11月16日(日)
晴れて暖かい。南側に面した病室は暑いくらい。エアコンを
入れましょうか、と看護士さんが言うほどになる。
日曜日の病院は、いつもより静かだし、予定もないから暇だ。本を読んだり、タブレットを操作、練習をするが、ついつい、まぶたがくっつきそうになり、ピクリと顔を上げる。そんなことが続くと、一休みと、30分ほど、ベットに横になる。再びソファーで、コーヒーを飲みながら、続ける。申し訳ないほどの、優雅な入院生活だ。
11月16日(日)
晴れて暖かい。南側に面した病室は暑いくらい。エアコンを
入れましょうか、と看護士さんが言うほどになる。
日曜日の病院は、いつもより静かだし、予定もないから暇だ。本を読んだり、タブレットを操作、練習をするが、ついつい、まぶたがくっつきそうになり、ピクリと顔を上げる。そんなことが続くと、一休みと、30分ほど、ベットに横になる。再びソファーで、コーヒーを飲みながら、続ける。申し訳ないほどの、優雅な入院生活だ。
11月16日(土
タブレットから,gooにログインできるようになった。これで、どこからでも、日記を記録できる。
今日は、入院4日目。抗癌剤治療も、3日目に入った。ジェムザールは点滴後の経過だけだが、TS-1は3錠づつ、朝晩飲んでいる。まだ、副作用の兆候はない。栄養と体力をと言うことで、病棟の階段歩行と、完食を心がけているが、いかんせん、まだ元気な身には、病院食の量は、少なすぎて、満足感はない。
いつまで、この元気が続くか? 今日は、理学療法士も来てくれて、今後、手術にも向けての、リハビリなどの相談もあった。
11月12日(火)
朝からほぼ快晴。早朝は冷えるが、昼は暖かい。
午前中は、片づけ。明日から、しばらくいなくなるので、連れ合いが、いろいろとやりやすいように、肥料の置き場や、小型機械の出し入れがしやすいように、しておく。午後は、台風で倒れた、柚子の木を起こして、杭に縛り付ける。しばらくすると、ちゃんと根を張り、立ち直ってくれると思う。ミニショベルのバケットで、引き起こす。作業中に、ひょいと頭を上げ、立ち上がった時、思い切りバケットにぶつかってしまう。あまりの痛さに、しばらく、うずくまっていたが、手のひらで触ると、血が出ている。洗面所に行き、水洗いをするが、額に傷がつき、血が流れている。消毒用ガーゼを張っておくが、血が少しにじんでくるようだ。最後に、こんなバカげた傷を負ってしまった。
道路わきの敷地の草刈りをしておく。少しは、きれいにしてから出かけようと。
11月11日(月) ときどき いちじ も
朝、ザーッと降るが、日中は、晴れが勝つ天気。しかし、夕方からは、ポツポツ始め、今は、それほどひどくはないが、雷雨。稲光が光り、雷鳴も強い。雨も次第に強まっている。
農協、郵便局を回り、弟妹に、振り込みをしてくる。これで、母の死亡の後始末は全部終わりだ。残すは、仏事の締めくくりを、2年ほどかけてやってしまえば、すっきりする。それくらいは大丈夫だろう。
13日からの入院に備え、日常品の不足分を購入しておく。
午後は、今月出荷分のコメを精米して、袋詰め。連れ合いが一人で、作業することになるので、前もってできることはやっておく。幸いにして、保冷庫があるので、白米にしても貯蔵しておける。
入院までに、あれもこれもと思ってはいたが、あまり、というか、ほとんどできないことの方が多かったようだ。
11月10日(日)
晴れて、暖かな一日だった。
10時ころ甥のメグが来る。この間、台風被害の修理で、たびたび来てくれていた。今回は、私が、入退院を繰り返すようになるだろうと、物置、二階の修理について、打合せに来てくれた。同時に、彼女ができたからと、その紹介を兼ねてだ。予定では、私―ワールドで、遊んで帰るといっていたが、予定を変更していた。今までは、両親と住んでいたが、アパートを借りて、引っ越したという。その、新居の片づけや、所帯道具の買い物をしたいのだという。昼飯を食べて、すぐに、帰って行った。
昼飯は、4人で、なじみの寿司屋に行ったが、初めてではないかという、ビールもお酒もなしの、寿司だった。こうしてみると、やはり、お酒は欲しい。今までのように、馬鹿のみはしないだろうが、うまいものには、ちょっとでも、うまいお酒がほしい。手術は、年明けになりそうだが、少なくとも、寛解となって、チビリと、お酒とともに、食したいものだ。そのために、どのくらいの期間になるかはわからないが、やれることはやってゆくつもりだ。
午前中、豌豆類のセルトレイ種蒔。スナップエンドウ、100。サヤエンドウ、50。グリンピース、50。
午後花畑に行き、マルチフィルムを一枚剥がす。もう一枚の皮側だけ、剥がしておく。
11月9日(土)
ちょっとだけ陽のさす時間もあったが、肌寒い一日。作業場で、出荷作業で、寒く感じて、部屋に入るなり、ストーブをつける。暑い暑いの夏から一転。冬への突入だ。そういえば、昨日は、立冬だった。
朝一番、朝飯の支度前に、ウォシュレットの水接続をやって、試運転。こまごまの設定もやる。早速に朝から快調な排泄生活ができるようになった。排せつは、食べることと並び、同じくらい大切な、生活の一つ。快適であることは大事なことだ。
午後は、母の預貯金の兄弟での分割についての準備とか、私の現況についての状況報告などの文書を作ることに費やす。作業後の温まりで、思ったより昼寝をしてしまい、時間を使い、外仕事はしなかった。内臓に癌を抱えていると、そのせいで、ちょっといつもと違うのかな、等とも感じるほどの、寒い、寒いを連発する一日だった。
11月8日(金) いちじ
午前中、花畑に行き、途中になっている畝の肥料を鋤き込み、マルチフィルムを張る。カボチャ畝の、マルチフィルムを撤去してくる。
午後は、育苗種蒔。ベンリナ、チョウホウナ、各200トレイに一つ。先日残した、ソラマメ播種。40粒。エンドウ用の育苗培土を作り、50穴トレイに4トレイ、土入れ。
家に入って、便器の便座取り換え。今までの便座を外し、ウォシュレットを取り付ける。水道の接続まではできずに、明日へと持ち越し。
前々から、ウォシュレットはいいなあと思い、取り付けたいと思っていたが、なんとなく、延び延びになっていた。この間入院し、病院は、ウォシュレットなので、退院し、その気負いで、購入しておいた。送られてきて、そろそろ一週間になる。なんとなく、忙しさにかまけ、掘っておいたが、入院も決まったことだし、その前に取り付けて、試運転をと、今夕、取り替えた。
11月7日(木) ときどき
結局、一日病院だった。8時半に駐車タワーに軽トラを入れて、受け付け。採決を終わらせて、消化器外科の受付。血液検査のデータが分かってからの診察になるので、たっぷり1時間は、空き時間だ。文庫本を開いて時間をつぶす。10時半近くの診察。黄疸の数値は下がっているが、まだ基準値以上ある。順調に改善はしている。体調は問題ない。今後の治療方針の説明がある。膵ガンの場合、まず、手術で癌の切除が一般的だったが、転移の割合、可能性が高いため、最近は、術前抗がん剤治療により、転移の可能性を低めると同時に、がん自体を小さくしてからの手術の方向へ向いているとのこと。
担当の医師は、この10月に着任した、肝胆膵の専門医で、今までは、専門の医師はいなかったようだ。消化器外科歴は15年以上で、肝胆膵の分野でも、10数年の経歴を持っているようだ。そんな医師が着任した早々の患者であるわけで、運が良いといってよいだろう。基本的に、医師の方針に沿って、治療してゆきたい旨伝え、治療の状況、結果は、きちんと教え、伝えてもらいたいと、希望を伝え、治療出発。
すでに、腫瘍内科の予約を入れてあり、午後には、腫瘍内科の初診。一度帰り、昼食後再び出かける。診察では、今回の症状につき、最初から、問診、答える。その後、部長から、抗がん剤治療の大まかな流れ、説明。最初は、入院して、抗がん剤治療をして、様子を見ること、希望を聞かれ、早く始めたいこと、治療方針は基本的に任せるが、状態や結果はきちんと伝えてほしいと希望を述べる。続いて、担当医に変わり、抗がん剤の種類、治療法の具体的説明。効果と、副作用等の細かな説明。抗がん剤のパンフレットなどももらう。いろいろ、書類にサインして、肺炎球菌のワクチンも打つ。副作用の一つで、感染しやすくなるから、ぜひ二斗のことで、自費、一万以上のワクチンを打ってもらう。
来週、13日に入院して、14日から、抗がん剤治療の、1クールに入ることになる。入院手続きと会計を済ませると、4時半を回っていた。