚えていない。彼女はグレーのシックなツーピースを着用しており、わたしは子供っぽい白いレースのついたブラウス。
早く脱いで彼女に渡さないと‥‥とあせっていたら目が覚めた。
夢は深層心理を表すと言うが、こればかりは、全く見当がつかない。
こちらは随分前に見た夢である。
登場したのは学ランを着た息子。
30才をこえているのに、姿は見覚えのある高校生のままだ。
そのことに不思議を感じつつも、夢だからさしてそのことにこだわりもしなかった。
傍らにはなぜか叔父叔母夫婦と、母の姿。
わたしは、どういうわけか寝間着姿である。そのことを恥じていったん、着替えてくるね、と引っ込んだのにかかわらず、やっぱり少しこぎれいな寝間着姿である。そのことを母は咎めもしない。
着替えるために席をはずしたその間に、息子の様相が変わっていて、背丈が縮み、目つきもおどおどと、どこか、いわくありげな人特有のオーラを発している。
聞けば、そうした人たちを集めて技能を学ばせる学校のようなところに通っているという。
場所は秋葉原。東京に住んでいるんだから、近くていいね、などとわたしはのんきに言っている。
そのあと、マンション(パークなんとかという名前)の話が出たが、なにぶん夢のこととて、ぼやけてさだかではない。
そして、今までさびしい思いをさせてごめんね、と言って、息子をぎゅーっと抱きしめている。
そして抱きしめながらも、母の視線を意識している。承認を求めようとしている。
他者からどう思わるかを気にする性分が、夢の中にまではいりこんでいるのだ。
伯母もひとことふたこと話したような気がするが、覚えていない。
ただ叔父叔母夫婦の態度は、肯定的だった。
彼らの前で、息子を恥ずかしくは思わなかった。
リアル息子と実際は疎遠であり、夢で感じた感覚がいかにも現実とつながっていたので、夢だと知ったときは、心底がっかりした。
息子の姿は登場するたびに、赤ん坊だったり、幼児だったり、小学生だったり高校生だったりするのだが、そのことにわたしは疑問も抱かない。
それだけ、わたしの中には、子供の頃の彼しか存在しないということだ。
さびしい思いをさせてごめんね、リアル息子に言うべきはこの言葉だろうか。
それとも、わたし自身がそう言って、抱きしめてほしいのだろうか。
あとあとまで謎を残す夢に、時々出会う。
どういうわけか、小池百合子都知事と洋服をとりかえっこすることになったという、展開の不明な夢。
なぜそうなったのか覚えていない。彼女はグレーのシックなツーピースを着用しており、わたしは子供っぽい白いレースのついたブラウス。
早く脱いで彼女に渡さないと‥‥とあせっていたら目が覚めた。
夢は深層心理を表すと言うが、こればかりは、全く見当がつかない。
こちらは随分前に見た夢である。
登場したのは学ランを着た息子。
30才をこえているのに、姿は見覚えのある高校生のままだ。
そのことに不思議を感じつつも、夢だからさしてそのことにこだわりもしなかった。
傍らにはなぜか叔父叔母夫婦と、母の姿。
わたしは、どういうわけか寝間着姿である。そのことを恥じていったん、着替えてくるね、と引っ込んだのにかかわらず、やっぱり少しこぎれいな寝間着姿である。そのことを母は咎めもしない。
着替えるために席をはずしたその間に、息子の様相が変わっていて、背丈が縮み、目つきもおどおどと、どこか、いわくありげな人特有のオーラを発している。
聞けば、そうした人たちを集めて技能を学ばせる学校のようなところに通っているという。
場所は秋葉原。東京に住んでいるんだから、近くていいね、などとわたしはのんきに言っている。
そのあと、マンション(パークなんとかという名前)の話が出たが、なにぶん夢のこととて、ぼやけてさだかではない。
そして、今までさびしい思いをさせてごめんね、と言って、息子をぎゅーっと抱きしめている。
そして抱きしめながらも、母の視線を意識している。承認を求めようとしている。
他者からどう思わるかを気にする性分が、夢の中にまではいりこんでいるのだ。
伯母もひとことふたこと話したような気がするが、覚えていない。
ただ叔父叔母夫婦の態度は、肯定的だった。
彼らの前で、息子を恥ずかしくは思わなかった。
リアル息子と実際は疎遠であり、夢で感じた感覚がいかにも現実とつながっていたので、夢だと知ったときは、心底がっかりした。
息子の姿は登場するたびに、赤ん坊だったり、幼児だったり、小学生だったり高校生だったりするのだが、そのことにわたしは疑問も抱かない。
それだけ、わたしの中には、子供の頃の彼しか存在しないということだ。
さびしい思いをさせてごめんね、リアル息子に言うべきはこの言葉だろうか。
それとも、わたし自身がそう言って、抱きしめてほしいのだろうか。
あとあとまで謎を残す夢に、時々出会う。