10月15日(水)
薪を仕舞っておいた方がいいんじゃないの? 犬、猫に餌をやり終えた連れ合いが声をかけた。昨晩、もう暗くなってからのことだった。風呂釜の脇に、薪を入れたコンテナを置いて、風呂を沸かす。風呂が沸いても、そのままにしておくことがよくある。雨は降らないだろうから、そのままでいいよ。そう答えて、昨日は風呂に入った。
朝目が覚めると、まだ暗い外で、トタンをたたく音が聞こえる。雨?、落ち葉が落ちて?、そんなことを、うつらうつら考えていた。起床して、明るくなった外を覗くと、地面は濡れ、小さな水たまりには雨粒が跳ねているのが見える。雨は、夕方からの予報だったのじゃないかと思うが、もう遅い。コンテナの薪は、しっかり濡れている。
こんな風に、雨で明けた一日。弱い雨ながら、終日降り続く。外仕事ができる状態ではない。午前中は、出荷を手伝い、午後は、ちょっと出かけて、所要を済ます以外は、一日だらだらと過ごしてしまう。雨休み。