飲食店の営業時間やイベント開催の制限がゆるくなり、旅行も解禁(というか奨励)。
どこか、おっかなびっくりといった感じではあるが、昨年よりも先が見えてき始めた。
きつねにつままれたように、感染者数が減少したが、”一桁争い”になると、ひとりふたりの増加が、かえって目立つ。
その中で、未だ(わたしにとって)敷居が高いのが、カラオケである。
15年ほど前からひとりカラオケを楽しんでいた。
最初は、ひとりで入店すること自体、敷居が高く、カウンターに置かれた受付簿に利用人数「1人」と書いてあると、お仲間がいてくれたことに安堵したものである。
それが徐々におひとりさまが増えてきて、躊躇せずにはいることができるようになっていた。
(とはいうものの、飲み物をもって入ってきたスタッフに歌っているのを聞かれたくないので、そういう時は、選曲をするふりをして、その場をごまかしていた。)
ところが、昨年のコロナ禍以来、すっかりご無沙汰となってしまった。
ひとりなら、大丈夫なのでは? と思わないでもないが、部屋の密閉感や、消毒済みと書いた袋にはいったマイクは本当に消毒済みなのか? という不安感のほうが勝る。
どうしても行かなくてはいけないというものでもないという、まさに、不要不急の代表格なのである。
ひとりカラオケではないが、友人と入店し、中島みゆきさんの『時代』をハモッた時などは、(彼女がうまく合わせてくれたのだと思うが)高音と低音がいい具合に協和して、ひとりでは味わえない快感を味わったものだ。
(スタッフに歌っているのを聞かれるのは抵抗あるが、このように、同じ立場なら大丈夫。お酒の好きな方が、自分だけ酔っぱらっている姿を見せたくなくて、しきりに人にお酒を勧めるのと同じような心理かしら)。
同じ曲を気が済むまで練習し、伴奏にのせて歌えるようになったあの格別な瞬間を味わえる日はやってくるのだろうか。
どこか、おっかなびっくりといった感じではあるが、昨年よりも先が見えてき始めた。
きつねにつままれたように、感染者数が減少したが、”一桁争い”になると、ひとりふたりの増加が、かえって目立つ。
その中で、未だ(わたしにとって)敷居が高いのが、カラオケである。
15年ほど前からひとりカラオケを楽しんでいた。
最初は、ひとりで入店すること自体、敷居が高く、カウンターに置かれた受付簿に利用人数「1人」と書いてあると、お仲間がいてくれたことに安堵したものである。
それが徐々におひとりさまが増えてきて、躊躇せずにはいることができるようになっていた。
(とはいうものの、飲み物をもって入ってきたスタッフに歌っているのを聞かれたくないので、そういう時は、選曲をするふりをして、その場をごまかしていた。)
ところが、昨年のコロナ禍以来、すっかりご無沙汰となってしまった。
ひとりなら、大丈夫なのでは? と思わないでもないが、部屋の密閉感や、消毒済みと書いた袋にはいったマイクは本当に消毒済みなのか? という不安感のほうが勝る。
どうしても行かなくてはいけないというものでもないという、まさに、不要不急の代表格なのである。
ひとりカラオケではないが、友人と入店し、中島みゆきさんの『時代』をハモッた時などは、(彼女がうまく合わせてくれたのだと思うが)高音と低音がいい具合に協和して、ひとりでは味わえない快感を味わったものだ。
(スタッフに歌っているのを聞かれるのは抵抗あるが、このように、同じ立場なら大丈夫。お酒の好きな方が、自分だけ酔っぱらっている姿を見せたくなくて、しきりに人にお酒を勧めるのと同じような心理かしら)。
同じ曲を気が済むまで練習し、伴奏にのせて歌えるようになったあの格別な瞬間を味わえる日はやってくるのだろうか。