シンシンと冷え切った夜が明け、朝日が昇る。陽射しは幾分強まったようだが、気温は低いままだ。昨日の雪とみぞれは、地面で凍りツルツルの状態だ。日差しの下では溶けてグチャグチャな道。屋根の少しばかり積もった雪が、ザーザーと音をたてて滑り落ちる。家の裏口からは、日陰で溶けない地面の氷に気をつけ気をつけ、そろそろ足を動かさなければならない。南面はすっかり溶けたが、裏の日陰は明日まで持ち越してゆくようだ。
午後、鶏舎の屋根の雪がすっかり溶けて、雨垂れが落ちないようになってから、水飲みの給水管に保温材をまく。氷結破裂をしにくくなるように。
この冬はまだまだ寒い氷点下の日が、何日か来るようだ。