先日、近所の句会に参加した。
10月に参加した句会は、電車に乗って1時間もかかり、30人規模。行くだけでくたくたに疲れ、他人の作品をじっくり読む気力もなかったのである。
講師は、同じかたである。
15人で3句ずつの持ちよりで、先月よりもぐっと負担感が軽く感じられる。
今回もまた、自己紹介。実は、わたしは初対面のほうが、気が楽である。
初対面というのは、いわばお客さんのようなもの、段々顔見知りになっていくにつれ、むしろ、居心地が悪くなってくる。
句会ごとにルールが異なっているので、そこを丁寧に説明してくださるかたあり、「あらあ、どのあたりにお住まいなの??」と距離を縮めてこようとされるかた、など、初日というのは、転入生のごとく周囲が賑やかになる。
会場が自転車で15分ということもあり、参加者の中には、わたしの家の近くに住んでいるかたもいる。
まだ何も言っていないうちから、「お宅のお子さんは、〇〇小学校に行ってらっしゃるの?」などと聞かれると、どぎまぎとしてしまう。
童顔なので、マスクをしていても若く見えたらしいのは、まあ、ありがたいとして、プライベートの開示について、臆病なのである。
ことによると、逃げ出したくなってくる。
玄関を出たところで、「外で見かけたら、声、かけてくださいね。わたし目が悪くてよく見えないので」と彼女。
しかしわたしは、相手が気がつかなかったら、スルーしてしまう性分。
「はい」と愛想よく答えたものの、きっとそれはないだろうなあと思う。
そもそも、今日初めてお会いして、帰り際にちょっと話しただけである。
マスクをしているので、正直、顔などまったく覚えていないのだ。(先方もそうかもしれない)
「自転車で来てるので」とにっこり笑ってお別れした時は、ホッとした。
知人ができればいいな、とも思って参加したとはいえ、こういう場での人との距離のとりかたのほうが、俳句づくりよりもよっぽどむずかしそうである。
10月に参加した句会は、電車に乗って1時間もかかり、30人規模。行くだけでくたくたに疲れ、他人の作品をじっくり読む気力もなかったのである。
講師は、同じかたである。
15人で3句ずつの持ちよりで、先月よりもぐっと負担感が軽く感じられる。
今回もまた、自己紹介。実は、わたしは初対面のほうが、気が楽である。
初対面というのは、いわばお客さんのようなもの、段々顔見知りになっていくにつれ、むしろ、居心地が悪くなってくる。
句会ごとにルールが異なっているので、そこを丁寧に説明してくださるかたあり、「あらあ、どのあたりにお住まいなの??」と距離を縮めてこようとされるかた、など、初日というのは、転入生のごとく周囲が賑やかになる。
会場が自転車で15分ということもあり、参加者の中には、わたしの家の近くに住んでいるかたもいる。
まだ何も言っていないうちから、「お宅のお子さんは、〇〇小学校に行ってらっしゃるの?」などと聞かれると、どぎまぎとしてしまう。
童顔なので、マスクをしていても若く見えたらしいのは、まあ、ありがたいとして、プライベートの開示について、臆病なのである。
ことによると、逃げ出したくなってくる。
玄関を出たところで、「外で見かけたら、声、かけてくださいね。わたし目が悪くてよく見えないので」と彼女。
しかしわたしは、相手が気がつかなかったら、スルーしてしまう性分。
「はい」と愛想よく答えたものの、きっとそれはないだろうなあと思う。
そもそも、今日初めてお会いして、帰り際にちょっと話しただけである。
マスクをしているので、正直、顔などまったく覚えていないのだ。(先方もそうかもしれない)
「自転車で来てるので」とにっこり笑ってお別れした時は、ホッとした。
知人ができればいいな、とも思って参加したとはいえ、こういう場での人との距離のとりかたのほうが、俳句づくりよりもよっぽどむずかしそうである。