8月29日(金)
カウントされるような雨は、夜中に1㎜ほど降っただけだが、一日中、どんよりした空が続く。そして、ほとんど、弱い雨がパラパラしている。フロントガラスに、ポツポツとするくらいだが、時折、ワイパーのスイッチを入れようかと思うほどにもなる。そんな一日だった。
田畑を一回りしてくる。稲刈りはとてもできる状態ではない。稲の葉には、水滴が止まり、稲穂もしっとり濡れている。雨量は少ないから、田面は少し濡れている程度で、全く問題ないのだが。畑は、たっぷりとはいかないが、潤いを得て、穴あきマルチの畝に蒔かれたニンジンの種は、発芽を始めている。二週間ほどかかる、ゆっくりとした発芽だが。熱処理マルチの畝間は、ヒユナがいっせいに発芽し、伸びたものは、10㎝ほどで、生き生きとしている。
何かをやらなければと思うのだが、外に出ようと思うと、パラパラとテラスの屋根のビニールトタンをたたく雨音に、気勢をそがれる。何をするでもない雑用と、書類整理などをしているうちに、夕方になる。風呂を焚きに表に出ると、今も、ポツポツ。薪を濡らすほどではないが、焚き付けの新聞紙には、水滴がにじむ。
稲刈ができない天気になり、3日目。予報を見る限り、まだ、3日も続きそうだ。こんなに長く、稲刈りを中断することは、過ってないことだ。