7月8日(土)
集落内で、米つくりを続ける農家は減り、経営を拡大する農家はが数件残り、また、今までの規模で、働けるうちはと、続ける農家も何軒かは残る。大規模経営はもちろんだが、同規模で経営を続ける農家にとっても、人頼みの経営はできなくなる。ほとんどの機械はそろってはいるが、最後の籾摺り作業は委託をしていたが、これが難しくなる。少しだけの量なら、乾燥モミを、運んで、玄米にしてもらうこともできるが、都合に合わせ、袋詰めのモミを運ぶのはおっくうになる。
そんな状況下に、小型で、選別も操作の簡単な、ロータリー式や揺動式の籾摺り機が普及してきた。米選機と計量機が一体となった計量パック機も普及していた。機械メーカーも個別農家が所有できるような、小型機械を販売してきた。こうして、自給だけの農家は別にして、ある程度規模で、コメを販売している農家は、作付けから収穫調整までの一貫した機械化を達成したことになる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます